大阪は来年の関西万博に向けて、関空も工事が進んでいるし(その分、今は不便)、いろいろと観光客向けのサービスを開発しているようだ。

 これも先日新聞に載っていたニュースだが、JR大阪駅北側のうめきた地下口には、スマホのアプリで事前予約ができる「スマートロッカー」がある。これだけなら特に驚かなかったが、実はこのロッカーは午後2時までに受付を済ませると、1時間以内に宅配業者がスーツケーツなどを取り出して、大阪市内のホテルに配送してくれるというのだ。

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 料金は大扉のロッカーで2,800円、中扉で2,300円、小扉で1,900円。今のレートだと2,800円でも20ドルなので、欧米人にとっては特に高いとは思わないのではないだろうか。

 私は全く知らなかったが、このサービスは5ヶ月前からあり、利用者の4割はインバウンドの外国人旅行者だそうだ。それに大阪だけでなく、もちろん東京にも同じようなロッカーはあるそうだ。

 でも東京も大阪も、地下鉄や私鉄が網羅していて、旅行者がバスを使うことはあまりないと思う。それに比べると京都は人気のある観光地はバスでしか行けないところも多い。そのバスにスーツケースを持って乗り込む観光客が、市民の日常生活を脅かしているのが現実だ。

 そのために6月1日から、観光特急バスというものが作られた。ただ土日祝とお盆、正月しかサービスはない。


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 だから京都こそ、この宅配してくれるロッカーを設置すべきではないだろうか。外国人が利用するのは、ほとんどがJR京都駅なので、ここにこのロッカーがあれば、バスにスーツケースを持ち込む旅行者も減るのではないだろうか。


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