ソウルに行くと決めた時、まずチムジルバンに行こうと探しました。韓国といえばアカスリ、もうずいぶん前にしてもらっただけなので、今の相場もわかりません。いつも通りGoogle mapで景福宮に近いところを検索しました。見つけたのが、この「仁寺洞汗蒸幕」です。
 
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 建物はちょっと古く、エレベーターも怪しげだったのですが、クチコミはまあまあよく、受付でこの表を見せられました。
 
後ろの壁には、お風呂だけなら9,000ウォン、お風呂とサウナだと13,000ウォンとありましたが、このあかすりマッサージコース900,000ウォン(一万円弱)を選びました。

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 受付の方は、少し日本語を話してくれましたが、アカスリおばさんは、身振りと「シャワー」とか「バック」(うつ伏せに寝てという指示でした)とかの英単語。だから流れがわからなくて、ちょっと困りました。

 まず受付から更衣室に行き、服を脱いでお風呂場へ。おばさんからはシャワーを浴びろと言われ、その後はお風呂へ。あまり広くない浴槽が2つと水風呂がありました。そうしているうちにおばさんに呼ばれて、アカスリ台へ。

 まずきゅうりパックをされて、顔を熱いタオルにくるまれたままアカスリ。夏中シャワーだけで済ませていたし、その後も自分でゴシゴシ身体をこすり洗いしていなかったので、きっと大量のアカが出るんじゃないかな。赤いビキニのような定番のウェアに身を包んだおばさんにされるがまま、スッポンポンの私は本当にまな板の上の鯉。

 思ったよりも痛くなくて、それが終わると熱いタオルを乗せてかなりハードに押されるマッサージでしたが、とても気持ちがよかったです。アカスリは本当に全身がひと皮むけたという感じです。その後シャンプーとトリートメントをしてもらいました。

 その後、またおばさんにお風呂に入れと言われ、しばらくすると、外に出てチムジルバン用の服を着せてもらい、チムジルバンへ入りました。

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 結局熱すぎて、あまりゆっくり寝ていられませんでした。ちょっとのぼせそうなので、あきらめて外に出て、頂いたお水を一気飲み。

 この日は、夕方に「ナンタ」劇場に行くので、結局あまりゆっくりチムジルパンを楽しむことなく、出てきてしまいました。もう2時前になっていたので、この近くにあるというアワビ粥の有名なお店へ。でも最初通り過ぎて、違う店に入ってしまい、そこで「アワビ粥が食べたい」とGoogle Translationで見せると、そこのおじさんは、わざわざ私をこのお店の前まで連れて行ってくれました。

「チュギチャルマジャ」と読むようです
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一番安いアワビ一個いりのお粥  15,000ウォン
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2個入り22,000ウォン 3個入り28,000ウォン 4個入り34,000ウォン
1個でもランチには十分でした

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いや、ホントに美味しかったです

 この日は明洞に移動し、「ナンタ」を見るまでブラブラしました。昼間は屋台は出ていないのですが、「ナンタ」が終わった6時半には、たくさんの屋台が並んでいました。

そこで私が見たことがなかったものがあり・・・
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卵パンなんですが、食べてみると普通の卵とパンでした
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結局屋台ではどうしても食べたいものが見つからず

また前日に行ったローカル食堂へ行きました

なぜ焼き芋が・・・というと
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 7時半頃にその食堂へ行くと、地元の人たちで席は半分ちょっと埋まっていました。メニューを指さして注文すると、隣の席の人が英語で話しかけられました。
「何を注文したの?」
「これです。(肉鍋みたいなもの)」とメニューを指差す。
「おいしいよ、それ。これ、食べる?」と焼き芋一本差し出されました。
 半分くらい食べて、結局持ち帰りましたが・・・。

この肉鍋定食も8,000ウォン
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 この日は朝から景福宮を見て、チムジルパンに行き、明洞を少しウロウロして、「ナンタ」を見て、美味しいものもたくさん食べた大満足の一日でした。