美味しいものを求めてドライブした日は最後にこんなところへ行きました。
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 このあたりには、「締め殺しの木」が2本あるそうです。そのうちオーストラリアでも最大の方を見に行きました。約700年前にイチジクに着生された主木が絞め殺され、45度傾いたところでもう1本の大木にぶつかり、最終的にはイチジクが大木も絞め殺している様子が見られるというのですが、私の貧弱な想像力では、どんなものか予想もつきませんでした。

木の説明がありました
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 最初に元の大きな木に種が植え付けられ(1)、そこか地面まで根が伸びてきながら、横の主木にも根が巻きつき、遂には主木を絞め殺します(2)。そして隣の小さな木に倒れ込み(3)、最後には主木は腐ってしまい、イチジクの木だけが残りました(4)。

カーテンフィグツリー

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このカーテンフィグツリーの周りは100mのボードウォークがあり
ゆっくり歩きました


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絞め殺された元の木は何だったんだろうかと気になりました

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 もっといろいろな角度から取ろうと思ったら、この少し先にカップルがいて、なぜかお香のようなものを焚いて、お経のようなものを唱えだしました。その様子を見た次女が、ぎょっとした顔をしてさっさと行ってしまい、仕方無しに私もその場を離れました。

 もう一つのフィグツリーの場所は「聖堂の樹」として言われているので、このカーテンフィグツリーも神聖な場所と考えられているのかもしれません。

この近くでこれまで見たことのない動物標識を発見

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 オーストラリアには3年間住んでいたので、その間、シドニーのあるニューサウスウェールズ州、メルボルンのあるビクトリア州はかなり車で移動したし、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、タスマニアでも運転したことがあります。でもこれは見たことがなかったので、調べてみると、「木登りカンガルー」でした。私も見たことがありません。

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spaceship earthより
 
 運転中に、カンガルーに飛び出されたことや、道路脇で死んでいるカンガルーやウォンバットを見たことはあります。でも広いオーストラリアには、まだまだ知らない動物がいるのだなと実感しました。