ミャンマーの特殊詐欺グループに連れ去られていた高校生のニュースは、日本でも大きく取り上げられていたようだが、最近、本当に高齢者を狙う詐欺電話が急増しているようだ。帰国後、弟にラインしてみると、こんな返事が返ってきた。

「母のところに変な電話が多いみたいやから、留守電にしたほうがよくないか?」
土曜日に母のボランティアに付き添った日、家に戻って設定をして、母に練習をしてもらった。
・電話にすぐ出ないこと
・留守電になって、その声を聞いてから受話器を取ること

 なのに弟からまたラインで、昨日たまたま寄ったら、お金を払えのような電話があったと母が言うらしい。たぶん母は留守電のことは忘れて、ダイニングにある子機をすぐ取ってしまったのだろう。

「もう固定電話やめたほうがいいかな。」
「でもお母さんは、携帯の使い方を100%理解してるわけじゃないよ。」
ということで、リビングの子機をやめて、玄関の親機だけにして、その上に「留守電を待て」という紙を貼っておけばいいのではないかということになった。

 そんな話をした翌日、私の電話に3本の着信があった。1本は登録済みのところ、もう1本は、直前に問い合わせをしたクレジット会社だった。(これは電話番号検索サイトで確認)そしてもう1本が「+800」で始まる電話だった。

 海外からの可能性はタイ(+66)とマレーシア(+60)かニュージーランド(+64)。こんな番号を見たことがなかったので調べてみると、これは世界共通の国際フリーダイヤル番号だとわかった。

 そして問題なのは、この国際フリーフォンは着信課金電話番号と呼ばれ、電話をかけた側でなく、受けた側が通話料を負担する仕組みになっていること。

 そうこの電話に出てしまったら、自分で通話料を払わなくてはならない!

 うっかり出なくてよかった!今後、+800と見えたら、絶対に電話に出ないでおこうと強く心に刻んでおこう。
忘れないため「詐欺」と登録
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 皆様も、どうぞご注意ください。


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