北アメリカ大陸は、9日間の駆け足で、トロントからヨーロッパに向かいます。スターアライアンスグループの航空会社だけしか使えないので、トロントからだとエアーカナダ、ルフトハンザ、ユナイティッドのどれかが就航している都市に向かうことになります。

 私が行きたいバルト三国に直接入る飛行機はないので、まずどこかの都市に入り、そこからエストニアのタリンか、リトアニアのビルニュスに向かうことにしました。でもバルト三国内は、どちらを出発点にしても、バスや列車だけで移動することになります。

 でも地上移動も1回のフライト、移動マイルとして換算されるので、なるべく少ないマイルで移動するために、まずトロントからフランクフルトへ飛び、そこからエストニアのタリン、そしてリトアニアのビルニュスからイスタンブールへ飛ぶことにしました。

 去年ターキッシュエアーを利用したときに、トランジットツアーという無料のツアーに参加しました。でもちょっと時間が足りなくて、クルーズ以外はあまり観光ができなかったのです。



 実はトルコは、30年以上前に新婚旅行で訪れた地でした。その前にもペンフレンドがいたために、イスタンブールへは行っています。でもはるか昔のことで、あまり覚えていないので、もう1度美しいブルーモスクやアヤソフィアを見たいと思いました。

 ここでヨーロッパ大陸とお別れです。まあトルコはイスタンブールの一部がヨーロッパ側で、ほとんどがアジア側になるんですけどね。

 日程としては、これで日本を出発して約1ヶ月です。次のアジア大陸ですが、やはり移動型の旅の後は、バンコクでのんびりしたいので、イスタンブールからバンコクへ飛び、そこで世界一周の旅は一時中断します。

 スタアラの世界一周航空券は1年間の有効期間なので、途中で中断することができます。そこでバンコクから大阪へは別に航空券を買い、往復することにしました。

 今回のスタアラ世界一周航空券は最大39,000マイルまで。ここまででだいたい23,000マイルほどでした。マイル数をカウントするには、いくつかのサイトがあり、これらを使いました。ここから残りのマイルをどう使うのか、考えるのも楽しいです。

Airmilescalculator https://www.airmilescalculator.com/

Webflyer http://www.webflyer.com/travel/mileage_calculator/

 飛行機のマイルを計算したり、就航都市を確認するには、空港コードを利用することが多いです。私は以前に世界一周航空券を利用したとき、かなりの空港コードを覚えたのですが、今回はまったく行ったことのない都市もあるので、計画するときに、まず可能性のある都市の空港コードを書き出しました。これは、後日ANAで予約をしたときも役に立ちました。

 空港コードは例えばスワンナプーム空港ならBKK、ドーンムアン空港ならDMK、成田空港ならNRT、関西空港ならKIXという3文字のアルファベットです。

 世界一周の残り部分はまだです。タイからどこへ飛ぶのか、次回に続きます。