2003年に初めて世界一周航空券を使った当時は、まだJALがワンワールドに加盟していませんでした。それでアメリカン航空でマイルを貯め、その1回で5万マイルを超えて上級会員になれました。上級会員になると、ワンワールドグループの航空会社を使うときはビジネスラウンジに入れるし、優先搭乗や荷物のプライオリティタグもつけてもらえます。でも会員の有効期間は1年間だけです。

 海外の航空会社の上級会員条件はほとんど同じで、年間5万マイルを飛ぶことでした。JALやANAは、マイル数だけでなく搭乗回数を超えれば上級会員になれる方法もあり、いったん上級会員になると、それに対応したクレジットカードを持つことで、無期限に上級会員になれるシステムでした。このために一日に東京ー那覇を3往復するようなJALの「JGC(Japan Grobal Club)修行」や「SFC(Super Flyer's Card)修行」をする人も増えました。

 でも最近JALはルールを変え、年間5万マイルか50回の搭乗だけでは1年間だけしか上級会員になれず、以前のように生涯続けるためには、カードやふるさと納税や資産運用など、生活に関連したJALのサービスでポイントを貯めることが必要になりました。そのためかなりハードルが高くなったと思います。

 一方ANAは、まだ大きくルールを変えていません。同じようなANAサービスを使う条件もありますが、以前と同じくフライトマイルだけで大丈夫です。

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 このプラティナムで、スターアライアンスゴールドというステイタスになるので、スタアラグループの飛行機に乗るときは、
優先カウンターでのチェックイン、保安検査の優先レーン、ビジネスラウンジ使用、優先搭乗、手荷物のプライオリティタグなどの特典が受けられます。

 そしてプラティナムになると、今持っているANAゴールドワイドをSFCカードに変えてもらうことができ、そのカードは年会費を払い続ける限り、ステイタスが維持されます。

 今回の世界一周では、このANAのプラティナムを目指します。プレミアムポイントというのは、単純なマイルではなく、路線やクラスによってもポイント数が変わるので、ANAホームページにある「ANAフライトマイル・プレミアムポイントシュミレーション」を使って、5万ポイントを超えるように計画を立てました。

 でも最初の計画では、5万プレミアムポイントまでギリギリだったので、3月に母が行きたいと言ったプレミアムクラスでの宮古島往復のおかげで、超えることになりました。でも最後のフライトは12月の予定なので、本当にギリギリ間に合いそうです。

 世界一周のルートを考えるのは本当に面倒で、それを旅行社に頼む人も多いようですが、私はそんな面倒なところも楽しくて、マイル計算ばかりしていました。でも今回はどうしても行きたいところを先に決めていたので、それほど時間はかかっていません。

 バンコクから大阪へのフライトについて書くつもりだったのに、先にANAの上級会員のことを書いてしまいました。プランニングだけで、まだ2回くらい続きそうです。

最近娘とコンビニによく行きます。
ローソンで見つけたこれ!美味しいです!
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ローソンHPより
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