今回ワンワールドではなくスターアライアンスの世界一周航空券を選んだのは、スタアラだと日本に一時帰国が可能だからなんです。ワンワールドだと、一時帰国するには、中断した地点から日本往復のチケットを買わなければなりませんが、スタアラは条件を満たせば可能なのです。

条件1:途中帰国するには、出発空港と違う空港に戻ること
  ただし、成田と羽田は同じ東京となり、関空、伊丹、神戸も同じ関西扱いなので、別空港扱いになりません。
条件2:一時帰国するのは、アジア、オセアニアの空港からだけ
条件3:フライト回数16回以下、39,000マイル以下
  これは、Star 3 の条件です。

 私の出発は関西空港なので、バンコクから日本往復も関西以外なら使えるかもと思ったのですが、マイレージが超えてしまうので、別チケットを組み合わせました。

 11月にバンコクからシンガポール、そしてANAを使って羽田に戻ります。これはANAの東京行きが希望日に取れなかったためです。ANAのプレミアムポイントは、アジア、オセアニア便にボーナスポイントがつくために、日本に戻るにはANA便しか使いたくないのです。

 ここで世界一周チケットは、羽田にストップオーバーすることになります。羽田から大阪へは別チケットで戻り、いよいよ最後の旅は12月のオーストラリアにしました。私は昔、ウーロンゴンという町に1年、メルボルンに2年弱住んでいたことがあります。その後私は3,4回メルボルンに行ったことがあるのですが、次女はもう20年以上前に行ったきりなので、二人でメルボルンに行きたいと思ったからです。

 12月中旬に、別チケットで伊丹から羽田へ。そして世界一周チケットを再開し、羽田からシドニー。オーストラリアにはスタアラグループの航空会社がないので、移動はジェットスターで別チケット。そして最後はシドニーから羽田、そして伊丹へと戻り、世界一周が完結します。

 マイル数は正確にはわかりませんが、39,000マイル弱、そしてフライト数は限度いっぱいの16回になりました。

 だいたいのルートを決めてから、ANAに電話をして予約を取ることにしました。実はもうずいぶん前に購入したのですが、ちょっと大変でした。次回はそのことを・・・。