ずいぶん前に、京都市京セラ美術館で開催された「モネ 睡蓮のとき」のチケットを2枚買っていました。会期は3月7日から6月8日までだったので、GW明けくらいに行けば混んでいないかなと思っていたのですが、5月は予想外の忙しさで、結局行く暇がありませんでした。

 6月に入り、次女のNZへの帰国も迫ってきた先週金曜日、ようやく二人で出かけることにしました。日ごろ私たちは車で外出することが多いので、二人で電車に乗るのは久しぶりです。

京都市京セラ美術館
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 実は私、大昔に1年間の浪人生活を岡崎公園の近くにあった予備校で過ごしました。だからこのあたりは、本当によく歩いたところです。今は京セラ美術館というようですが、以前は京都市美術館という名前でした。向かいにも京都国立近代美術館もあり、浪人生活とはいえ、2,3回、何かの展覧会へ行きましたが、そのひとつが「エジプト展」で、そのおかげで数年後エジプトに旅行しました。

 小学校時代の図工も、中学校の美術もずーっと3しかもらったことがない美的感覚には全く自信のない私ですが、若い時にヨーロッパをバックパックで回ったとき、本物の絵を見て、少し絵画に目覚めました。でも、「違いがわかる」には程遠いです。

 ほとんどの絵画は写真撮影不可でしたが、なぜかひとつの部屋だけ写真、ビデオともにOKでした。そこで撮ったのがこの3枚です。
 
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 この展覧会は「睡蓮のとき」というだけあって、睡蓮の絵がかなり多いです。そして絵画のほとんどが、パリのマルモッタン・モネ美術館から来ていました。


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 存命中に認められない画家も多いようですが、モネは40才代後半には世間によく知られるようになり、50才以後に、広大な自宅の敷地の中の睡蓮の池をテーマに描くことが増えたそうです。自宅敷地の地図もありましたが、かなり広かったです。

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ここは自分が絵の中にはいったような気分になれるところです
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 会期終了まであと2日の金曜日だったせいか、午前中なのに、かなりの人が来ていました。ゆっくり絵を見たいという気持ちもあったものの、人ごみの苦手な私たちは、早々にギブアップしてしまいました。そして娘がGoogleで見つけたお店へ直行!

 11時過ぎにそのお店に着くと、すでに満席。というのは、予約は11時のみ受け付けるそうです。30分ほど待って、座席に案内されました。

おばんざい料理店「卯sagiの一歩」
アレンジこんにゃくセット1500円
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主菜はすべてこんにゃく料理です
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デザートに豆乳プリンとコーヒーも
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 食べ終わって外に出ると、10数人以上が待っていました。外国人も多く、きっといろいろSNSにあがっているんでしょうね。

 お料理は美味しかったです。でもやはりこんにゃくだけだと、夕方早くにお腹がすいてしまいました(′∀`)




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