ニュージーランドにいる次女は、動物の中でクマが一番好きだと言います。去年、二人で北海道に行ったときも、大好きなヒグマに会いに行きました。

 
 好きというだけあって、クマの生態やその恐ろしさもよくわかっていて、去年の旅行はドライブばかりで、ハイキングもしない予定だったのに、クマスプレーを買って持って行くと行ったのですが、クマスプレーは飛行機で運べないそうで、あきらめてくれました。結局、野生動物を見たのは、ちょっと病気っぽいキタキツネだけでした。

 でもそのクマ牧場で、クマに会わないようにするためと、万が一会ってしまったらどうするかということも勉強しました。でも最近のクマのニュースを見ると、そんな知識があっても、被害に会うかもしれないと思います。

 今日のニュースになったのは、世界遺産、白川郷で今朝8時半ごろ、白川郷から萩町展望台行きのシャトルバス乗り場付近で、スペイン人の男性観光客が、後ろからクマに襲われたというのです。幸いその男性は、右腕に擦り傷を負っただけの軽傷ですんだそうです。

 白川郷は、私もずいぶん前に行ったことがあります。でもそれほど山が近くにあった記憶がないのです。数日前も、青森県で早朝に散歩に行っていた男性が後ろから襲われたり(幸い軽傷)、宮城県でキノコ狩りをしていた高齢女性が襲われて亡くなるというニュースを読みました。

 関西ではまだ大きな事故はないようですが、東京でさえクマの目撃情報があるということに驚きます。これも、温暖化でクマが冬眠しなかったり、クマの生息地で生ごみを放置したり、中にはクマにエサをやる観光客もいるそうで、クマが人里に近づいてくる理由になります。

 都会で暮らしていると野生動物に会うチャンスはほとんどないので、どんな動物でも見つけるとうれしくなりますが、猿も本当に目を合わせると襲ってくることもあるそうだし、奈良公園の鹿も、観光客に頭突きをしてくることもあるそうです。(でもこれは、観光客が何度も鹿にちょっかいをかけたためでした)

 野生動物との共存は、難しいこともたくさんあるでしょうが、人間も自然のルールを守り、動物の生活圏を侵害しないようにしていかねばなりませんね。

昨日の子ども食堂です
メインはピーマンの肉詰めと唐揚げ、ゴーヤチップス
トマトとキュウリのサラダ、赤ピーマンのきんぴら、
牛乳入りスープ(玉ねぎ、人参、ピーマン)、パイナップルとオレンジ
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