バンコクにいる間に、国立博物館ボランティアをしている友人が、また耳寄りな情報をくれました。シリキット王太后の弔問が行われていて、外国人でも行くことができるというのです。次にタイに来れる予定をまだ立てておらず、今回しか行く機会はないので、チュラーのタイ語講座で一緒になって以来の友人と行くことにしました。

 彼女とはもう7年ほどの付き合いですが、ちょうど同じ時期に日本に帰国し、その後も年3,4回はバンコクに来ている人なので、今回もタイミングが合えば会おうと約束していたのです。

 朝10時に王宮の前に待ち合わせましたが、入口がわかりませんでした。実は友人のラインには、ちゃんと「地下道から入る」と書いてくれていたの、見落としていたのです。

この写真は友人にもらいましたが、
タイ人は皆さんちゃんと黒服の上下です
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 私も一応今回も、黒のTシャツ、黒のパンツは持っていったので、それを着ていきました。友人も黒のブラウスとスカートっぽく見えるパンツ。でも待合のホールに入るところに、服装はこれですと説明があって・・・。私たちは服を借りてくださいと言われたのです。そうよく見ると女性はスカ―トのみでした。

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 それで思い出しました。私がタイの大学で働きだした年は、まだラーマ9世の喪中でした。そのため大学では黒のブラウスと黒のスカートと指定されました。一応上は黒のポロシャツでもOKで、襟があればいいとのことでした。

 私たちは受付でパスポートを出して、登録を済ませました。その後、奥にあるレンタルウエアのコーナーで、私は上下の服を借りました。上は黒のポロシャツ、下は黒のロングスカートでした。

こんな感じになりました
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 受付でも、レンタルのところでも、「タイに住んでるの?」と聞かれました。確かに単なる旅行者がここに来ることはないのでしょうね。私たちは、「以前バンコクに住んでたので」と答えておきました。

この広い待合ホールで30分ほど待ちました

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 昔から現在までのバンコクの写真が展示されていて、そこで写真を撮る人が多かったです。私たちもタイ人に混ざって撮りました。

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 いつ頃の写真家説明はなかったのですが、少なくとも現王朝になってからですよね。

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 待合ホールは左と右に分かれていたのですが、その左側のグループが一斉に移動しました。何人くらいかわかりませんが、かなりの人数でした。
 一般の人と同じ入口から入ります。一番左が外国人、右がタイ人と分けられますが、私たちはそのタイ人の入口から入り、ずっと右側に進みました。

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 ラーマ―キエン物語の壁画の外側に柵が作られていて、私たちはその内側、壁画の横をどんどん進んでいきます。

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 ぐるりと回って、ドゥシットマハープラーサート宮殿の前に来ました。このあたりになると、一般の観光客と黒服の私たちがかなり混ざり合い、渋滞になってきました。

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ちょっと小雨が降りだして、足元がぬれています

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 この宮殿は西洋建築とタイ建築が融合したすばらしい建築物なので、大学で「観光」の授業の「ガイド実習」のとき、いつもここで写真を撮っていました。

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 私が最後に「ガイド実習」で学生を連れてきたのは、2020年11月。もうコロナ禍でしたが、大学ではまだ対面授業もできて、バンコク内であれば、移動制限はありませんでした。

 この下の写真はその時のものですが、見渡す限り観光客がいないんです。ほとんど貸し切り状態のワットプラケーオは、きっと人生で一回キリの経験だと思います。

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 そこからどう行ったのかはわかりません。とにかく前についていくだけでした。そしてまたベンチがあるところに座らされ、そこでくつも靴下も脱ぎ裸足になり、荷物もすべてそこに置いて行くように言われました。

 そして弔問のために並んだのですが、そこで私は「下からズボンが見える」と叱られました。それまで黒っぽい靴を履いていたので目立たなかったのです。あわててウエストのあたりからたくし上げました。

 この写真も友人からいただいたものです。20人ほどのグループが順に座り、祈りました。時間も短く、すぐに外に出されました。

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 ベンチのところに戻り、靴を履いて出口のようなところに出ると、無料のジュース、水、カードがもらえました。そしてレンタル服の私たちは、横のテントのところで服をぬいで返却しました。

頂いたカード
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 たとえ日本人でも、私たちの世代にとって、ラーマ9世とシリキット王妃は唯一の王様、王妃という思いが強いと思います。私が初めてタイ語を学び、タイに来た時から、お二人の写真を至るところで見てきました。

 私はラーマ9世の葬儀の時もタイにいることができて、今回もこんな機会に恵まれたことは、本当によかったと思います。
 
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