5年前にタイへ行ったとき、住民票は抜いていった。でもがん手術をして一時帰国した時に、住民票を戻し、国民健康保険に加入した。当時夫は働いていたので、扶養家族に入るという手もあったが、そちらの方が手続きに時間がかかり、大阪がん病院の予約に間に合わないと思ったからだ。
同じ年(2019年)、10月にも帰国した。その次の4月にも帰国予定だったので、その時に、住民票を抜くかどうか判断しようと思っていた。でも結局コロナになり、今回の帰国が2年8か月ぶりになってしまったのだ。
住民票を抜かなかったので、当然国民健康保険も加入したままで、保険料も夫が立て替えて払っていてくれた。だから海外療養費をちゃんと請求しようと思った。
ネットで検索したが、あまり詳しくはわからず、また書類も面倒そうな感じだったが、とりあえず市役所に電話をしてみた。ネットには、日本の書類を現地の病院に持参して、医師のサインをもらわないといけないようなことも書いてあったが、現地の病院の診断書と領収書があればいいとのことだった。
申請は2年以内とのことで2019年11月から2020年7月のものは、もう申請できない。それに歯医者は、インプラント治療のため保険適用外の可能性が高い。それでも4か月ごとのBNH病院での術後検診については戻ってくるはずだ。
昨日、その書類をもらいに行った。電話で聞いたとき、その場で書いてもいいと言われたが、件数が多いので、持って帰ってゆっくり書いたほうがいいと思った。必要なもののリストももらってきた。
1 診療明細 formA (現地の診療明細とformAに和訳記入)
2 領収明細 formB (現地の領収書とformBに和訳記入)
3 調査に関わる同意書(受信者記入)
4 療養費支給申請書(世帯主が記入)
5 パスポートの出入国スタンプページ
6 国民健康保険証
7 振込先情報
8 印鑑
1~4の書類は、国民健康保険のWebページからダウンロードもできる。書いてみると、それほど面倒な書類でもなかった。
結局BNH病院での術後検診が5回分、去年の人間ドッグで引っかかった胸のしこりでの受診が2回、昨年末の食中毒と計8回分を書いて、今日、持っていった。マヒドン歯科病院は、毎回領収書しかもらっておらず、詳しい診察内容がなかったので、申請はできなかった。
係りの人も、あまり慣れていない様子で、書類のチェックもほとんどなし。審査に2ヶ月かかるとのことで、問題がなければ10月末に振り込みされるそうだ。何かあれば電話がくるそうだが、さてどうなるだろう。
終わって帰ろうとしたときに、「お弁当販売」という張り紙が見えた。昔、学校にも作業所の人たちがパンを売りに来ていたけれど、そんな感じかなと思い見に行くと、お店の一覧表が貼ってあった。
作業所だけでなく、名前を知っているお店やお弁当屋さんもあった。今日は、私も利用したことのあるお弁当屋さんも出していた。
「帰りにお店に寄ることもできるんですけど、メニューはおなじですか?」
「店の方が、もっといろいろありますよ。でも同じものでも、ここは市役所価格で、ちょっと安いんですよ。」
そうなんだ。ということで、家では作らない揚げ物が入った日替わり弁当を600円でお買い上げ。
うーん、2日連続でお昼は買って来てしまった。まあでもいいか。なんせ外は体感40度はあるだろうという灼熱地獄。その中を帰宅して、何か作る気になるわけがない。
最近はタイにいた時より、シャワーの回数が多い。外出から戻るとすぐシャワーを浴び、すぐにエアコンをつけ、お弁当を頂いた。もうずっとエアコンをつけたままなので、一体電気代はどれほどになるんだろう。
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