今回の奥琵琶湖へのドライブ旅行は、叔母がかなり母の話し相手をしてくれたおかげで、それほどイライラすることもなく穏やかに過ごせました。それでも、もう何回も聞いている祖父の自慢話(母は30代で父を亡くしているので、ファザコンのケがあると思っています)は、もう返事の仕様がないんですよね。叔母は結婚する前なので祖父を知らず、私も小学校に入ったときはすでに病床にいて、ほとんど思い出がないので、どれほど祖父が偉大だったかと言われても、「あーそうですか」と他人事です。
二日目は9時半頃までメジャーリーグの試合を見て(1イニング目の連続奪三振、その後のホームランという大谷の活躍!)、私にとってはいつもどおりの奥比叡ドライブウェイを走り、長浜の手前の道の駅で買い物をして、またお気に入りのところでランチを食べました。
そして、ゆっくりと琵琶湖の西を走り、高島市の道の駅に寄り、湖西道路、高速を使って大阪市内の叔母たちの家まで送りました。その後また母の家に戻り、そこで買ってきたうなぎ弁当を半分ずつ分け、私は笹ずしも2個食べ、自宅に戻りました。
ちょっと物足りなかったので、家で冷蔵庫に残っていた野菜スープを食べ、さあブログを書こうかとPCに向かったとたん母から携帯に電話が入りました。
「私、あそこ(奥琵琶湖GFC)に、入れ歯忘れてきたわ。お湯のみに水と一緒に入れて、冷蔵庫の上に置いてきた」とかなり具体的に説明するのです。
「今さっきGFCに電話してんけど、折り返しかけるって言ったのに、かかってこないやけど。」
「私がもう1度かけてみるわ。でももう遅いから、お母さんには明日かけなおすね。」
そしてGFCにかけると、ちゃんとフロントの男性が応対してくれて、「掃除の者は、何も言ってませんでした。もう帰ったので、明日確認してからお電話しようと思っていたんですが」との返事。
そのフロントの方と話しながら、私はかなり冷静に思い出してきて、少なくともテーブルの上にはなかったし、何よりも、お昼の鮎定食も、帰宅したあとのうなぎご飯も、母は何も言わずにぺろりと食べていた姿が思い浮かびました。そう、もし入れ歯が入っていなかったら、「あっ私入れ歯をいれてない」と言うはずなんですよ。
翌朝、GFCからは丁寧に、「もう一度探しましたが、ありませんでした」とお電話を頂き、「多分母の思い違いだと思います」と返事しておきました。その後すぐに母に電話をして「入れ歯あった?」と聞くと、また「あそこに忘れてきた」といいます。
でも今回は、私も怒らず優しく「お母さん、鮎定食食べたよね。家でうなぎご飯も一緒に食べたよね。その時何も言ってなかったから、ちゃんと食べられたよね。」
「いつもと違うところにうっかり置いてると思うから、ゆっくり探してみて」と電話を切りました。
そして夕方、母から「見つかった」という電話がありました。「笹ずし食べようと思ったら、そのパックの上に紙で包んだ入れ歯があってん」
もう何をしているやら(*´Д`*)
タイから帰って3年、母は確実に老いて、認知能力や記憶力も弱ってきています。でも1月には90歳になる母が、まだ一人で食事を作り、洗濯し、入浴も一人でできるのだから十分だと思います。とにかく私は、母ではなく、90歳の知り合いのおばあちゃんと思えば(実際には難しいんですが)、もっと優しくなれるので、気持ちを切り替えなくてはと日々感じています。
二日目は9時半頃までメジャーリーグの試合を見て(1イニング目の連続奪三振、その後のホームランという大谷の活躍!)、私にとってはいつもどおりの奥比叡ドライブウェイを走り、長浜の手前の道の駅で買い物をして、またお気に入りのところでランチを食べました。
いつもの福島屋さん 子持ち鮎の昼定食1200円
そして、ゆっくりと琵琶湖の西を走り、高島市の道の駅に寄り、湖西道路、高速を使って大阪市内の叔母たちの家まで送りました。その後また母の家に戻り、そこで買ってきたうなぎ弁当を半分ずつ分け、私は笹ずしも2個食べ、自宅に戻りました。
ちょっと物足りなかったので、家で冷蔵庫に残っていた野菜スープを食べ、さあブログを書こうかとPCに向かったとたん母から携帯に電話が入りました。
「私、あそこ(奥琵琶湖GFC)に、入れ歯忘れてきたわ。お湯のみに水と一緒に入れて、冷蔵庫の上に置いてきた」とかなり具体的に説明するのです。
「今さっきGFCに電話してんけど、折り返しかけるって言ったのに、かかってこないやけど。」
「私がもう1度かけてみるわ。でももう遅いから、お母さんには明日かけなおすね。」
そしてGFCにかけると、ちゃんとフロントの男性が応対してくれて、「掃除の者は、何も言ってませんでした。もう帰ったので、明日確認してからお電話しようと思っていたんですが」との返事。
そのフロントの方と話しながら、私はかなり冷静に思い出してきて、少なくともテーブルの上にはなかったし、何よりも、お昼の鮎定食も、帰宅したあとのうなぎご飯も、母は何も言わずにぺろりと食べていた姿が思い浮かびました。そう、もし入れ歯が入っていなかったら、「あっ私入れ歯をいれてない」と言うはずなんですよ。
翌朝、GFCからは丁寧に、「もう一度探しましたが、ありませんでした」とお電話を頂き、「多分母の思い違いだと思います」と返事しておきました。その後すぐに母に電話をして「入れ歯あった?」と聞くと、また「あそこに忘れてきた」といいます。
でも今回は、私も怒らず優しく「お母さん、鮎定食食べたよね。家でうなぎご飯も一緒に食べたよね。その時何も言ってなかったから、ちゃんと食べられたよね。」
「いつもと違うところにうっかり置いてると思うから、ゆっくり探してみて」と電話を切りました。
そして夕方、母から「見つかった」という電話がありました。「笹ずし食べようと思ったら、そのパックの上に紙で包んだ入れ歯があってん」
もう何をしているやら(*´Д`*)
タイから帰って3年、母は確実に老いて、認知能力や記憶力も弱ってきています。でも1月には90歳になる母が、まだ一人で食事を作り、洗濯し、入浴も一人でできるのだから十分だと思います。とにかく私は、母ではなく、90歳の知り合いのおばあちゃんと思えば(実際には難しいんですが)、もっと優しくなれるので、気持ちを切り替えなくてはと日々感じています。
道の駅であったかぼちゃ ハロウィンが近いためでしょうね




































