母はたぶん私が物心がついたころから茶道・華道をしていて、私が小学校の高学年になるころには、自宅で教えていた。看板をあげて手広くやっていたわけではないので、お弟子さんはいつも少なかったが、コロナ前までは数人の方が来られていたようだ。でもそのお弟子さんたちもすでに高齢となり、結局コロナ後は来られなくなってしまった。
文化教室のようなところに教えに行っていた時期もあるが、それも70代になる頃にはやめていたと思う。でも25年ほど前から近くの小学校の土曜茶道教室のボランティア講師は、ずっと続けている。
コロナ禍はずっと教室はやっていなくて、ちょうど2年前に私が帰ってきた頃に再開した。コロナの2年半ほどやっていなかったために、お世話をしてくださる方も、母もかなり戸惑っておられたが、その最初の日に母の手伝いと思っていったのが、運のツキというか・・・。結局、私が中心でやらざるを得なくなってしまった。
もちろん母は茶道の細々としたことも忘れていない。もし1対1で大人に教えるのなら、今でもやれると思う。でも一度に20人もの子どもたちの相手をするのは、もう無理なのだ。時間配分もできないし、全員に目を配ることができない。でもそれは仕方のないことだ。
もうずいぶん以前から、母も後継者を探していたようだ。でも思っていた方が体調を崩されて、もうあまり外出ができなくなってしまったようで、結局新たな後継者が見つからない。その土曜教室のお世話をしておられる方たちは、私に後を次いでもらいたいと思っているのはわかる。でも師範の資格を持っているとはいえ、もう長い間お稽古もしていないし、裏千家淡交会という師範以上が属さねばならない会にも入っていない。
毎月1回で、子どもたちはかわいいし、楽しくもある。でももし母が行けなくなったときに、このまま続けていこうと思えない。
母は何度も私に聞いてくる。
「淡交会に入る?」
「いや、私はお茶をしようと思ってないから。」
母は子どもたちにもよく言っている。
「外国に行ったとき、お茶を知らんかったら恥ずかしいよ。」
いや、お母さん、もうそんなことはないよ。外国人にとって茶道への興味なんて、かなり低い方なんだから。
私は茶道を学ばせてもらったことはありがたいと思う。でも若い頃通った偉い先生方の集まるお茶会のことを思い出すと、もう1度その世界に戻りたいとは思わない。
さあ本当にどうしよう。とりあえずまた今度の土曜日はその茶道教室だ。今年に入ってまた子どもたちの数が増え、学年ごとに2部制にしているのだが、とにかく2時間以上動きっぱなり、声を出しっぱなしで、汗びっしょり(その部屋にエアコンがない)。まあ少し涼しくなったから、前回よりはマシだろうけど。
これは先週土曜日の子ども食堂。寄付されたものを片付けなくてはならないため、かなり炭水化物が多いメニューになってしまったけど・・・
ペンネアラビアータ(ソーセージ、人参、玉ねぎ)、ブロッコリー、きゅうり、ハムのサラダ、サラダバーガー半分、コーン入りおにぎり、野菜とハムの卵焼き、水菜とツナの煮物、チョコマフィン半分、かぼちゃスープ(スープは私がいちから作りました)
(パンとかマフィンは、コストコからの寄付なんです)
文化教室のようなところに教えに行っていた時期もあるが、それも70代になる頃にはやめていたと思う。でも25年ほど前から近くの小学校の土曜茶道教室のボランティア講師は、ずっと続けている。
コロナ禍はずっと教室はやっていなくて、ちょうど2年前に私が帰ってきた頃に再開した。コロナの2年半ほどやっていなかったために、お世話をしてくださる方も、母もかなり戸惑っておられたが、その最初の日に母の手伝いと思っていったのが、運のツキというか・・・。結局、私が中心でやらざるを得なくなってしまった。
もちろん母は茶道の細々としたことも忘れていない。もし1対1で大人に教えるのなら、今でもやれると思う。でも一度に20人もの子どもたちの相手をするのは、もう無理なのだ。時間配分もできないし、全員に目を配ることができない。でもそれは仕方のないことだ。
もうずいぶん以前から、母も後継者を探していたようだ。でも思っていた方が体調を崩されて、もうあまり外出ができなくなってしまったようで、結局新たな後継者が見つからない。その土曜教室のお世話をしておられる方たちは、私に後を次いでもらいたいと思っているのはわかる。でも師範の資格を持っているとはいえ、もう長い間お稽古もしていないし、裏千家淡交会という師範以上が属さねばならない会にも入っていない。
毎月1回で、子どもたちはかわいいし、楽しくもある。でももし母が行けなくなったときに、このまま続けていこうと思えない。
母は何度も私に聞いてくる。
「淡交会に入る?」
「いや、私はお茶をしようと思ってないから。」
母は子どもたちにもよく言っている。
「外国に行ったとき、お茶を知らんかったら恥ずかしいよ。」
いや、お母さん、もうそんなことはないよ。外国人にとって茶道への興味なんて、かなり低い方なんだから。
私は茶道を学ばせてもらったことはありがたいと思う。でも若い頃通った偉い先生方の集まるお茶会のことを思い出すと、もう1度その世界に戻りたいとは思わない。
さあ本当にどうしよう。とりあえずまた今度の土曜日はその茶道教室だ。今年に入ってまた子どもたちの数が増え、学年ごとに2部制にしているのだが、とにかく2時間以上動きっぱなり、声を出しっぱなしで、汗びっしょり(その部屋にエアコンがない)。まあ少し涼しくなったから、前回よりはマシだろうけど。
これは先週土曜日の子ども食堂。寄付されたものを片付けなくてはならないため、かなり炭水化物が多いメニューになってしまったけど・・・
ペンネアラビアータ(ソーセージ、人参、玉ねぎ)、ブロッコリー、きゅうり、ハムのサラダ、サラダバーガー半分、コーン入りおにぎり、野菜とハムの卵焼き、水菜とツナの煮物、チョコマフィン半分、かぼちゃスープ(スープは私がいちから作りました)
(パンとかマフィンは、コストコからの寄付なんです)