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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

母の介護

母と娘と一緒に、太陽の塔へ行きました

 タイから帰国した年、バンコクに住む友人が大阪まで来てくれて、一緒に万博公園へ行き、太陽の塔の中を見学しました。私は毎日太陽の塔を見ながら通勤していたのに、その中に入れることを知らず、その友人の希望で初めて行ったのです。大阪万博開催時は、確かものすごい人で、一度も太陽の塔に入れませんでした。それから52年後に入った太陽の塔は、半世紀も前のデザインだとは信じられないくらい斬新で、岡本太郎さんの天才ぶりを再認識しました。



 その時に、ぜひ次女にも見せたいと思ったので、昨日の母の病院のあと、自宅に戻り娘をピックアップして、食事をした後、万博公園へ向かいました。でも昨日はかなり冷え込んで、万博公園の駐車場に着いたころには、雪がちらほら。もし天気が良ければ、公園内を散歩しようと思っていた気持ちは一気に消えました。

 3日前にネットで予約をして2時半からの部に参加。と思ったのですが、お客さんが少なかったためか、グループが来るたびに係の方が最初に説明をして、すぐに自由見学となりました。そして2年前と変わっていたのは、スマホ使用料500円を払うと、特別なホルダーケースを貸してもらえて、そのスマホを持つ人だけは撮影可能ということになっていました。前回は、1階部分だけしか撮影できなかったのですが、今回の写真は、私のiPhoneで娘が撮ってくれました。

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 ずっと階段を歩いてあがっていくのですが、母は手すりを持ちながら、一人で上がっていきました。娘の方が写真を撮っているので、遅れがちになり、どんどん歩く母を追いかける形となりました。

 動物とか生物の進化に興味がある娘は、本当に楽しそうでした。母も「おもしろいね」と喜んでいたので、一緒に行けてよかったと思います。

1970年公開時は、ここの階段を登っていけたそうです





母の病院へ付き添いで思うこと

 母はもう10年近く、3ヶ月に一度、「もの忘れ外来」に通っているのだが、母の家からは少し交通の便が悪いところなので、ずっと弟か私が車で送り迎えをしている。私がタイにいた5年間は、義妹も助けてくれていたので、帰国後はずっと私が付き添っている。

 通院日はカレンダーに書いているし、昨日は確認の電話もしたのに、今朝8時15分に母のところに行くと、鍵が2重に閉まっていて、私が持っている鍵だけでは玄関が開かなかった。すぐ母が開けてくれたが、「ごめん、今、起きたとこやねん」という。ちゃんとベッドのところにも、私が8時15分に行くというメモを置いたのに、一度目を覚ました後、また寝てしまったらしい。それでも何とか間に合う時間に起きてくれてよかった。

 朝食を食べていない母は、病院でパンとカフェオーレを買い、少し食べてから診察室へ向かった。
半年に一度は認知症テストも受けるが、前回そのテストをしたので、今日はお医者様との会話だけ。
どうですか、最近。年末年始はどうでしたか?」とお医者さん。
「いつもどおり、一人でなんでもやってます。買い物行って、ご飯も作って・・・」
(ちょっと待て、大晦日に救急車で運ばれただろ!)

 私が、母が転んで頭を打ったこと、CTを撮ってもらって異常がなかったこと、その後24時間も何もなく、3日後の新年会のときも、食欲もあり何ともなかったことを話した。

 それ以外の会話は、本当にいつもと全く同じだ。母の言うことも決まっていて、それをPCに入力しているお医者さんを見て、きっと毎回同じとわかっておられるだろうなあと思う。でもそれは、急激に認知症が進行していないという証明でもあると思う。

 頂いているお薬がどれほど認知症の進行を抑えてくれているのかはわからないが、私がお薬ケースをチェックするようになって、飲み忘れは減った。多少は役に立っているのだろう。ただ記憶力は本当に低下している。前日電話をしたことも覚えていないようだ。

 それでもルーティングワークをこなすことはできるので、まだ一人で生活はできている。相変わらず冷蔵庫はパンパンで、冬なので入りきれない野菜が寒い廊下に並んでいたが。何とか、今の暮らしを続けてくれるとよいのだけど。




今年の新年会は、義妹と一緒に母を説得

 昔から正月2日は私の実家に集まり、両親、弟夫婦と私達家族で昼からお節+お鍋で食べ続け、子どもたちが小さいときは、夜にたこ焼きをするのが通例でした。家族全員大阪生まれ大阪育ちなので、一家に一台たこ焼き器は当然のことです。だから実家のと、我が家のでガンガン焼いていました。

 でも子どもたちが中学生になった頃からは、大人は年とともに食欲も少し落ち、もともと酒メインの弟夫婦はたこ焼きもあまり食べなかったので、昼にお節を食べ(この頃には、母もお節を外注)、夕方からしゃぶしゃぶというメニューに変わりました。実家の近くにはとても美味しいお肉を売る個人経営のお店があり、年末に母がそこで並んで買ってきてくれます。

 昨年から結婚した長女夫婦の都合で、新年会は3日になりました。ということで昨日はまず11時に私達(夫、娘、私)と弟が集まり、鍋の用意や椅子テーブルの準備をして、12時頃娘夫婦と義妹が来て、新年会の幕開けとなりました。

今年も弟が手配してくれたお節6段 
支払いは母です(^∀^)
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 あわび、豚の角煮、手前の笹の箱はエビおこわで、これはお節のセットについてきたものです。左のタイの昆布じめは弟が持ってきてくれ、私は写真の上にケースしか見えませんが、ソウルで買ったカニのキムチ漬け?とケアンズで買ったカマンベールチーズを持っていきました。カニのキムチ漬けはあまり辛くなく、全員が美味しいと食べてくれました。

 さて、話題は当然大晦日の「母の救急車搬送」。母のたんこぶは触ると痛いそうですが、言わないと忘れているくらいで、とても元気です。でもその話をしているとき、なんと義妹が8月末に犬の散歩中に(大型犬です)転倒し、大腿骨を骨折、入院、手術をしたことを聞きました。その上、11月には弟も四国の金比羅さんの階段で転けて、まだ打ったところが痛かったり、すこしめまいがすると言うので、一同びっくりでした。

 義妹は術後の経過はとてもよく、10日間の入院と言われていたのに5日で退院し、リハビリも順調だったので、今は問題はないそうです。でも歩くときにも、かなり注意するようになったと言っていました。

 そんな話題になったので、ここで母に提案。「お母さん、シルバーカーを使ってみたら?」
実は娘と前日にイオンに行き、売り場で使いやすさを確認してきたんです。

何台か試してみて、これが一番使いやすかったです
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 私は介護従事者も参加している比較サイトも見ていたので、そのお勧めリストを母に見せましたが、何台かは本当に手押し車や車椅子のように見えて、はっきり「嫌だ」と顔に出ています。でも私たちが試したものの柄違いがあり、義妹が「これだと可愛くて、いいじゃないですか?私も使いたいくらいですよ」と言ってくれ、その購入サイトの写真を見せると「まあこれなら・・・」と渋々ながら納得した様子。

こんなふうに買い物かごも乗せられます
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楽天市場より

 義妹の「お母さんが使わなくなったら、私が使いますよ」の声に後押しされ、何とか使うことを納得してくれました。

 このお正月の集まりで話をして本当に良かったと思いました。私が勧めただけなら、きっと「そんなんいらん」とか、もし買っても「娘が無理やり使えと言った」とか言いそうです。でも嫁や孫から言われると、嫌とは言えないんですよね。

 早速、楽天市場でポチったのですが、イオンで25,800円の値札がついていたものが、楽天で14,800円。もしかするとモデル落ちかもしれませんが、まあ母が使わなくなる可能性もあるので、この価格ならあきらめもつきます。

 来週は、母の病院も小学校のお茶ボランティアもあるので、その時にどこかへ出かけてみて、使う練習をしてもらおうと思います。この2,3年は、毎年道で転倒しているので、その危険性が減るといいのですが・・・。




大晦日 母が救急車で運ばれる!

 今年の大晦日は例年以上にバタバタして、ようやく今一息ついたところだ。昨日、台所の掃除を半分以上終え、お節料理も6割方作ったので(たいした品数ではない)、今日は午前中はのんびり家事をして、昼は娘の希望でうどんを食べに行った。

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二人でガッツリ肉うどんと天ぷらを食べました
この後に来る「災難」を知らずに・・・

 家に帰ってトイレに入ったとたん、弟からライン電話。とりあえずそのまま電話に出ると、「お母さんが、救急車で運ばれたらしいねん」という。あわてて外に出て話を聞くと、車にぶつかりそうになり、びっくりして転び、頭を打ったので救急車で搬送中だとのこと。

 弟は大阪から離れていて2日に戻ると言うので、とにかく私が病院へ行くと返事をして用意をする。すぐに母の携帯で救急隊員の方から電話もあり、ちょうど実家と私の家と同距離くらいの病院に運ばれたとのことだった。

 病院に着くと、母はもうCT検査も終え、待っているところだった。
「大丈夫?どこでこけたの?」
「さっき先生には説明したんやけど、なんか忘れてしもた。」
まあ、救急車で運ばれるのもショックだろうから、忘れても仕方がないか。

 15分ほど待って、医師の説明を受けた。CT画像からは、特に異常は見つからず、たんこぶが出来ているだけだった。本当に大事に至らなくてホッとした。

 ただ24時間は安静にとのことなので、実家に一度戻り、少し片付けた後、私の家に連れて帰ることにした。でも昼からやろうとしていたことが出遅れたので、母の相手は娘に頼み、台所でお節の残りを作り、同時進行で夕食の準備をした。夕食後もやり残していた「ごまめ」を仕上げ、最後まで大活躍のレンジの掃除をして、床掃除もして、何とか目標達成。

 元々明日は少し母の様子を見に行こうと思っていたが、母にしてみれば、孫と一緒に年越しができてラッキーと思っているんじゃないだろうか。でも私は、寒がりの母のために、物入れから電気毛布と予備の羽毛布団をひきずりだし、母のベッドの準備もしなくてはならず、明後日にはまた片付けや洗濯しなければならないと思うとちょっと気が重い。

 でも、嬉しそうに紅白を見ている母を見ると、あらためて大事にならなくて良かったと思う。母に近づいた車の方は、ぶつかっていないのに、救急車を呼んで、警察にも連絡して、現場検証もされたそうだ。その方のドライブレコーダーにもぶつかっていないことは確認できると、警察の方からも伺った。警察との話を終え、そのドライバーの方の家に電話して、母が特に異常がないことも告げて救急車のお礼も述べた。

 2024年大晦日。これまで経験したことのない一日になってしまった。でも母も、私たち家族も、結婚した娘夫婦も、穏やかに年越しをむかえようとしていることに感謝の念でいっぱいだ。そして今年はがん手術5年経過と、大きな節目も超えたことも感謝だ。

 今年一年間、私のブログを読んでくださった方、本当にありがとうございました。自己満足の日記に過ぎませんが、来年も思いついたこと、旅行のこと、大好きなタイのことを書き続けていこうと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆様、どうぞ良いお年をおむかえください。
 
 


実家は大掃除より断捨離

 今日は娘の顔を見せに、母のところへ行きました。ついでLDKを片付けて、お正月に弟夫婦、長女夫婦、私たち3人と母で8人が座れるようにしなくてはと思っていました。でもまず食卓の上に、毎月送られてくる茶道の本が10冊以上山積みになっており、母に「読んでるの?」と聞いてもいいかげんな返事。もう今の母は、じっくり本を読むのも面倒なのかもしれません。

 「寝室にある本も捨てていいよね?」と私は2階の母の寝室へ上がり、その間、次女に母の相手をしてもらいました。まあこれで見に来ることもないので、私も気楽に片付けられます。それでも時々一階に降りて行くと、「何もかも捨てんといてや」と不満顔。多分、捨てられたものに気づかないだろうになあ。

 2年前に母の寝室はかなり片付けたけれど、見るとベッドの下にモノが突っ込まれ、またホコリをかぶっていました。茶道関連の雑誌も今年のもの以外は全て紐でくくり、ワケのわからない小物は捨て、貰い物のハンカチセットやバッグは、私がバザーかエコリングに持っていけばいいかとどんどん仕分け。

これが今日の努力の成果
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 とりあえずベッド下と、3段ボックスの2段分を片付けただけで2時間半もかかり、なんだかグッタリしてしまいました。でも母の部屋には、昔私が使っていたライティングデスクもあり、それを開いてみると、わけのわからない紙類がびっしり入っていました。これも来年には何とかしたいと思うのですが・・・

 夕方になり、珍しく弟がやってきました。母のガラケーのsimカードを変える必要があるとハガキが来て、母の電話からかけなくてはならないとのこと。でも会えたので、少し事務連絡的なことを話せてよかったです。お正月だと他の家族もいるので、話しにくいこともあるので。

 母はまだ一人暮らしはできていますが、記憶力はかなり曖昧になってきているので、予定は全てカレンダーに書き込んで、カレンダーにはもう隙間もありません。来年用には、たくさん書き込むスペースのあるカレンダーをダイソーで買い、持ってきました。

 母の物忘れにどれほどイライラしてもどうしようもないことはわかっています。でもまた冷蔵庫はドアが開けると、ものが落ちてくるほどパンパンで、冷凍庫もお正月用だというシャブシャブ肉が2kg近く入っているのには、ありがたいとは言えため息が出ました。

 母の家を見るたびに、自分のモノをもっと減らそうという気持ちになります。我が家もまだまだ不要なモノがあふれています。

ゴミの写真だけでは悲しいので、ケアンズで撮った花の写真を
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母と中之島公会堂のレストランでランチ

 先月、ソウルから帰って少し風邪をひいてしまったので、母をどこかへ連れて行ってあげることができませんでした。今月は、母のボランティアの小学校のお茶教室も、その日の午後は子ども食堂のボランティアが重なり、ゆっくり相手も出来ず・・・。

 ということで、中之島公会堂に入っているレストランへ出かけました。今年の6月に市のシニア講座で大阪裁判所を訪れた時、昼間の休憩時間に少し中之島公会堂を見学し、そのレストランがちょっとおしゃれだったので行きたかったのです。

大阪市中央公会堂が正式名称だそうです
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 ここは、1911年(明治44年)に株式仲買人の岩本栄之助さんという方が、100万円(現在数十億円)を寄付して、建設されたそうです。詳しい資料がある展示室があるのですが、そこには、この岩本栄之助さんは、第1次世界対戦による株式変動で大損害を出し、公会堂完成の2年前に自殺されたそうです。周りからは「大阪市に寄付したお金を少しでも返してもらえ」と勧められたそうですが、本人は「一旦寄付したものを返せというのは大阪商人の恥」と言って拒否しました。でもその後にまだ幼い娘さんも残して39歳の若さで自殺してしまうなんて、家族もやりきれなかったのではとおもいました。

 今日はこの公会堂で、赤ちゃん連れ親子のイベントがあったらしく、午後1時でもレストランには8組ものお客さんが待っていて、私達も20分ほど待ちました。レストラン内も、赤ちゃん連れが半分くらいの席を占めていました。でも子どもが大好きな母は大喜び。両隣のテーブルも赤ちゃん連れだったので、嬉しそうに話しかけていました。

 ステーキランチを注文したら、30分ほどかかると言われ、もうお腹ペコペコの私は先にフライドポテトを注文して、先に持ってきてくれたサラダとパクパク食べました。母も食べないかと思ったら、よく口に運んでいました。

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フィレステーキです 
焼き加減は何も言わなかったのに、私の大好きなミディアムレアーでした
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 このランチステーキセット(パンとサラダつき)にポテトフライ、コーヒーを頼んで全部で6,800円。ここは雰囲気もいいし、値段もお手頃でした。

ゆっくりと食事をした後、少し中之島を散歩
これは東洋陶磁器美術館です
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眺めのいい「子どもの本の森」から土佐堀川をバックに母の写真を撮って・・・
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 少し寒くなってきたので、帰ることにしました。今日は、のんびり食事をして散歩をしただけなので、母の言動にあまりイライラすることもなく、穏やかな一日でした。その理由はやはりたくさんの赤ちゃんたちが周りにいてくれたおかげかなと思います。二人だと話題も限られてしまうけど、隣に赤ちゃんがいれば話題にできるし、少し話しかけても返事もしてもらえるので、母は本当にごきげんでした。

 年末に次女も帰国するのですが、一昨年は沖縄、去年は鹿児島と3人で旅行したものの、彼女から「一泊ならいいけどそれ以上は無理」と言われています。まあそれはそうでしょう。娘に母の相手を頼む私が悪いんだなと思いました。今後も、今日のようなお出かけができればいいかな。

 


闇バイトに高齢者も応募する!

 ネットニュースでまた衝撃的な記事を読んだ。「82歳の父」が闇バイトに手を出して、60代の息子が青ざめたという話だった。

 その父親は80歳になってからスマホデビューし、スマホ教室にも通い使い方も覚えて、ネットショッピングもできるようになった。教室でも覚えがいいと褒められ、周りにも使い方を教えられるほどだったようだ。

 ある日、息子のところに夜10時頃に非通知の電話があり、「お父さんと連絡が取れない」と言われた。慌てて父親の元へ行くと、「忘れてた、あの仕事、今日だったか。」父親のスマホを確認すると、Xに書かれていたのが、「たった2時間、住所を届けるお仕事、即金2万円、年齢不問」だった。父親はすでに自宅住所、電話番号、そして息子の家の住所と電話番号まで知らせていた。

 その仕事は、22時に自宅から3kmほど先のコンビニの駐車場で待ち合わせ、封筒を受け取って電車に乗り、5つ先の駅で降り、電話がかかってきたら、さらに指定された場所ヘ行き、封筒を渡すこと。

 父親は夕方に友人からカラオケに誘われ、すっかり約束を忘れてしまった。でもこの物忘れのおかげで犯罪にかかわらずにすんだので、すぐに警察へ行き、事情聴取を受け、スマホも証拠品として警察に預けたままとなった。しかも父親は「2時間で2万円稼げるバイトがある」とスマホを使う友人にお勧めしていたため、息子はその友人たちにも頭を下げて説明しなくてはならなかった。

 父親も闇バイトのことを聞いたことはあったが、スマホを使いこなせたことで「インターネットを使えば80代でもできる仕事を見つけられるんだ」と舞い上がってしまったこと、そして年金だけでは十分ではなくお金が欲しかったことで、スマホの画面をすすんでしまい、個人情報までも入力してしまったのだ。

 それにしても、「闇バイトとは知らなかった」という若者、そしてこの老人も、2時間で2万円稼げる話が、まともな仕事じゃないとわからないのだろうか。特別な能力や技能を持たない人間に、まともな仕事でその金額を出すところがあるはずがないのに。

 日本人はお金のことを話すのは下品だというような考え方があるが、もっと子どものころからお金について学ぶべきだと思う。小学生から労働の対価として、どれほどのお金が稼げるかを、きっちり教えるべきだと思うし、家庭でもお金の話はするべきではないだろうか。

 いまだにアルバイトを禁止している高校もあるようだが、高校生には、ボランティアとアルバイトは両方とも経験する必要があると思う。そしてお金のありがたみを身を持って学ぶべきだろう。

 少し話は変わるが、闇バイト「強盗団」の世界では「闇名簿」と「個人情報」が売買されているそうだ。名簿に名前と電話番号が載ると、そこに電話をして、世間話をしながら、もっと情報を聞き出すそうだ。その名簿に一番多いのが、一人暮らしの高齢女性。母もそうだが、「1日中誰とも話をしない日がある」という高齢女性に、いろいろ話をきいてあげて、安心させて、不在の日を確認したり、現金を家においているかも聞いたりして、またそれを名簿に追加する。

 母に、知らない人からの電話では、何も話さないで、「娘が帰ってきたから、切るわ」と言うように、言い含めなくては!

 先週、少し寒かったときに温かいおそばが食べたくなり、近くのお蕎麦屋さんでお昼の定食を食べました。そば+ごはんでは、ご飯を半分しか食べられず、最初に、半分にしてほしいと頼めばよかったと後悔。うーん、フードロス・・・

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でもこれで1000円なので安いですよね

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