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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

日本語教師

子どもに日本語を教えるのは難しい

 今日のブログは愚痴だ。

 昨年9月からオンラインで日本語教師の仕事を再開したが、メインは日本語学校に属し、日本で働く外国人にグループレッスンか個人レッスンをしている。でも求人情報を見ているとき、あと2か所、興味を持った求人があった。一つは、アメリカにあるオンラインスクールで、3次面接までいったものの採用されなかった。もう一つがオーストラリアで個人が運営されている個人レッスンで、最初はもうすでに2人採用してしまったからと返事が来たが、丁寧にお礼のメールを出したのが気に入られて、結局そこでも教えることになった。

 それがこれまでにも書いた「オーストラリアの小学生」に教える仕事なのだが、今年になって、生徒数が増えたようで、私の担当生徒も増えてしまった。まあ依頼してもらえるのはありがたいと思わなければならないが、メインの日本語学校も2月から週4回になっている。曜日は合わせてもらったので、火曜日と木曜日だが、この2日間はかなり忙しい。

 去年最初に持った4年生の女の子、1学期(オーストラリアは4学期制)だけ担当した3年生の女の子は、本当に頭のいい子たちで、学校の宿題もあっという間に終わるし、こちらが用意した課題も難なくこなしていく。だから余分に課題を準備する必要はあったが、教えることは大変ではなかった。

 でもこの2学期に担当している5年生の男の子、3年生の女の子、1年生の女の子は、3人とも表情が乏しく、どの程度理解できているのか把握するのが難しい。笑顔もあまり見せてくれない。小学生なので、レッスンはたった30分(1年生は15分)。その間に、宿題を手伝ったり、宿題がなければ、その月のトピック(例えば5月は子どもの日や母の日)について話をする。

 今日も3年生と1年生の女の子たち(姉妹)は、あまり表情を変えず、楽しそうに見えず、最後まで私も悶々とした気持ちだった。本当にどうすれば楽しんでもらえるのだろう。

 それに比べるとやはり大人相手は楽だ。しかも今教えているタイ人男性、香港人女性はどちらも学習意欲が高く、毎回私も楽しい。わからないときも、英語や日本語でどんどん質問をしてくれる。個人レッスンなので進度が少し予定とずれても、修正が簡単だ。

 うーん、ちょっと子ども相手のレッスンに自信を無くしそうだ。まあとにかくまだ数回しかレッスンをしていないので、手探りでやっていくしかない。

先週土曜日の子ども食堂メニュー
唐揚げ、サラダ、ハンバーグとスパゲティ
(これは寄付のレトルト利用で、スパゲティをゆでて絡めた)
人参グラッセ、いんげんバター炒め
具沢山スープ(もやし、人参、玉ねぎ、小松菜)、フルーツ
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私の担当は、唐揚げとスープでした



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人手不足の運送、鉄道業に、外国人労働者もOKになる

 日本に帰ってきてすぐの新聞で、外国人労働者受け入れの在留資格「特定技能1号」の対象に、「自動車運送業」や「鉄道」など4分野を追加することが29日に閣議決定されたと読んだ。

 政府は今後5年間で計82万人の受け入れを見込んでいるそうだが、それほど簡単に技能実習生希望者が増えるだろうかと疑問も感じる。だが、4月から残業時間の上限が規制され、物流が滞る恐れも指摘されている自動車運送業では、バス、タクシー、トラックの運転手として技能実習生を受け入れて、人手不足を解消できると期待されている。

 海外免許を日本免許に切り替える必要があるので、タイの免許だと実技試験も必要だ。バスやタクシーでは日本の「2種免許」の取得と研修も受けなければならない。そして乗客とのコミュニケーションが求められる業務では、「N3」(日常会話ができるレベル)が要求されるそうだ。

 大阪でさえ、路線バスが減ってきている。それがバスドライバー不足が理由だというのだから、地方だともっと切実な問題だろう。タクシーも見かけることはほとんんどなく、先日、昼過ぎに最寄り駅に着いたとき(特急も止まる駅)、10分待ってもタクシーは来なかった。仕方なくスーツケースを2個ガラガラと転がしながら20分歩く羽目になったが、以前なら駅前にタクシーは停まっていたのだ。このときほど、GrabやBoltのない日本が恨めしかったことはない。

 N3取得は、日本語学習者にとって少しハードルは高い。でも今回の特定技能の分野追加は、日本で働きたいと希望する外国人労働者にとって、窓口が広がったのは事実だ。日本が、もっと外国人を受け入れて、共生していける社会になっていってほしい。

日本に帰ってきて最初の外食はカレーライスでした
ここはハンバーグが有名なお店だが、カレー専門店もある
メニューにない「牛すじカレーがあります」と言われ、注文
納得の美味しさでした
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春節の行事と飛び込み日本語授業②

 2回目の授業は、木曜日の9時15分からだった。一応9時過ぎに学校へ行くと、門扉が閉まっていて、また広場には学生が座っている。人が入れる小さい門をすり抜けると、日本語の先生が、「先生、きょうは中国正月のお祭りです。ちょっと待っていてください」と声をかけてくれた。

舞台の上ではきれいな衣装を着た女の子が踊っていた

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春節の竜も登場

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 この後フィナーレになり、私は先に日本語の部屋に向かった。しばらくして生徒たちが戻ってきて部屋を開けてくれたが、先生はまだ戻ってこられない。でもこのクラスは前回書道をしたクラスなので、生徒たちとも顔なじみになっている。生徒たちが机を並べた後、教室の中にあるものを使って、日本語の言葉を聞いてまわった。

 ひとしきり聞いて、もうネタがなくなってきたなと思ったころ先生が戻られた。予定通り、生徒たちに自己紹介をしてもらった。

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 まだ高校1年生で、日本語を習いだして1年目、まだまだ簡単な自己紹介しかできない。でも私が質問を付け加える形で、楽しそうな自己紹介が続いた。でも全員が終わらないうちにチャイム。話してもらえなかった子たちには申し訳なかったかな。結局このクラスの子の授業は、すべて私の担当になってしまった(゚∇゚ ;)エッ!?

 もうひとつのクラスは高校2年生。こちらは、私の自己紹介の後、彼らから私への質問をするようにタイ人の先生が言ってくれた。生徒たちは、スマホを駆使して必死で質問を作り、いろいろなことを聞いてくれた。

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 いや、本当に楽しかった。次の週は試験だということで、試験前の授業によくいれてもらえたものだと驚いている。でもまた来年2月初めにバンコクに来たら、ぜひまた授業に参加させてもらおうと思う。

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飛び込み日本語授業①

 突然タイの学校で授業に参加する約束をしてしまったが、タイ人の先生とはラインも交換したので、行く前に少しやりとりをした。

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 私がタイ語で書いても日本語が返ってきたので気楽に書いていたら、最後のพู่กันって何だよ?と慌ててgoogle様のお世話になる。เขียน
พู่กันは書道のことだった。すぐにできますと返事した。

 さて当日9時少し前に、約束した門を入ってすぐの広場のようなところに来た。でも5分経っても誰も来ないので、ラインをしても既読にならない。仕方がないのでライン電話にすると、すぐ応答があり、「学生を迎えにやります」と言ってもらえた。

 そして来てくれたのは、この前初めに声をかけたかわいらしい女の子二人。日本語の部屋は奥の建物の4階だとのこと。2階が英語、3階が中国語の部屋だった。

 教室に入ると10数人の生徒たちが座っていた。先生が前のスクリーンに教科書を提示しながら、説明を続けられている。

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 そのページの説明が終わってから、先生から自己紹介をするように頼まれた。こんなとき大阪出身は便利だ。ほとんどのタイ人は大阪を知っているし、「たこ焼き」も食べている。でもお好み焼きは知らない。

 そのあとタイ人先生からリクエストがあった書道。でも筆を持つのは何年ぶりだろう。しかもその筆は先が割れているので、本当に書きにくい。まあでもうまい下手はあまりバレないだろうし。

 生徒たちのリクエストで、言葉を書くことにした。そして最初のことばは「もち」。なんか食べるのが好きなタイ人らしい。

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 使っているのは半紙ではなくB4コピー用紙。日本の家にはまだ書道セットと数百枚の半紙が残っているので、「どこでもドア」で取りに行きたい。

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 私が教えている間、タイ人の先生は写真を撮っていたが、途中で電話がかかってきて話したり、ふと見ると携帯をずっと見ていたり。まあこれがタイ人だわ(′∀`)

 全部で10個くらいの言葉を書いただろうか。最後に書いた文字を読む練習もして、授業は終わった。日本と同じような終了チャイムが鳴ることに気づいた。

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 今オンラインで教えているのは、日本で働く外国人なので、久しぶりに面と向かって若い子に話しかけるのは本当に楽しかった。やはり元々は高校教師だったので、この世代の子たちと話をするのは大好きだ。

 このクラスの子たちの授業は、もう1度参加させてもらうので、皆に自己紹介を考えてきてくださいと宿題を出した。さあ、どんなことを言ってくれるのだろう。


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飛び込みで日本語授業?

 先週バンコクに着いた翌日、去年よく通ったファイクワーン市場へ行こうかと思ってGoogle mapを見たら、すぐ近くにもうひとつローカル市場があることに気づいた。行ってみると小さな市場だけど、お肉や野菜は一通りあった。食べたかったニガウリ、空心菜、パクチョイを買ってコンドに戻るとき、通りに面した学校で何か行事的なことをしていると気づいた。

 門扉も開いていたので、ちょっと好奇心が勝って中に入ってみた。中高生くらいの生徒に交じって、なぜか小学生のような子どももいる。様子を見まわして、オープンスクールだとわかった。

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 大学も1年に1,2回オープンスクールがあって、日本語学科もブースを出し、浴衣の着付けや書道、ヨーヨーすくいなどをやったことを思い出した。もうずいぶん前だなあと思いながら見ていると、浴衣姿の女の子を見つけた。

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 一瞬迷ったが、その女の子にタイ語で「日本語を勉強していますか?」と話しかけてみた。彼女たちは高校1年生で、日本語を選択しているとのことだった。
「日本人と話したことがありますか?」
「ないです。初めてです。」
そうなんだ、日本人の先生がいないんだなと思っていると、他の子たちが、少し離れたところにいたタイ人の先生を連れてきた。
「私は以前バンコクで日本語を教えていたんですが、来週、どこかで授業を見学させてもらえませんか?」
「もちろんかまいません。月曜日の8時15分はどうですか?火曜日なら9時で。」

 結局全く予定していなかったことだが、次の週に3つの授業に参加させてもらうことになった。「一つだけでもよかったのに」と思ったことは、顔にも出さなかったはず。

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 この女の子たちが本当にかわいくて、つい授業をみたいと言ってしまったが、先生とはラインも交換し、その後でもう一度時間を確認すると、「書道はできますか?」とラインが返ってきた。これは、ちょっと本気で授業をしなきゃいけないのかも(*´ェ`*)

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4ヶ月の入門コースが終了

 9月下旬に始まったコースが先日終わった。8月末にタイから戻ってきて、気づくと仕事が決まった感じで、あまり準備期間もなく始めてしまった。でも久しぶりの教材研究やスライド作りは本当に楽しくて、のめり込んでしまった。

 今回の研究者さんたちのコースは、入門クラスがふたつ、初級1のクラス、初級2のクラスで、最初の登録者は40人弱だったと思う。他のクラスの学習者や先生と顔を合わすのは、2回のアクティビティと最終プレゼンテーションの3回のみ。でも他のクラスの受講者さんたちのプレゼンテーションを見るのも楽しかった。

 私のクラスの最初の登録者は11人。でも3回目くらいから来なくなった人が2人いて、2ヶ月くらいには7,8人になり、最終発表まで残ったのは6人だった。全員が理系の研究所に勤める研究者さんなので、忙しい人ばかりなのだと思う。でも6人のうち2人は無遅刻、無欠席で全日程を終えた。

 最後のプレゼンのテーマは自由だったが、私のクラスの6人中2人が、日本語の勉強について話してくれた。彼らは同じ研究所に所属しているが、部署が違えば、全く顔を合わすことはないようで、全員知らない人同士だった。でも毎回、ブレイクアウトルームで、相手を変えて練習してもらうようにしたためか、最後の方は、オンラインでも和気あいあいとした雰囲気だった。だからその2人が、クラスメートと話したこと、私に習ったことについて話してくれ、これからもずっと日本語を勉強していきたいと言ってくれたことは、本当にうれしかった。

 コロナ以降、オンラインレッスンがかなり増えているそうだ。確かに、日本で働いている外国人も、語学スクールに通う時間がなくても、職場や自宅からであれば、週2回のレッスンでも参加できる人もいるだろう。私が属している会社は、外国人を雇っている企業や研究所の委託を受けてレッスンをしている。以前は東京にあるスクールでの対面授業がメインだったそうだが、今ではオンラインの委託のほうが増えているとのことだ。

 私もラッキーだったと思う。もし普通に日本語学校の非常勤講師をするのであれば、週2回2時間のための通勤は、時間がもったいない。そしてオンラインだからこそ、自宅以外の場所からでも教えることができるのは、大きなメリットだ。

 最終プレゼンテーションを終えて、学習者さんたちだけでなく、私たち講師陣も達成感で喜びを感じていた。最後に感想を述べあったが、全員楽しかったし、また来年度もやりたいと言っていた。私も続けられたらいいなと思う。

先日行ったEXPOCITY レストラン街のトイレ
1970年万博は、何回か行ったのではっきり覚えている
だから写真を見て、懐かしかった

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さあ仕事開始

 高校教員をしていたころは、12月30日まで部活の練習をして、1月4日から練習をしていたので、ずっと冬休みは4日間しかなかった。年によっては3日に開始することもあったので、本当にゆっくりすることはなかった。

 実はタイの大学もほとんどカレンダー通りの休みだったので、30日まで授業があり、2日からの始まった。そのためお正月に日本に帰ることは一度もなかった。だから去年、今年とお正月をだらだら過ごしたのは、本当に20年ぶりくらいじゃないだろうか。

 今の私はフリーの日本語教師なので、週3回のレッスンしかなく、研究者グループへのレッスンは今日が初日だった。先週金曜日にその会社とのミーティング、昨日オーストラリアの小学生へ教えるグループのミーティングがあったので、気持ちもある程度は切り替えたが、それでも今日のレッスンは少し緊張した。

 3週間ぶりのレッスンで、生徒さんたちも緊張しているのがわかった。最初はあまり日本語が出なかったが、休み中のことを聞いているうちにリラックスして、笑顔も見えだした。ラッキーなことに今日のレッスンのトピックが「旅行」だったので、これまでに旅行した場所の話で盛り上がった。もちろん初級者ばかりなので、地名の発音は英語のままだが、私が知らない場所もあり、興味深かった。

 9月下旬にスタートしたこのコースも残り3回。次回が最後の教科書の復習で、その後はプレゼン準備、プレゼン本番となる。テーマは何でもいいので、彼らがどんな話をしてくれるのだろうかと今から楽しみだ。

お節に作ったエビの酒蒸しが残ったので
กุ้งอบวุ้นเส้น グンオップウンセンにしてみた
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 超手抜き料理で、春雨を戻したあと、エビの酒蒸しの汁とオイスターソースを入れ電子レンジへ。味がしみ込んでから、少し温めたエビの酒蒸しを乗せただけ。思ったよりおいしくて、娘と二人であっという間に食べてしまった。

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