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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

がん患者

がん患者はワクチンを接種すべき?

 先日ネットで日本治療学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会の3学会合同で、「新型コロナウイルス感染症とがん診療についてQ&Aー患者さんと医療従事者向 ワクチン編第一版」を読んだ。そこには、がん患者はワクチン接種を積極的に検討すべきだと書かれていた。その理由は、がん患者は新型コロナの重症化のリスクが高いこと、ワクチンを接種すれば、感染や重症化を防ぐ可能性が高くなることと書かれていた。

 ただもちろん主治医と相談することが必要で、ワクチン接種は本人が納得して受けるべきだと記載されている。特に現在治療中の方は、きっと一人一人状態も違うだろうから、ネットに何が書いてあろうと、主治医の意見が一番大切だ。私のように、現在治療をしておらず経過観察中であれば、他の人より重症化するリスクは高いが、ワクチンがより危険であるということはないらしい。

 日本にいれば、夏が過ぎる頃に私にもワクチン接種の機会は訪れるだろう。実は住民票を抜いていないので、接種券が日本の自宅に来るはず。でも日本に帰って2週間の自主隔離の後で2回の接種に約1ヶ月となると、ちょっと日本に帰るのは難しい。しかもそれからバンコクに戻れば、また隔離かもしれない。タイは4月にワクチン接種かPCR検査の陰性証明で、隔離を1週間にしたのだが、第三波到来でもとに戻ってしまった。

 タイでのワクチン接種は、最初はタイ国籍者だけという話だったが、最近の広がりのためかタイ政府は外国人にも無料で接種することを発表している。一応6月以降に外国人も登録ができるようになると報道されているが、タイはまだ中国のシノバックかイギリスのアストラゼネカしかワクチンを接種されていない。60歳未満はシノバックのために、在タイ外国人は、私立病院に入るであろうモデルナやファイザーを待ちたいというのが本音だ。

 私もあせらずに待とうと思う。私立病院だと2回の接種で3000バーツ(10000円ちょっと)と聞いているが、値段は問題ではない。やはりずっとかかっているBNH病院で打ちたいと思うのだ。

 タイは雨期に入り、昨日のバンコクは大雨で洪水になったところもあったようだ。タイの雨は本当にゲリラ豪雨で、それにあたるともう動けない。まあそんな時期なので、おとなしく自主隔離をしながら過ごそう。タイの雨季が明けるのは10月から11月。そのころにワクチンが打てるといいなあ。

 
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(世界肺癌学会議 IASLCの指針を参考に作成)

1) どのようにがんの診療をすべきか?

  • 通常の時と同様に、病理診断、病期診断、および点滴治療が必要な患者さんは入院あるいは外来で診療を行う。現在治療している患者さんは、そのまま継続を試みるが、長期経過観察中やがんサバイバーの方の診察は延期を考慮される。
  • 抗がん薬の点滴による治療は継続する。点滴の投与スケジュールを変更(毎週投与から3週毎への投与、3週毎の投与から4~5週毎への投与)し、外来受診の回数を減らすことも考慮する。病勢が安定していれば、1サイクル分の休薬期間を設けることも考慮する。画像評価を少し延期することも可能である。血液検査は、近医にて施行することを考慮する。

2) 肺がん疑いの患者への検査は?

  • 前もって電話で、あるいは診察室に入る前にCOVID-19に関する症状スクリーニングを行う。
  • CTガイド下針生検が困難になる重大な合併症がなければ、CTガイド下針生検で病理診断を行う(日本ではまず気管支鏡を行うことが多いが、COVID-19流行地域では気管支鏡の施行自体が医療者の曝露リスクが高い)。
  • 気管支鏡やEBUSは、マスクと透明なプラスチック・シールドなどの個人防護具(PPE)を用いて行う。症例により異なるが、緊急性のない検査なら2~4週の延期は可能である(特に病院内にCOVID-19患者が急増しているとき)。

3) 肺がんの疑われる、高齢者や基礎疾患のある患者への生検は?

  • 肺がんが疑われた場合には、COVID-19流行前と同様に、病理診断や病期診断の検査を行う。
  • 経胸壁(CTガイド下あるいはエコー下)針生検による確定診断が望ましい。
  • 症例により異なるが、気管支鏡検査は2~4週の延期を考慮できる。

4) 新しく診断されたがん患者に対する手術は?

  • 術前治療がすでに終了している場合、あるいは新しく診断されたsolid-typeの結節影の場合は、遅延無く手術が行われるべきである。
  • 肺がん部位のsolid componentの程度、PETでのSUV値、solid部分の大きさ、あるいは肺野条件でのすりガラス部分の縦隔条件での消失割合など総合的な判断に基づき手術延期が可能か否かを決定するが、極めて難しい判断となる。
  • 低リスクの早期がん病変、CT画像で微少浸潤腺がん、50%未満のsolid component、3 cm以下の原発巣など比較的早期のがんでは、4週間の手術延期は可能と考える。腫瘍量が大きい場合(例えば4 cm以上、N1陽性、明らかなN2陽性)には、腫瘍内科医は術前の化学療法や化学放射線療法を推奨する。

5) 高齢や基礎疾患を有する患者に対する手術は?

  • 体幹部定位放射線治療(SBRT)などの有効な局所療法が可能な施設が近くにあればそこでの治療が適切であると思われるが、遠距離を移動することは避けたほうが良い。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者であっても、外科手術の対象となるか否かはCOVID-19流行前と同じ基準で判断するのが望ましい。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者の手術適応の判断が難しい場合は、SBRTの可能施設か腫瘍内科へ紹介する。

6)術後化学療法は?

  • 術後再発リスクの高い患者(T3/4 or N2)で、65歳未満で全身状態が良ければ、化学療法が行われるべきである。
  • 再発リスクが中等度の患者(T2b-T3N0 or N1)では、個々の症例のリスクとベネフィット (年齢、基礎疾患の有無、全身状態、副作用など)を考慮するが、治療することが望ましい。
  • 再発リスクが低い患者(T1A-T2bN0)では、個々の症例における化学療法のリスクとベネフィットを考え、治療のメリットが低ければ治療の延期を考慮する。
  • 術後6~12週後の化学療法開始も許容される。
  • 高齢者(年齢≥70歳)や基礎疾患のある患者では、中止も考慮する。
  • 発熱性好中球減少症のリスクが10-15%<のレジメンでは、G-CSF投与を考慮する。
  • 術前・術後療法の適応は、COVID-19流行前と同じ基準で行う。
  • 切除可能なcStage III症例では、術前化学療法を行うべきである。

7)化学放射線療法は続ける?どうして?

  • 限局型小細胞癌、切除不能非小細胞肺癌 (stage III)では同時化学放射線療法を行うべきである。
  • 化学放射線療法は、通常がんの根治を目指して行っているので、既に治療が開始されている場合には完遂するべきである。
  • 切除不能非小細胞肺癌 (stage II)の治療オプションとして、化学放射線療法を考慮することができる。
  • 上大静脈症候群、喀血、脊髄圧迫、骨転移による疼痛、他の生命を脅かすようなOncology emergencyに対して放射線照射を行うべきである。

8)新規化学療法の導入は?

新しく診断された患者には、通常化学療法が行われるべきである。患者がCOVID-19に罹患している場合は、肺炎の状態を考慮して治療を少し遅らせるべきかどうかを慎重に判断する。

9)化学療法は続けるべき?

  • 一般に、切除不能肺癌に対する化学療法は続けるべきである。
  • 治療プロトコールを2週間に1回から3週間に1回のものに変更する、可能であれば点滴治療から内服薬に変更する、など受診回数を減らすことが考慮される。
  • 適切な用量調整にもかかわらず発熱性好中球減少症のリスクが10%<の場合には、G-CSFの一次的予防投与を考慮する。
  • 採血検査を近医で行うことも考慮する。
  • 化学放射線療法後の限局型小細胞肺癌に対する予防的全脳照射(PCI)は行うべきである。

10) 維持療法は続けるべき?

  • 続けることが望ましい。
  • 3から4週の休薬期間または治療と治療の間隔を延長することは考慮しても良い。

11) 新規治療は導入すべき?

新しく診断された転移のあるがん患者に対して治療の種類に関わらず標準的治療を提供し、疾患を制御し、生活の質を維持し、より良いPSを維持または達成すべきである。

12) 分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の治療は?

  • 分子標的治療は行うべきである。経過観察の期間は個人の状況により6週から12週程度まで延長しても良い。
  • 抗PD- (L) 1抗体薬の投与では、例えば2-3週サイクルから4-6週サイクルの治療に変更または遅らせることを考慮する。
  • 局所進行非小細胞肺癌の放射線化学療法後の地固め療法としてDurvalumabの適応がある場合は、行うべきである。
  • 抗PD-(L)1抗体薬を12あるいは18ヶ月以上投与している症例では、次サイクルを遅らせる、サ イクル数を減らす、あるいは全体に治療間隔を長くすることを考慮しても良い。

※Content 4 was written referring to the guideline of The International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC) with permission of IALC.
以上の内容は世界肺癌学会議の了承を得て、IALCの指針を参考に記載しました。

※各がん腫に対する治療方針の詳細はESMOの診療指針を参照 (ESMOの了解取得済み):
https://www.esmo.org/guidelines/cancer-patient-management-during-the-covid-19-pandemi



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アラ還でがんになった方へ

 前回は自分が10年前だったらと想像しながら書いた。でも今回は、自分の体験を思い出しながら書こうと思う。

 もし日本で働き続けていたら、私は停年までを1年残した段階でがん患者となった。毎年1月から2月ごろに人間ドッグを受けていたので、タイと同じ時期にX線検査も受けていたはずだが、果たしてレントゲンで小さなガンを見つけてもらえていたかどうか。

 本論に戻ろう。私は公立学校に勤めていたので、病気休職は簡単に取れただろうし、手術後の復帰も保証されていたと思う。停年まであと1年であっても、授業だけでなく担任や部活動の仕事もあっただろうと思う。

 そして周りの同僚にも自分の病気のことは、打ち明けただろう。ただそれは、ステージ1Aで、手術後特に治療が必要がない状況だからかもしれない。そして手術後は、タイで周りに気づかれず仕事に復帰したように、3ヶ月後くらいには仕事に戻ったと思う。

 昨年、手術後1ヶ月で帰国し、普通に日本で友人に会い、2ヶ月半で完全にタイの教員生活に戻った。私は、かなり回復が早いほうだったと思う。その1番の理由は、私ががん以外は健康で、年齢以上の体力があったおかげだと思っている。

 30代半ばの頃にランニングを始め、フルマラソンも何回か走った。40代になってからは忙しく毎日走ることはできなかったが、運動部の顧問をしていたので、週3、4回は指導のため体育館で動き、真夏の体感40度になる日でも4時間体育館にいても平気だった。

 タイに来てからも週1回はジムで1時間ランニングを続けていた。手術を受ける直前に、ネパールへトレッキングに行く計画を立てていたので、その前の2、3ヶ月はもっと走っていた。これがよかったのだと思う。

 手術後、2週間で一人暮らしになったため、室内の家事は全て自分でこなさなければならなかった。体力を戻すために、退院後は毎日炎天下の中、日傘をさして歩いた。その成果で、術後1ヶ月で家の中の行動は何でもできるようになり、2ヶ月で家の外でもいつもの生活ができるようになった。

 還暦前後の人は、個人で体力差は大きいと思う。でもがんの告知を受けてからでも、病気の症状が出ていない人であれば、その日からでも体力をつける努力はできると思うのだ。私も告知から手術まで1ヶ月あった。その間に、トレッキングのためでもあるが、かなり走り込んだのだ。日頃から運動をしない人であれば、毎日、少し早めの速度で1時間歩くだけでも違ってくると思う。家で毎日スクワットだってできる。

 抗がん剤や放射線治療を受ける方でも、やはり体力が必要だ。私には想像しかできないが、副作用でかなり苦しい思いをされている方も多いし、食事も取れないほど消耗してしまうこともあると聞く。

 そしてもしまだ働いているのなら、やはり仕事をやめない方法を模索されるべきだと思う。タイの今の仕事は1年契約で更新していくのだが、ちょうど4月末で更新だ。手術と言われたとき、仕事を続けたいと思い、タイで手術をすることを選んだ。そして6月中旬に始まる新学期に合わせて、体調を戻す努力をした。それがリハビリを頑張る動機になったのだ。

 結局、50代でも60代でも、自分のやらなくてはならないこと、やりたいことを持つことが、一番大切なのだと思う。それが仕事でなくても、人と関わり、自分が何かができるという実感が持てるのであれば。それががんに打ち勝つための、大きな力となるはずだから。

 
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(世界肺癌学会議 IASLCの指針を参考に作成)

1) どのようにがんの診療をすべきか?

  • 通常の時と同様に、病理診断、病期診断、および点滴治療が必要な患者さんは入院あるいは外来で診療を行う。現在治療している患者さんは、そのまま継続を試みるが、長期経過観察中やがんサバイバーの方の診察は延期を考慮される。
  • 抗がん薬の点滴による治療は継続する。点滴の投与スケジュールを変更(毎週投与から3週毎への投与、3週毎の投与から4~5週毎への投与)し、外来受診の回数を減らすことも考慮する。病勢が安定していれば、1サイクル分の休薬期間を設けることも考慮する。画像評価を少し延期することも可能である。血液検査は、近医にて施行することを考慮する。

2) 肺がん疑いの患者への検査は?

  • 前もって電話で、あるいは診察室に入る前にCOVID-19に関する症状スクリーニングを行う。
  • CTガイド下針生検が困難になる重大な合併症がなければ、CTガイド下針生検で病理診断を行う(日本ではまず気管支鏡を行うことが多いが、COVID-19流行地域では気管支鏡の施行自体が医療者の曝露リスクが高い)。
  • 気管支鏡やEBUSは、マスクと透明なプラスチック・シールドなどの個人防護具(PPE)を用いて行う。症例により異なるが、緊急性のない検査なら2~4週の延期は可能である(特に病院内にCOVID-19患者が急増しているとき)。

3) 肺がんの疑われる、高齢者や基礎疾患のある患者への生検は?

  • 肺がんが疑われた場合には、COVID-19流行前と同様に、病理診断や病期診断の検査を行う。
  • 経胸壁(CTガイド下あるいはエコー下)針生検による確定診断が望ましい。
  • 症例により異なるが、気管支鏡検査は2~4週の延期を考慮できる。

4) 新しく診断されたがん患者に対する手術は?

  • 術前治療がすでに終了している場合、あるいは新しく診断されたsolid-typeの結節影の場合は、遅延無く手術が行われるべきである。
  • 肺がん部位のsolid componentの程度、PETでのSUV値、solid部分の大きさ、あるいは肺野条件でのすりガラス部分の縦隔条件での消失割合など総合的な判断に基づき手術延期が可能か否かを決定するが、極めて難しい判断となる。
  • 低リスクの早期がん病変、CT画像で微少浸潤腺がん、50%未満のsolid component、3 cm以下の原発巣など比較的早期のがんでは、4週間の手術延期は可能と考える。腫瘍量が大きい場合(例えば4 cm以上、N1陽性、明らかなN2陽性)には、腫瘍内科医は術前の化学療法や化学放射線療法を推奨する。

5) 高齢や基礎疾患を有する患者に対する手術は?

  • 体幹部定位放射線治療(SBRT)などの有効な局所療法が可能な施設が近くにあればそこでの治療が適切であると思われるが、遠距離を移動することは避けたほうが良い。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者であっても、外科手術の対象となるか否かはCOVID-19流行前と同じ基準で判断するのが望ましい。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者の手術適応の判断が難しい場合は、SBRTの可能施設か腫瘍内科へ紹介する。

6)術後化学療法は?

  • 術後再発リスクの高い患者(T3/4 or N2)で、65歳未満で全身状態が良ければ、化学療法が行われるべきである。
  • 再発リスクが中等度の患者(T2b-T3N0 or N1)では、個々の症例のリスクとベネフィット (年齢、基礎疾患の有無、全身状態、副作用など)を考慮するが、治療することが望ましい。
  • 再発リスクが低い患者(T1A-T2bN0)では、個々の症例における化学療法のリスクとベネフィットを考え、治療のメリットが低ければ治療の延期を考慮する。
  • 術後6~12週後の化学療法開始も許容される。
  • 高齢者(年齢≥70歳)や基礎疾患のある患者では、中止も考慮する。
  • 発熱性好中球減少症のリスクが10-15%<のレジメンでは、G-CSF投与を考慮する。
  • 術前・術後療法の適応は、COVID-19流行前と同じ基準で行う。
  • 切除可能なcStage III症例では、術前化学療法を行うべきである。

7)化学放射線療法は続ける?どうして?

  • 限局型小細胞癌、切除不能非小細胞肺癌 (stage III)では同時化学放射線療法を行うべきである。
  • 化学放射線療法は、通常がんの根治を目指して行っているので、既に治療が開始されている場合には完遂するべきである。
  • 切除不能非小細胞肺癌 (stage II)の治療オプションとして、化学放射線療法を考慮することができる。
  • 上大静脈症候群、喀血、脊髄圧迫、骨転移による疼痛、他の生命を脅かすようなOncology emergencyに対して放射線照射を行うべきである。

8)新規化学療法の導入は?

新しく診断された患者には、通常化学療法が行われるべきである。患者がCOVID-19に罹患している場合は、肺炎の状態を考慮して治療を少し遅らせるべきかどうかを慎重に判断する。

9)化学療法は続けるべき?

  • 一般に、切除不能肺癌に対する化学療法は続けるべきである。
  • 治療プロトコールを2週間に1回から3週間に1回のものに変更する、可能であれば点滴治療から内服薬に変更する、など受診回数を減らすことが考慮される。
  • 適切な用量調整にもかかわらず発熱性好中球減少症のリスクが10%<の場合には、G-CSFの一次的予防投与を考慮する。
  • 採血検査を近医で行うことも考慮する。
  • 化学放射線療法後の限局型小細胞肺癌に対する予防的全脳照射(PCI)は行うべきである。

10) 維持療法は続けるべき?

  • 続けることが望ましい。
  • 3から4週の休薬期間または治療と治療の間隔を延長することは考慮しても良い。

11) 新規治療は導入すべき?

新しく診断された転移のあるがん患者に対して治療の種類に関わらず標準的治療を提供し、疾患を制御し、生活の質を維持し、より良いPSを維持または達成すべきである。

12) 分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の治療は?

  • 分子標的治療は行うべきである。経過観察の期間は個人の状況により6週から12週程度まで延長しても良い。
  • 抗PD- (L) 1抗体薬の投与では、例えば2-3週サイクルから4-6週サイクルの治療に変更または遅らせることを考慮する。
  • 局所進行非小細胞肺癌の放射線化学療法後の地固め療法としてDurvalumabの適応がある場合は、行うべきである。
  • 抗PD-(L)1抗体薬を12あるいは18ヶ月以上投与している症例では、次サイクルを遅らせる、サ イクル数を減らす、あるいは全体に治療間隔を長くすることを考慮しても良い。

※Content 4 was written referring to the guideline of The International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC) with permission of IALC.
以上の内容は世界肺癌学会議の了承を得て、IALCの指針を参考に記載しました。

※各がん腫に対する治療方針の詳細はESMOの診療指針を参照 (ESMOの了解取得済み):
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アラフィフ(50歳前後)でがんになった方へ

 先日ホテルでサウナやお風呂にはいってボーっとしていると、いろいろなことが頭に浮かんできた。がんになってもうすぐ1年半、幸い生活が大きく変わったわけではないが、考える事はちがってきた。

 私は59歳になる数週間前に、がんを宣告された。でもステージ1Aという早期発見で、告知から一か月後には切除手術を受けることができ、その後は普通の生活にもどることができた。でもそれまでは、自分自身ががんになることは夢にも思わなかった。お酒もたばこも縁はなく、健康には気をつかっていたし、定期的に運動もしていた。

 時々、思う。もしこれがタイに来る前で、日本で働いているときだったら、どうだったのだろうかと。定年までまだ10年近く残る50歳の頃だったら、どうだったろう。

 私は公立学校の教師だったので、病欠で休み、仕事に復帰することも可能だったと思う。これまでにも、同僚にはがんの手術を受け復帰した人、放射線治療の後復帰した人、そして復帰された後に、また再発して亡くなられた人。がんは身近なところでも聞く病気だった。

 それでも二人に一人というわけではないし、実際、病気を隠しておられた方もいた。だから、私も親しい同僚からがんだと打ち明けられた時、知識のなさと、自分の心の準備ができていなくて、動揺してしまったことを覚えている。

 10年前、「私は定年まで生きていないかもしれない」と言っていた同僚は、治療のために休職したものの、この春、定年を迎えた。

 結局、彼女がどのステージだったかは、怖くて聞けなかったままだが、彼女はがんと闘い、今も普通の生活を送っている。他の方のブログにも、「余命宣告を受けたが、生き延びている」、「ステージ4から生還した」など、多くのがん患者を励ますような話がたくさんある。

 私の状況は、日本で普通に働いている方たちとは違うが、この1年半に学んだこと、感じたことから、50代でがんになってしまった方に、申し上げたい。もちろん意見の異なる方はたくさんおられるかもしれないので、不快に思う方がおられたら申し訳ないけれど、これは単に個人の意見なので、読み流していただければと思う。

 まず、仕事はやめるべきではないということ。働き先によっては、病気休暇を取れず、離職に追い込まれる場合もあるかもしれないが、でも病気休暇の権利はあるはずなので、なんとか相談して続けてほしい。

 そのために、病気のことは隠さず周りに伝えたほうがいいと思う。私も友人知人に打ち明けたが、「がんは珍しい事ではない」と感じたし、知って理解してもらう方が大切だと思った。

 もちろん抗がん剤治療や放射線治療を受けながら、仕事を続けるのは大変だろうと思う。でもその病気との戦いに勝てたとき、するべきことがあるのは大切だ。そして苦しい戦いの間も、何のために戦うのかという目標にもなるはずだから。

 そして病気とお金の話は分けて考えられない。一旦仕事をやめて収入が途絶えたら、治療費のことを考えるだけで、病気と闘う気力がなくなるかもしれない。50歳の親の子どもは、まだ学生の可能性も高い。だから絶対に仕事にしがみつくべきなのだ。

 がん患者をそのまま雇い続けてくれない会社も多いかもしれない。2人に1人ががんになると言われる社会であれば、がん患者が仕事を失わなくてもいい社会であってほしいと思う。

 
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(世界肺癌学会議 IASLCの指針を参考に作成)

1) どのようにがんの診療をすべきか?

  • 通常の時と同様に、病理診断、病期診断、および点滴治療が必要な患者さんは入院あるいは外来で診療を行う。現在治療している患者さんは、そのまま継続を試みるが、長期経過観察中やがんサバイバーの方の診察は延期を考慮される。
  • 抗がん薬の点滴による治療は継続する。点滴の投与スケジュールを変更(毎週投与から3週毎への投与、3週毎の投与から4~5週毎への投与)し、外来受診の回数を減らすことも考慮する。病勢が安定していれば、1サイクル分の休薬期間を設けることも考慮する。画像評価を少し延期することも可能である。血液検査は、近医にて施行することを考慮する。

2) 肺がん疑いの患者への検査は?

  • 前もって電話で、あるいは診察室に入る前にCOVID-19に関する症状スクリーニングを行う。
  • CTガイド下針生検が困難になる重大な合併症がなければ、CTガイド下針生検で病理診断を行う(日本ではまず気管支鏡を行うことが多いが、COVID-19流行地域では気管支鏡の施行自体が医療者の曝露リスクが高い)。
  • 気管支鏡やEBUSは、マスクと透明なプラスチック・シールドなどの個人防護具(PPE)を用いて行う。症例により異なるが、緊急性のない検査なら2~4週の延期は可能である(特に病院内にCOVID-19患者が急増しているとき)。

3) 肺がんの疑われる、高齢者や基礎疾患のある患者への生検は?

  • 肺がんが疑われた場合には、COVID-19流行前と同様に、病理診断や病期診断の検査を行う。
  • 経胸壁(CTガイド下あるいはエコー下)針生検による確定診断が望ましい。
  • 症例により異なるが、気管支鏡検査は2~4週の延期を考慮できる。

4) 新しく診断されたがん患者に対する手術は?

  • 術前治療がすでに終了している場合、あるいは新しく診断されたsolid-typeの結節影の場合は、遅延無く手術が行われるべきである。
  • 肺がん部位のsolid componentの程度、PETでのSUV値、solid部分の大きさ、あるいは肺野条件でのすりガラス部分の縦隔条件での消失割合など総合的な判断に基づき手術延期が可能か否かを決定するが、極めて難しい判断となる。
  • 低リスクの早期がん病変、CT画像で微少浸潤腺がん、50%未満のsolid component、3 cm以下の原発巣など比較的早期のがんでは、4週間の手術延期は可能と考える。腫瘍量が大きい場合(例えば4 cm以上、N1陽性、明らかなN2陽性)には、腫瘍内科医は術前の化学療法や化学放射線療法を推奨する。

5) 高齢や基礎疾患を有する患者に対する手術は?

  • 体幹部定位放射線治療(SBRT)などの有効な局所療法が可能な施設が近くにあればそこでの治療が適切であると思われるが、遠距離を移動することは避けたほうが良い。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者であっても、外科手術の対象となるか否かはCOVID-19流行前と同じ基準で判断するのが望ましい。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者の手術適応の判断が難しい場合は、SBRTの可能施設か腫瘍内科へ紹介する。

6)術後化学療法は?

  • 術後再発リスクの高い患者(T3/4 or N2)で、65歳未満で全身状態が良ければ、化学療法が行われるべきである。
  • 再発リスクが中等度の患者(T2b-T3N0 or N1)では、個々の症例のリスクとベネフィット (年齢、基礎疾患の有無、全身状態、副作用など)を考慮するが、治療することが望ましい。
  • 再発リスクが低い患者(T1A-T2bN0)では、個々の症例における化学療法のリスクとベネフィットを考え、治療のメリットが低ければ治療の延期を考慮する。
  • 術後6~12週後の化学療法開始も許容される。
  • 高齢者(年齢≥70歳)や基礎疾患のある患者では、中止も考慮する。
  • 発熱性好中球減少症のリスクが10-15%<のレジメンでは、G-CSF投与を考慮する。
  • 術前・術後療法の適応は、COVID-19流行前と同じ基準で行う。
  • 切除可能なcStage III症例では、術前化学療法を行うべきである。

7)化学放射線療法は続ける?どうして?

  • 限局型小細胞癌、切除不能非小細胞肺癌 (stage III)では同時化学放射線療法を行うべきである。
  • 化学放射線療法は、通常がんの根治を目指して行っているので、既に治療が開始されている場合には完遂するべきである。
  • 切除不能非小細胞肺癌 (stage II)の治療オプションとして、化学放射線療法を考慮することができる。
  • 上大静脈症候群、喀血、脊髄圧迫、骨転移による疼痛、他の生命を脅かすようなOncology emergencyに対して放射線照射を行うべきである。

8)新規化学療法の導入は?

新しく診断された患者には、通常化学療法が行われるべきである。患者がCOVID-19に罹患している場合は、肺炎の状態を考慮して治療を少し遅らせるべきかどうかを慎重に判断する。

9)化学療法は続けるべき?

  • 一般に、切除不能肺癌に対する化学療法は続けるべきである。
  • 治療プロトコールを2週間に1回から3週間に1回のものに変更する、可能であれば点滴治療から内服薬に変更する、など受診回数を減らすことが考慮される。
  • 適切な用量調整にもかかわらず発熱性好中球減少症のリスクが10%<の場合には、G-CSFの一次的予防投与を考慮する。
  • 採血検査を近医で行うことも考慮する。
  • 化学放射線療法後の限局型小細胞肺癌に対する予防的全脳照射(PCI)は行うべきである。

10) 維持療法は続けるべき?

  • 続けることが望ましい。
  • 3から4週の休薬期間または治療と治療の間隔を延長することは考慮しても良い。

11) 新規治療は導入すべき?

新しく診断された転移のあるがん患者に対して治療の種類に関わらず標準的治療を提供し、疾患を制御し、生活の質を維持し、より良いPSを維持または達成すべきである。

12) 分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の治療は?

  • 分子標的治療は行うべきである。経過観察の期間は個人の状況により6週から12週程度まで延長しても良い。
  • 抗PD- (L) 1抗体薬の投与では、例えば2-3週サイクルから4-6週サイクルの治療に変更または遅らせることを考慮する。
  • 局所進行非小細胞肺癌の放射線化学療法後の地固め療法としてDurvalumabの適応がある場合は、行うべきである。
  • 抗PD-(L)1抗体薬を12あるいは18ヶ月以上投与している症例では、次サイクルを遅らせる、サ イクル数を減らす、あるいは全体に治療間隔を長くすることを考慮しても良い。

※Content 4 was written referring to the guideline of The International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC) with permission of IALC.
以上の内容は世界肺癌学会議の了承を得て、IALCの指針を参考に記載しました。

※各がん腫に対する治療方針の詳細はESMOの診療指針を参照 (ESMOの了解取得済み):
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がん患者が抱えるコロナ恐怖

 がんや何か持病を抱えている人にとって、健康な人よりコロナに対する恐怖は大きい。私は、切除手術を受けたが、幸いリンパ転移もなかったため、放射線治療などの必要もなかった。それでも、定期的(タイでは3か月ごと、日本は半年ごと)の受診が必要だ。

 コロナ禍がなければ、私は今頃日本にいて、検診を受けているはずだった。でも帰国できなくなったために、こちらの病院に予約を入れた。このところバンコクはほとんど感染者がでていないし、病院は完全予約制で、日ごろから待合室が密になることもないので、大丈夫だろうと思っている。

 昨日日本のニュースを見ていると、がん患者は感染でリスクが高まるのかということが取り上げられていた。インタビューに答えていた医師は、「すべてのがん患者で免疫カが落ちて、重症化が高いわけではない」「主治医としっかり相談することが必要」と答えられていた。

 また「感染が怖いので病院に行かない」とか「免疫力が下がるので、治療中断を考えている」という意見には、「感染リスクを実際より大きくとらえてしまい、がん治療をやめるリスクと比較できない恐れがある」とのことだった。

 私自身も肺切除を受けている身で、かなりピリピリしたロックダウン生活を送ってきた。でも重症化するリスクが高いのは、がん患者だけではない。タイではコロナで亡くなった人の個人情報をニュースで明らかにしてしまうのだが、これまで亡くなった人の病歴で一番多かったのは、糖尿病だったと思う。

 世の中はいろいろな情報にあふれている。海外にいる私でさえ、日本のニュースに精通している。ネット上には、ありとあらゆる情報があふれかえり、真実でないものもあるだろう。

 だから冷静に考えなければならない。そして紙に書き出してみることも、頭を整理するひとつの方法だ。メリットとデメリットを書き出して、自分にとってどれが一番いい答えかを見つけ出しやすくなる。
 
【ちょっとおまけ】
 免疫力をつけるには、栄養バランスのよい食事、適度な運動、充分な睡眠が必要だ。私は今、ほとんど自炊をしているが、30品目を取ろうとすると、ちょっと難しい。でも今日はランチをがんばったので、たぶん達成。

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 イワシのトマト煮のサンドイッチ(イワシ、トマト、キュウリ、オリーブマーガリン)
 ナスのキャビア風のオープンサンド(ナス、オリーブオイル、)
 ホワイトソースのオープンサンド(牛乳、薄力粉、玉ねぎ)
 アンチャンミルクティー (バタフライピーの乾燥させたお茶、牛乳)
 全粒粉食パン (全粒粉、バター 塩 砂糖 イースト)

 調味料を含むと、これだけで15品目くらいになるはずだ。パンは市販のものなので、材料はこんなものだろうと推測しただけだが。

 準備は10分ほど。というのは、ナスのキャビア風とホワイトソースは作り置きがあったし、イワシのトマト煮も缶詰だ。でもちょっとカフェ風ランチになり、自己満足の昼食となった。



(世界肺癌学会議 IASLCの指針を参考に作成)

1) どのようにがんの診療をすべきか?

  • 通常の時と同様に、病理診断、病期診断、および点滴治療が必要な患者さんは入院あるいは外来で診療を行う。現在治療している患者さんは、そのまま継続を試みるが、長期経過観察中やがんサバイバーの方の診察は延期を考慮される。
  • 抗がん薬の点滴による治療は継続する。点滴の投与スケジュールを変更(毎週投与から3週毎への投与、3週毎の投与から4~5週毎への投与)し、外来受診の回数を減らすことも考慮する。病勢が安定していれば、1サイクル分の休薬期間を設けることも考慮する。画像評価を少し延期することも可能である。血液検査は、近医にて施行することを考慮する。

2) 肺がん疑いの患者への検査は?

  • 前もって電話で、あるいは診察室に入る前にCOVID-19に関する症状スクリーニングを行う。
  • CTガイド下針生検が困難になる重大な合併症がなければ、CTガイド下針生検で病理診断を行う(日本ではまず気管支鏡を行うことが多いが、COVID-19流行地域では気管支鏡の施行自体が医療者の曝露リスクが高い)。
  • 気管支鏡やEBUSは、マスクと透明なプラスチック・シールドなどの個人防護具(PPE)を用いて行う。症例により異なるが、緊急性のない検査なら2~4週の延期は可能である(特に病院内にCOVID-19患者が急増しているとき)。

3) 肺がんの疑われる、高齢者や基礎疾患のある患者への生検は?

  • 肺がんが疑われた場合には、COVID-19流行前と同様に、病理診断や病期診断の検査を行う。
  • 経胸壁(CTガイド下あるいはエコー下)針生検による確定診断が望ましい。
  • 症例により異なるが、気管支鏡検査は2~4週の延期を考慮できる。

4) 新しく診断されたがん患者に対する手術は?

  • 術前治療がすでに終了している場合、あるいは新しく診断されたsolid-typeの結節影の場合は、遅延無く手術が行われるべきである。
  • 肺がん部位のsolid componentの程度、PETでのSUV値、solid部分の大きさ、あるいは肺野条件でのすりガラス部分の縦隔条件での消失割合など総合的な判断に基づき手術延期が可能か否かを決定するが、極めて難しい判断となる。
  • 低リスクの早期がん病変、CT画像で微少浸潤腺がん、50%未満のsolid component、3 cm以下の原発巣など比較的早期のがんでは、4週間の手術延期は可能と考える。腫瘍量が大きい場合(例えば4 cm以上、N1陽性、明らかなN2陽性)には、腫瘍内科医は術前の化学療法や化学放射線療法を推奨する。

5) 高齢や基礎疾患を有する患者に対する手術は?

  • 体幹部定位放射線治療(SBRT)などの有効な局所療法が可能な施設が近くにあればそこでの治療が適切であると思われるが、遠距離を移動することは避けたほうが良い。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者であっても、外科手術の対象となるか否かはCOVID-19流行前と同じ基準で判断するのが望ましい。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者の手術適応の判断が難しい場合は、SBRTの可能施設か腫瘍内科へ紹介する。

6)術後化学療法は?

  • 術後再発リスクの高い患者(T3/4 or N2)で、65歳未満で全身状態が良ければ、化学療法が行われるべきである。
  • 再発リスクが中等度の患者(T2b-T3N0 or N1)では、個々の症例のリスクとベネフィット (年齢、基礎疾患の有無、全身状態、副作用など)を考慮するが、治療することが望ましい。
  • 再発リスクが低い患者(T1A-T2bN0)では、個々の症例における化学療法のリスクとベネフィットを考え、治療のメリットが低ければ治療の延期を考慮する。
  • 術後6~12週後の化学療法開始も許容される。
  • 高齢者(年齢≥70歳)や基礎疾患のある患者では、中止も考慮する。
  • 発熱性好中球減少症のリスクが10-15%<のレジメンでは、G-CSF投与を考慮する。
  • 術前・術後療法の適応は、COVID-19流行前と同じ基準で行う。
  • 切除可能なcStage III症例では、術前化学療法を行うべきである。

7)化学放射線療法は続ける?どうして?

  • 限局型小細胞癌、切除不能非小細胞肺癌 (stage III)では同時化学放射線療法を行うべきである。
  • 化学放射線療法は、通常がんの根治を目指して行っているので、既に治療が開始されている場合には完遂するべきである。
  • 切除不能非小細胞肺癌 (stage II)の治療オプションとして、化学放射線療法を考慮することができる。
  • 上大静脈症候群、喀血、脊髄圧迫、骨転移による疼痛、他の生命を脅かすようなOncology emergencyに対して放射線照射を行うべきである。

8)新規化学療法の導入は?

新しく診断された患者には、通常化学療法が行われるべきである。患者がCOVID-19に罹患している場合は、肺炎の状態を考慮して治療を少し遅らせるべきかどうかを慎重に判断する。

9)化学療法は続けるべき?

  • 一般に、切除不能肺癌に対する化学療法は続けるべきである。
  • 治療プロトコールを2週間に1回から3週間に1回のものに変更する、可能であれば点滴治療から内服薬に変更する、など受診回数を減らすことが考慮される。
  • 適切な用量調整にもかかわらず発熱性好中球減少症のリスクが10%<の場合には、G-CSFの一次的予防投与を考慮する。
  • 採血検査を近医で行うことも考慮する。
  • 化学放射線療法後の限局型小細胞肺癌に対する予防的全脳照射(PCI)は行うべきである。

10) 維持療法は続けるべき?

  • 続けることが望ましい。
  • 3から4週の休薬期間または治療と治療の間隔を延長することは考慮しても良い。

11) 新規治療は導入すべき?

新しく診断された転移のあるがん患者に対して治療の種類に関わらず標準的治療を提供し、疾患を制御し、生活の質を維持し、より良いPSを維持または達成すべきである。

12) 分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の治療は?

  • 分子標的治療は行うべきである。経過観察の期間は個人の状況により6週から12週程度まで延長しても良い。
  • 抗PD- (L) 1抗体薬の投与では、例えば2-3週サイクルから4-6週サイクルの治療に変更または遅らせることを考慮する。
  • 局所進行非小細胞肺癌の放射線化学療法後の地固め療法としてDurvalumabの適応がある場合は、行うべきである。
  • 抗PD-(L)1抗体薬を12あるいは18ヶ月以上投与している症例では、次サイクルを遅らせる、サ イクル数を減らす、あるいは全体に治療間隔を長くすることを考慮しても良い。

※Content 4 was written referring to the guideline of The International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC) with permission of IALC.
以上の内容は世界肺癌学会議の了承を得て、IALCの指針を参考に記載しました。

※各がん腫に対する治療方針の詳細はESMOの診療指針を参照 (ESMOの了解取得済み):
https://www.esmo.org/guidelines/cancer-patient-management-during-the-covid-19-pandemi



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3学会からがん患者向けの対コロナアドバイス


 朝、YouTubeで「おはよう日本」を見ていると(タイは2時間遅れなので、タイの7時にちゃんと7時のニュースが見れる)、がん患者向けの新型コロナ情報を、国内の3つの専門学会がウェブサイトで公開したとのニュースがあった。

 3つの専門学会とは、「日本癌学会」「日本癌治療学会」「日本臨床腫瘍学会」で、その3つのウェブページを開いてみた。5月12日付で公開されたとのことだが、「日本癌治療学会」のトップページには見当たらなかったが(私が見つけられなかっただけかもしれないが)、あとの2つのトップページからはすぐに見つかった。

 「日本臨床腫瘍学会」がん患者さん向けQ&A
 「日本癌学会」がん患者さん向けQ&A

 私もこのブログに書いてしまったが、岡江久美子さんが放射線治療後の免疫力低下のためにコロナが重篤化したということについて、ネット上にはそんなことはなかったという記事も出ていたし、医者の方の意見もあった。だから本当のところはわからない。

 タイは昨日、ロックダウン後初めて新規感染者ゼロといううれしいニュースがあった。来週には、また少し規制が緩やかになると言われている。でも昨日いつもの大型スーパーに行くと、入り口は一か所で、必ずマスクと検温のチェック。私の前の外国人はマスクをしておらず、その場で購入させられていた。そして一番の変化は、従業員が全員マスクとフェイスシールドをしていたことだ。

 タイは日本よりずっとコロナを抑えている。もちろん少し気が緩んでいる人も出てきて、車の交通量もかなり増えてきた。それでも、再開したレストランは徹底して消毒をおこない、一つのテーブルであっても仕切りを置いていたりする。

 私は相変わらずロックダウン中で、外出後の手洗いうがい洗顔、そしてアルコールジェルの消毒も欠かさない。やはりたえず片肺を切除しているという事実を忘れられないので、コロナへの恐怖も大きい。

 コロナ禍でなければ、私は日本に帰国して、ちょうど今頃大阪がんセンターで検診を受けているはずだった。でも飛行機はすべてキャンセルされ、一時帰国はあきらめざるを得なかった。そのため、いったん終わりにしようと思っていたBNH病院の検診を受けようと思い、メールで予約をいれた。2月に主治医の先生には、一応お別れのあいさつをしたのに、なんか変な気分だ。

 上記の各学会のサイトで日本臨床腫瘍学会を上にしたのは、こちらのウェブページのほうが、見やすいと思ったからだ。内容は同じだが、PCで見てもスマホで見ても、私はこちらの方が読みやすかった。

 生活のアドバイスとして、以下のことが書いてあった。(各学会HPより抜粋)
  • 電話やメールなどで身近な人と話したりして、できる限り連絡を取り合うようにしましょう。
  • 適度な運動やバランスのよい食事と睡眠、禁煙、節度のある飲酒を心がけて規則正しい生活を送りましょう。
  • 読書や料理など趣味を楽しんで気分転換をしましょう。
  • テレビやインターネットなどの情報を見過ぎないようにしましょう。
  • 心配や不安が強いときには医療従事者やがん相談支援センターに相談してみましょう。
 この中でひとつだけどうしても守れないことは「テレビやインターネットなどの情報を見過ぎないこと」。これは私には絶対無理だ。
 
 また臨床腫瘍学会の4月23日付のQ&Aも、わかりやすかったし、参考になることも多かった。特に「肺がんを例に、COVIT-19流行下におけるがんの検査や治療の考え方」という項目も、肺がん患者にはわかりやすく参考になると思う。 

(世界肺癌学会議 IASLCの指針を参考に作成)

1) どのようにがんの診療をすべきか?

  • 通常の時と同様に、病理診断、病期診断、および点滴治療が必要な患者さんは入院あるいは外来で診療を行う。現在治療している患者さんは、そのまま継続を試みるが、長期経過観察中やがんサバイバーの方の診察は延期を考慮される。
  • 抗がん薬の点滴による治療は継続する。点滴の投与スケジュールを変更(毎週投与から3週毎への投与、3週毎の投与から4~5週毎への投与)し、外来受診の回数を減らすことも考慮する。病勢が安定していれば、1サイクル分の休薬期間を設けることも考慮する。画像評価を少し延期することも可能である。血液検査は、近医にて施行することを考慮する。

2) 肺がん疑いの患者への検査は?

  • 前もって電話で、あるいは診察室に入る前にCOVID-19に関する症状スクリーニングを行う。
  • CTガイド下針生検が困難になる重大な合併症がなければ、CTガイド下針生検で病理診断を行う(日本ではまず気管支鏡を行うことが多いが、COVID-19流行地域では気管支鏡の施行自体が医療者の曝露リスクが高い)。
  • 気管支鏡やEBUSは、マスクと透明なプラスチック・シールドなどの個人防護具(PPE)を用いて行う。症例により異なるが、緊急性のない検査なら2~4週の延期は可能である(特に病院内にCOVID-19患者が急増しているとき)。

3) 肺がんの疑われる、高齢者や基礎疾患のある患者への生検は?

  • 肺がんが疑われた場合には、COVID-19流行前と同様に、病理診断や病期診断の検査を行う。
  • 経胸壁(CTガイド下あるいはエコー下)針生検による確定診断が望ましい。
  • 症例により異なるが、気管支鏡検査は2~4週の延期を考慮できる。

4) 新しく診断されたがん患者に対する手術は?

  • 術前治療がすでに終了している場合、あるいは新しく診断されたsolid-typeの結節影の場合は、遅延無く手術が行われるべきである。
  • 肺がん部位のsolid componentの程度、PETでのSUV値、solid部分の大きさ、あるいは肺野条件でのすりガラス部分の縦隔条件での消失割合など総合的な判断に基づき手術延期が可能か否かを決定するが、極めて難しい判断となる。
  • 低リスクの早期がん病変、CT画像で微少浸潤腺がん、50%未満のsolid component、3 cm以下の原発巣など比較的早期のがんでは、4週間の手術延期は可能と考える。腫瘍量が大きい場合(例えば4 cm以上、N1陽性、明らかなN2陽性)には、腫瘍内科医は術前の化学療法や化学放射線療法を推奨する。

5) 高齢や基礎疾患を有する患者に対する手術は?

  • 体幹部定位放射線治療(SBRT)などの有効な局所療法が可能な施設が近くにあればそこでの治療が適切であると思われるが、遠距離を移動することは避けたほうが良い。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者であっても、外科手術の対象となるか否かはCOVID-19流行前と同じ基準で判断するのが望ましい。
  • 高齢者や基礎疾患を有する患者の手術適応の判断が難しい場合は、SBRTの可能施設か腫瘍内科へ紹介する。

6)術後化学療法は?

  • 術後再発リスクの高い患者(T3/4 or N2)で、65歳未満で全身状態が良ければ、化学療法が行われるべきである。
  • 再発リスクが中等度の患者(T2b-T3N0 or N1)では、個々の症例のリスクとベネフィット (年齢、基礎疾患の有無、全身状態、副作用など)を考慮するが、治療することが望ましい。
  • 再発リスクが低い患者(T1A-T2bN0)では、個々の症例における化学療法のリスクとベネフィットを考え、治療のメリットが低ければ治療の延期を考慮する。
  • 術後6~12週後の化学療法開始も許容される。
  • 高齢者(年齢≥70歳)や基礎疾患のある患者では、中止も考慮する。
  • 発熱性好中球減少症のリスクが10-15%<のレジメンでは、G-CSF投与を考慮する。
  • 術前・術後療法の適応は、COVID-19流行前と同じ基準で行う。
  • 切除可能なcStage III症例では、術前化学療法を行うべきである。

7)化学放射線療法は続ける?どうして?

  • 限局型小細胞癌、切除不能非小細胞肺癌 (stage III)では同時化学放射線療法を行うべきである。
  • 化学放射線療法は、通常がんの根治を目指して行っているので、既に治療が開始されている場合には完遂するべきである。
  • 切除不能非小細胞肺癌 (stage II)の治療オプションとして、化学放射線療法を考慮することができる。
  • 上大静脈症候群、喀血、脊髄圧迫、骨転移による疼痛、他の生命を脅かすようなOncology emergencyに対して放射線照射を行うべきである。

8)新規化学療法の導入は?

新しく診断された患者には、通常化学療法が行われるべきである。患者がCOVID-19に罹患している場合は、肺炎の状態を考慮して治療を少し遅らせるべきかどうかを慎重に判断する。

9)化学療法は続けるべき?

  • 一般に、切除不能肺癌に対する化学療法は続けるべきである。
  • 治療プロトコールを2週間に1回から3週間に1回のものに変更する、可能であれば点滴治療から内服薬に変更する、など受診回数を減らすことが考慮される。
  • 適切な用量調整にもかかわらず発熱性好中球減少症のリスクが10%<の場合には、G-CSFの一次的予防投与を考慮する。
  • 採血検査を近医で行うことも考慮する。
  • 化学放射線療法後の限局型小細胞肺癌に対する予防的全脳照射(PCI)は行うべきである。

10) 維持療法は続けるべき?

  • 続けることが望ましい。
  • 3から4週の休薬期間または治療と治療の間隔を延長することは考慮しても良い。

11) 新規治療は導入すべき?

新しく診断された転移のあるがん患者に対して治療の種類に関わらず標準的治療を提供し、疾患を制御し、生活の質を維持し、より良いPSを維持または達成すべきである。

12) 分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の治療は?

  • 分子標的治療は行うべきである。経過観察の期間は個人の状況により6週から12週程度まで延長しても良い。
  • 抗PD- (L) 1抗体薬の投与では、例えば2-3週サイクルから4-6週サイクルの治療に変更または遅らせることを考慮する。
  • 局所進行非小細胞肺癌の放射線化学療法後の地固め療法としてDurvalumabの適応がある場合は、行うべきである。
  • 抗PD-(L)1抗体薬を12あるいは18ヶ月以上投与している症例では、次サイクルを遅らせる、サ イクル数を減らす、あるいは全体に治療間隔を長くすることを考慮しても良い。

※Content 4 was written referring to the guideline of The International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC) with permission of IALC.
以上の内容は世界肺癌学会議の了承を得て、IALCの指針を参考に記載しました。

※各がん腫に対する治療方針の詳細はESMOの診療指針を参照 (ESMOの了解取得済み):
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岡江久美子さん 放射線治療後の免疫力低下後、コロナ肺炎で亡くなられた


 タイは日本より2時間遅い。だから昼食時は、ネットでライブ放送されている日本の放送を見ている。その最後に女優の岡江久美子さんが亡くなったという速報が入った。キャスターの方々も本当にびっくりされていた。心からご冥福をお祈りしたいと思う。

 岡江久美子さんは私と同世代だ。若い頃から明るいイメージで、数々のドラマで彼女を見てきた。若い頃とイメージもあまり変わらず、可愛らしく健康的な女性だった。だから既往症なども聞いたことがなかったが、事務所からのFAXには、昨年末に初期の乳がん手術を受け、その後1月末から2月半ばまで放射線治療を受けておられたそうだ。そのために、免疫力が低下していたせいではないかと。

 初期の乳がんということは、1Aもしくは1B。乳がんは、予防のために、1Aでも放射線治療をする場合もあると聞いたことがある。でも初期で見つかった乳がんの手術を乗り越え、大変であったろう放射線治療も終えられて、また仕事やプライベートにと希望に満ちておられただろうと思う。

 また最初のニュースは、慶應大学病院が、コロナ以外で入院する全ての患者の検査で6%が感染しており、無症状だったということ。少ないサンプル数かもしれないが、アメリカの調査でもその程度は可能性があるそうだ。

 日本はまだコロナの怖さを考えずに行動している人がたくさんいるようだ。週末に、サーフィンに行ったり、閉店要請を受けても開店しているパチンコ屋に客が殺到したり、公園で子ども達大勢遊んでいたり。

 以前も書いたが、肺がん患者にとってコロナは致命傷になる可能性が高い。私はこの1ヶ月で話をした人を全て思い出せる。しかも一言二言で、1分以上話をしたのは、イミグレの担当者だけだ。

 コンドミアムの中でもマスクはしている。エレベーターのボタンは、鍵で押したり、左手のこぶしのあたりを使う。少しでも部屋から出て戻った時は、手を洗い、うがいをし、顔も洗う。鍵も毎回、食器洗剤で洗う。

 本当に自分で自衛するしかないと思う。持病があったり、既往症のある人間は、コロナにかかったら命の危険にさらされると思わなければならない。だからこそ、気楽に買い物に行ったり、公園に行く人たちに考えてもらいたい。健康だと思っているあなたが、周りにコロナをばらまいているかもしれないことを。


 


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肺がん患者のコロナリスク

 
 この週末は東京で外出制限と言われているようだが、それでもタイに比べると甘すぎるのではと思える状況だ。タイは非常事態宣言が出されて、出入国はほぼ禁止、州間の移動も検問があるので、バンコクに閉じ込められている。でも外出制限はされていないし、持ち帰りの食べ物や宅配の食べ物は以前と変わらない。

 3月初め頃までは、私も気楽に考えていた。まだタイは感染者が少なかったし、住んでいるコンドミニアムや大学は、早くからアルコールジェルが置いてあったので、自分の周りでは絶対にあり得ないと思っていたのだ。

 もちろん今も周りではそんな情報はない。でもルンピニスタジアムというタイボクシングの試合会場がクラスター感染を起こし、ついに感染者が1000人を超えたと言われたら、やはりピリピリしてきた。

 ずっと家にいると時間が有り余る。ついiPhoneやiPadを手にして、無駄に検索したりYouTubeを見たりしてしまう。でも時には、参考になるものに出会うこともある。「緩和ケアチャンネル」というチャンネルで、「新型コロナウイルス にかかるとリスクが高い人」について説明されていた。

死亡リスク5倍まで
BMI30以上の肥満、喘息、糖尿病
リスク10倍まで
呼吸器疾患、心臓病
リスク10倍以上
神経疾患、肝疾患、腎疾患、免疫不全状態、BMI40超過 
 *「緩和ケアチャンネル」より引用  ただし、これまでの新型インフルエンザから予想された値と言及されている

 肺がん患者について説明されているわけではないが、抗がん剤治療中であればリスク10倍以上に入るかもしれない。ただ個人差も大きいので、主治医に助言を求めるべきで、そうでなければ、普通の人のリスクと変わらないのではないかと言われていた。

 私のように肺一部切除を行った人間はどうなんだろう。でも健康な肺を持った人に比べると、重症化する可能性は高いだろう。

 もう一つ、時々見ている「オンコロ」というサイトに「がん患者が注意すべき新型コロナウイルス 感染症対策」という記事が25日付で出ていた。今のところ一般的な回答しか出ていないが、今後、新たな情報も公開されるそうなので、やはり注目していきたい。

 とにかく感染しないように自己防衛することが一番だ。タイは、この非常事態宣言中に、どれだけ感染がおさまるかが勝負になるのだが、一人一人が、感染を抑える努力をするしかないと思う。



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