2年前もタイランドカルチャーセンターが最寄りのアパートにいたので、アユタヤへはバーンスーまでMRTで行き、そこで切符を買いました。その時は、新しいクルンテープアピワット中央駅ではなく、昔からあるバンス―ジャンクション駅から乗ると言われて、道路を渡って古い駅へ行きました。
でも今回タイ国鉄(SRT)のHPを調べると、すべての列車はクルンテープアピワットからでした。ちょうど7時10分発、8時27分アユタヤ着と、7時30分発8時37分着の2本のRapidがありました。まあ6時半ごろに行けば、どちらかの切符は買えるだろうとオンラインでは買いませんでした。
ホァイクワーンのアパートからバーンスーまではBoltでタクシーを呼ぶと、クーポンもあって150バーツでした。6時20分ごろに着いて、切符売り場へ。英語で会話したのですが、まったく問題なく、7時10分発のチケットを買えました。
チケット購入にはパスポートを求められました。私はタイの運転免許証を持っているので、それでOKでした。今回のチケットは名前入り、座席指定もありなのに、値段はたった20バーツ。2年前は無記名で単に3等車とあっただけだと記憶しています。
無事チケットを手にしたので、フードコートへ行き、コーヒーとパンで朝食。フードコートはクイッティオやカオマンガイ、ぶっかけご飯などタイらしいものはありました。
ムーヨーとソーセージとカニカマという不思議な具入りのパンで、パンはすべて25バーツ。でも待合室のほうでは、同じものが20バーツで売られていました。

電光掲示板もあり、タイ語が読めなくても大丈夫です
ここがホームへの入口ですが、20分前にならないとホームに上がれません。
私の座席は49だったので、この写真の赤い番号の49に座っていると、向かいに来たカップルが、その数字ではなく下の手書きの数字だというのです。でもカップルがいう席には年配の女性がいて、私たちはちょっと疑っていると、そのカップルも「まあ、ここにいればいいんじゃないの」と気楽に言います。
でも出発して、車掌さんが切符チェックに回ってきて、私たちの後ろに座っていた人たちも席の移動を始めました。そう、結局この手書きの番号が正しかったのです。私の勝手な憶測ですが、以前は3等車は指定ではなく、早い者勝ちでした。でも新駅からになって、コンピューターで管理するようになり、上の写真の3人用席を2人用席にしないと、管理が難しくなったんじゃないでしょうか。でもちゃんと上からシールを張るとかすればいいのに、手書きで書くところがタイですよね。

そして今回一番驚いたのは、アユタヤに予定より10分以上早く着いたことです。タイの列車が時刻表よりも早く着くなんて、信じられません。でもRapidだったので、アピワット駅を出て停まったのは、ドーンムアン、ランシットともう一駅で、あっという間にアユタヤに着きました。
モーチットのバスターミナルとロトゥターミナルは、MRTやBTSの駅から離れているので、案外不便です。でもクルンテープアピタット駅はMRTがつながっているし、朝便でドーンムアン空港に着いても、気楽にアユタヤまで電車で行けると思います。