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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

グリーンゲイブルズ

グリーンゲイブルズのすぐ近くにあるキャベンディッシュブリーズインは最高でした

 赤毛のアンの島に行きたいと思ったのは、はるか昔のことですが、でも実際どうしても行きたいかと言われると、それよりも他に行きたいところがたくさんあったというのが本音です。でも今回世界一周を計画したとき、アメリカ大陸の中で行きたいところと考えると、急に頭に浮かんだのがこのプリンスエドワード島でした。

 でもこれまで調べたこともなく、グリーンゲイブルズ(アンの家)がその島のどこにあるかも知らず、本に出てくるアヴォンリーという村が架空の村で、実際にはキャベンディッシュという村にグリーンゲイブルズがあるとわかりました。

 プリンスエドワード島は四国の愛媛県と同じくらいの小さな島ですが、交通手段は車が中心で、一人旅に向いているところではありません。でもグリーンゲイブルズはゆっくり見たいのでキャベンディッシュ村に2泊することにしました。

 そこでネットやガイドブックをいろいろ探した結果、このB&Bを見つけました。

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 プリンスエドワード島の空港は、島の一番大きな町シャーロットタウンから7kmほどのところにあります。私が目指すキャベンディッシュ村は、空港から約35㎞の島の北側で、空港からの交通機関はタクシーかレンタカーのみ。一人でレンタカーはちょっと不安なので、まずタクシーでキャベンディッシュに向かうことにしました。

 飛行機の便も少ないので、それに合わせてタクシーは待っているとのこと。小さな空港を出てすぐタクシー乗り場も見つかりました。乗り込んだタクシーの運転手は、見たところおじいさん。耳が少し遠いようで、何度も聞き返されたけど、とりあえずキャベンディッシュのグリーンゲイブルズの近くというと、会社に電話をして、料金を確かめてくれて出発しました。

 途中も、がんばって説明もしてくれて、目指すB&Bまで順調に行けたので、カード支払いの時のチップも真ん中の18%を選ぶと、すごく喜んでくれ、チップ込みで103.5カナダドル(約11,100円)をカードで払いました。

この本館意外にも、独立したロッジがあります
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本館入ってすぐの受付
写真は朝食時なので、コーヒーとジュースがセットされています
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ダイニングはあまり広くないので、時間制でした
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毎日ホスト手作りのケーキとマフィンがあります
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一日目はポーチドエッグとソーセージ
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2日目は目玉焼きとハッシュドポテト
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赤毛のアンを感じさせます
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リビングでくつろぐこともできます
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2014年放送の朝ドラ「花子とアン」のポスターが貼ってありました
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 実はここのホストは、カナダ人の男性と日本人女性カップルなのです。美味しいマフィンやケーキは、毎日彼女が焼いてくれます。

可愛いプールもあります
でも最高気温が25度程度なので、私はムリです
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私の部屋は本館にあるのですが、専用の入口がありました
写真の白いフェンスがある1階です
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とても暖かい雰囲気の室内
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 日本人女性がオーナーとはいえ、2日間で日本人は私ともう一人の若い女性だけで、後はすべてカナダ本土から観光に来ているカナダ人でした。一組のカップルと話が弾んだのですが、彼らは毎年ここで休暇を過ごしに来ると言っていました。

 最終日は日系の旅行会社が主催する「赤毛のアン半日ツアー」に参加して、シャーロットタウンまで移動する予定だったので、そのピックアップ時間まで、20分ほどオーナー女性と話をしました。

 このB&Bは5月から10月ごろまでしか開いておらず、雪が降る冬は日本に帰る生活をしておられるそうです。最近の日本の夏を思うと、こんな気持ちのいいところで過ごせるのは、本当に素敵だろうなと思います。

 2泊で税込み356.5カナダドル(39,000円弱)なので、物価の高いカナダでは普通かもしれません。朝食はとても美味しかったし、部屋も本当にリラックスできて、大満足の宿でした。

Cavendish Breeze Inn


赤毛のアンの世界で夢見心地@プリンスエドワード島

 女の子なら誰でも「赤毛のアン」を読んで、その「アンのいる世界」に思いを馳せたことがあるはずです。私もはるか昔、母が買ってくれた「赤毛のアン」を何度も読んで、「パフスリーブのドレス」や「キイチゴのジュース」がどんなものなのか、想像していました。見たことも聞いたこともないもので、本当に文章から想像しながらワクワクしました。

 「赤毛のアン」の本当の題名は「Anne of Green Gables」。アンがマシューとマリラ兄妹に引き取られて暮らした家がGreen Gables。そこは作者モンゴメリーの親戚が所有していた家で、今はカナダの国定史跡となっています。今回、プリンスエドワード島のキャベンディッシュという小さな村に来たのは、ここが赤毛のアンの舞台だからです。

 狭い村の真ん中に、Green Gablesがあります。まずこのインフォーメーションビルがあり、ここでモンゴメリーについての詳しい展示がありました。

 そしてここでラッキーなことがひとつ。本来は大人9ドル、シニア7.5ドルの入場料なのですが、今年6月20日から9月2日までは無料なのです!B&Bのオーナーさんが教えてくださったのですが、カナダ政府は、カナダ人がアメリカへ行かず、カナダ内で旅行するようにと、多くのNational Parkを無料にしたそうです。

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モンゴメリーが実際に使っていたタイプライター
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世界中の翻訳も展示されていて、日本語もありました
1952年出版の村岡花子さん訳です
私も村岡さんの訳で読みました

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さあいよいよGreen Gablesへ

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家の前に、マシューがアンを迎えに行った馬車が!
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 マシューが本当は男の子が欲しいのに、間違いだったと言えず、それを知らないアンが、とてもうれしそうに話し続けるシーンが印象的でした。

今の飾り戸棚にあった時計
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キッチン
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1階にあるマシューの部屋
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2階のマリラの部屋
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このロッキングチェアーに座って
編み物をしているマリラが目に浮かびます

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マリラらしいシンプルな服や鏡台
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家事室 このミシンでマリラがアンの服を作ったんですね
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マリラが作ったシンプルなドレスが飾ってありました
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そしてアンの部屋です!
やはりマリラが作ったシンプルなドレスがおいてあります

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でもドアのところにマシューがこっそり注文してプレゼントしてくれた服が!
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そうこれが、アンが憧れた「パフスリーブのドレス」
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ギルバートの頭をたたいて割れた石板もありました
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 赤毛のアンを読んでいない方には、今回の内容も写真もピンと来ないかもしれませんが、世界中の女の子を虜にしてきた「Anne of Green Gables」の世界の中に入ることができる場所です。私もいつか絶対に行ってみようと思っていました。ひとつ、夢をかなえたという気持ちでいっぱいです。 


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