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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ケアンズ

ケアンズ10泊11日 旅の決算

 ケアンズ旅行記もようやく最後になりました。いつもどおり旅の決算ですが、実はまだ計算していないので、知るのが怖くもあります。もちろん毎回の値段や価格はわかっていますが、それをいちいち日本円に換算すると、何も買えない、何もできないとなりそうなので、ドルだけで考えていました。
旅の目次はこちらです

 今回7月頃、オーストラリアドルのレートがいいと思い、Wiseのカードに2,000A$をチャージしました。2回に分けて入金し、その時のレートを平均すると、手数料込で209,7311円だったので、1ドルで104.9円。でも実際行ったときのレートは100円になっていたので、悪いレートで交換したことになりましたヽ(TдT)ノ。まあこれは運しだいなので、仕方がないです。
現金も以前の残りが150ドルほどありましたが、結局ほとんど現金は使いませんでした。


航空運賃 関空ーケアンズ往復 ジェットスター 109,710円

宿泊費 Airbnb   666.1+729.34=1395.44A$ (146,382円)

食費  683.03A$  (71,649円)

観光費 
674.5A$ (70,755円) +10,206円 =    (80,961円)

交通費 134,811円
     内訳 レンタカー(10日間)1075.13A$    (112,781円)
                   ガソリン 203A$ (21,295円)      パーキング2回 7A$(735円)  

航空券以外の合計は二人分で433,803円なので、一人分216,902円
航空券を加えると、関空出発ケアンズ10泊11日間の費用は、326,612円となりました。

 今回は、レンタカー代がちょっと高かったかなと思います。観光もまあまあ高いですが、最後のキュランダ観光をツアーで行くと300ドルはするし、洞窟もそれくらいはかかるので、自分たちで車で行った分、安くはなっています。

空港で借りて、空港で返した車
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 ちょっと食費が安くて驚きました。でも昨日書いたように夜はすべて自炊でした。今回まともなレストランでは、1度も食事をしていないのです。せいぜい、毎日カフェに寄ってコーヒーを飲んだくらいが贅沢でしょうか。一般的な観光客のように、昼夜をすべてレストランで食べていたら、2倍以上かかったと思います。

 楽しかったですが、もうこれでケアンズは行くことはないかなという気がします。私は昔シドニー近郊のウーロンゴンという町に1年ちょっと、メルボルンに2年弱暮らしたのですが、もう1度住むならメルボルンがいいと思っています。私は8年ほど前にメルボルンは行きましたが、娘はもう10数年は行っていないので、今度はぜひ二人でメルボルンに行きたいです。

 ケアンズ旅行記、長々とおつきあいいただき、ありがとうございました。
 


ケアンズでの食事は自炊で満足

 明日、旅の決算をアップする予定で、これでケアンズ旅行記も終わりなんですが、今回のブログではあまり食べたものの写真を載せていません。というのは、昼以外はほとんど自炊していたんです。 
旅の目次はこちらです

ケアンズに早朝到着したので、空港近くのカフェで食べたマフィン
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 娘にとっては、オーストラリアの食事とニュージーランドの食事はそれほど大きな差がなく、別に外で食べたいものがないとのことでした。私も昔3年間住んでいたときも、外食が特に美味しかった記憶もなく、当時は娘たちが小学生だったこともあり、ほとんど自炊でした。

こちらはキッシュ こんなカフェメニューはおいしいです
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 当時ラム肉や牛肉は日本よりずっと安かったので、いいお肉を買って自分で焼いて食べたほうが美味しかったし、魚は日本ほどいいものはなく、ムール貝もスーパーで買ってきたものでもまあまあでした。つまり食材は現地のもので、味付けや調理法は日本式で料理していました。

 今回も、娘は私が作る日本風の料理の方が食べたいというので、しょうゆ、だしの素、ワサビなど調味料、そして彼女のリクエストでカップうどんと乾麺のおそば、パックご飯を持って行きました。 

ケアンズ2日目の夕食
蒸しエビ、卵とトマト炒め、マッシュルームのバター炒め
そして昼間に食べ残したフィッシュ&チップス
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 大きいブラウンマッシュルームのバター炒めは、娘の大好物なので、スーパーに行くたびに買いました。エビはフィッシュマーケットで買って200gで780円くらい。

3日目の夕食
ビーフステーキ、玉ねぎとマッシュルームソテー、ゆでアスパラと人参、トマト
野菜は左上にあるピーマン入りのハマスペーストをつけて食べます
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 この時の材料費は、覚えていないのですが、ステーキ用の牛肉は日本より安くて、野菜は同じくらいだったように思います。ステーキをミディアムレアーに焼くと、柔らかくてとても美味しかったです。

4日目の夕食
ラムチョップ、玉ねぎとマッシュルームのソテー
柚子塩味のラーメンに残っていた人参をいれました
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ラムチョップは、まちがいなく日本で食べるより美味しいです
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 そして何度か行ったフィッシュマーケットに売っていたBUGS。bugって虫なんですけど・・・。これはザリガニだと思います。ちょっと調べてみると、ザリガニは英語でcrawfishなのですが、地域によってmudbugsと呼ばれることもあるようです。

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5日目の夕食
日本から持ち込んだ豆乳つけ麺、Bugs、卵とトマトの炒め物
ピーマンとマッシュルームソテー(こればっかりですね)
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6日目の夕食
この日は、昼間のチーズプレートの残りをテイクアウトしていました
それにニガウリ、ハム、卵の炒め物、トマトと玉ねぎのスープ
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7日目の夕食
副菜の写真がありませんが、フィッシュマーケットで買ってきたBUGS
フレッシュオイスター(これはメチャ美味しかったです)
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 なぜか8日目の夕食の写真は残っていないのですが、たぶん洞窟から戻って、適当にあるものを食べたのだと思います。そして最終日、キュランダに朝早くから出かけた日は、駅まで戻ってきただけでぐったりしていたので、マーケットの奥にあるフードコートで中華を買って帰りました。これで36.34ドルでした。ケアンズでこの値段は、かなりお安いほうです。

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 こうして見ると、まあまあ納得できる夕食でした。娘は私が作ったものを食べるほうがいいと言ってくれるし、私も外食の味付けより、自分で作ったほうが納得できます。もちろんお金を出して高級レストランに行けば、価格相応のものが食べられるのでしょうけど、節約旅行の私たちにはこれで十分でした。


レインフォレスト・ネイチャーパーク

 ケアンズの旅ブログがまだ残っています。時間が経って記憶も薄れ、ますます書くのが億劫になってきてるんですが、今回が帰国の前日、最後の観光です。 
旅の目次はこちらです。

 観光列車でキュランダ駅に着き、そこからシャトルバスでレインフォレストステーションというところに向かいます。このバス代も列車代に含まれていました。このテーマパークの入場券は、ネットで購入済み(2人で154ドル)で、受付でメールを見せると、アトラクションの時間を書いた地図をもらいました。

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 まずワイルドライフパークへ行くと。カンガルーが悠然と寝ていました。後ろから近付いた娘のことも、まったく気にならない様子。

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これはオーストラリアではなじみのある鳥、クッカバラ(ワライカワセミ)
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 ちょっと緑のあるところだと、どこにでもいるので、声がよく聞こえます。確かに笑っているような声なんですよね。シドニーオリンピックのマスコットのひとつでもありました。左側がクッカバラ、真ん中がカモノハシ、右がエッキンナ(ハリモグラ)。
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 野生のワニは見れなかったけれど、ここで何頭かのワニは見れました
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 さて次が一番楽しみにしていたアーミーダックツアーです。1940年代にアメリカで軍用に作られた30人乗り大型水陸両用車(コードネーム DUKW 通称ダック)に乗って、熱帯雨林の森や、水が流れるクリークの中を見て回る約45分間のアドベンチャーです。

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ガイドさんの説明を聞きながら、まず熱帯雨林の森をゆっくり走ります
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そしていよいよ水の中に入ります
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水は泥で濁っていますが、ダックはゆっくりその中を進んでいきます
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 しかし・・・これはもう2か月ちかく前のことになり、ガイドさんの説明も頭の中からすっかり消えています。だから写真を見ても思い出せません。熱帯雨林の景色だけご覧ください。

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これはバナナですよね、でも何の説明を聞いたのか・・・IMG_2649

ツアーを終えて、コーヒータイム
この紙コップが可愛くて、一瞬持って帰ろうかと思いました
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 そして13時30分のDream Walkの場所に行ったのに、誰もいない。他に中国人の団体さんがいて、アボリジニの方に説明を受けていましたが、一緒に聞こうとしたら、拒否されました。
 娘がとりあえずそこで、勝手に「やり投げ体験」をして終わり。

そして最後がアボリジニのダンスショー
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この小さな男の子二人がメチャかわいかったです
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 スケジュールを終えて、後はスカイレールの乗って帰るのみです。キュランダからカラポニカ駅というところまで、7.5㎞にわたって熱帯雨林を楽しむことのできるケーブルウェイです。観光鉄道とスカイレールを組み合わせてキュランダを訪れるのが、ケアンズ観光の名物なのですが、最後にトラブル発生!

 スカイレールの駅まで行ってみると、かなりの人が待っています。なんと「運休中」の看板が・・・。確かにこの日も決してお天気は良くなかったのですが。雨季のケアンズは午後から雨になることも多いので、行きにスカイレール、帰りに観光列車のパターンの方がいいようです。でも予約の時には気づかなかったんですよ。

 雨ではなく風のために一時運休のようでしたが、待つのが嫌いな私たちはさっさとあきらめて列車で帰ることにしました。

ということで、窓口で切符を手配してくれている娘
こんな時は、まかせっきりなので楽ちんです
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でも、帰りの列車も楽しめました
乗客も少なかったし、行きとは違う方向の景色もよかったです
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行きには撮れなかったこの滝の写真もばっちり
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 今回は列車、スカイレールのチケットはケアンズ駅で買い270ドルでしたが、帰りのスカイレールをキャンセルすると102ドル返金されました。どちらもWiseのカードでしたが、返金もすぐ確認できました。でもツアーは一人300ドルくらいはするようなので、手間をかけた分少し安く行けました。といっても一日で2万円以上はするので、オーストラリアの物価高と円安のダブルパンチは実感です。


キュランダ・シーニック・レールウェイの旅

 もう2月に入りました。今日のバンコクはPM2.5で空はどんより何も見えません。私も昼に少し買い物に出ただけで、引きこもっていました。もうケアンズのことはずいぶん前のような気がしますが、まだブログが終わっていません。ほとんど終わりに近づいているので、何とか書き終えたいと思います。 

 前にキュランダマーケットのことは書いています。キュランダは、ケアンズの北西30kmに位置する人口約3000人の世界遺産の熱帯雨林に囲まれた高原の小さな町です。昔はここにアボリジニが暮らしていて、キュランダ(クランダ)はアボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」という意味だそうです。
 
旅の目次はこちらです。

 キュランダは19世紀に鉱山の町として栄え、1886年にアサートンテーブルへの物資輸送手段として工事が始まったものの、急勾配の続く斜面、熱帯雨林の森、切り立った崖という難題を抱え、わずか74kmの線路施設に5年もの歳月がかかり、29人の命が失われたそうです。鉱山鉄道が使われなくなった後、ハネムーンの地として有名になり、1960年代にはヒッピーが自由を求めて集まり、その名残がキュランダマーケットに残っています。現在はケアンズからキュランダの約34kmを1時間45分かけて走る観光列車になっています。

 キュランダへ行くのは、片道をこの観光列車、片道をスカイレールというケーブルカー+バスというのが人気があり、私たちも直前にケアンズ駅でその往復セットのツアーを申し込もうとしたら満席で、仕方なく行きを列車、帰りはスカイレールというチケットをバラで買いました。

8時半の出発前車内です
チケットは二人分で270ドルでした
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これはうちわにもなるインフォーメーションカード
私はキュランダ駅で取りましたが、車内でも配っていました

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 右下のケアンズ駅を出発し、街中を通り、フレッシュウォーター駅に着きます。ここで乗り込む観光客もいました。そこを過ぎると列車はどんどん山の中へ入っていきます。

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 次の見どころはホースシューヘッドと言われる大きなカーブ地点。サトウキビ畑の向こうに列車が見えます。

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45mの落差を持つストーニークリーク峡谷

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 キュランダの手前でバロンフォールズ駅に停まりますが、満員の列車から降りてきた乗客がみんな写真を撮るので、ホントに人、人、人でした。人ごみの嫌いな次女は、写真はあきらめたようです。そして10時25分、定刻通りにキュランダ駅に到着しました。

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 この列車にはゴールドクラスがあり、スパークリングワイン、ビール、ソフトドリンクや軽食のサービスもあるそうです。停車してから、その車両を覗いてみました。




ケアンズの航空券と宿

 ケアンズに行こうと思ったのは、Jet Starのキャンペーンで安くなっていたからです。それが6月初めのことで、すぐに次女と相談して日程を決め、チケットも手配しました。次女には、ニュージーランドからケアンズまでのチケットは自分で手配するように言い、ケアンズから大阪までは、私と同じ便をジェットスターで買いました。

 そのときには、次女と二人で夏に北海道へ行くことも考えていたので、先にClub Jetstarにも入りました。会費は3980円ですが、Club Jetstarだと、一般より安い価格になることもあり、預け荷物と座席が20%オフになります。今回は往復とも預け荷物があるので、その割引分だけでも会費の半分になります。ということで、航空券はこうなりました。

関空ーケアンズ ケアンズー関西 109,710円
 [内訳] 運賃77,940円  諸税ほか13,470円  支払手数料2,000円 
      座席指 1,900円 受託荷物(往20kg 復40kg)
      Club Jetstar 3,980円 割引 3,080円

 アドオンなしのチケットであれば93,410円なので、確かに通常よりは安かったです。でも娘のためのケアンズー関空の片道は、座席指定だけを追加して(荷物は私が40kgでつけました)75,364円でした。これもオーストラリアドル換算でしたが通常よりは安いかもしれませんが、片道はキャンペーンではないので、往復との差はたった2万3千円ほど。

 宿の手配は娘がしてくれました。払うのは私ですけどね(´∀`) 彼女が帰国中の8月に、Airbnbで候補をあげて二人で相談しましたが、最初に気に入ったところで全日程取れず、2ヶ所になりました。

前半5日間 1ベッドルーム 5泊 666.1A$
    ケアンズの中心から約6㎞、車で12分ほどでした。1ベッドルームですが、リビングにはソファベッドがあります。 

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キッチンはとても使いやすかったです
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後半5日間    5泊  729.34A$
 ここもケアンズ中心から車で10数分でした。写真はLDKですが、この写真の右手にベッドルームがひとつあります。キッチン横のドアから車庫へ入り、その向こうにもう一つベッドルーム、バスルーム、ランドリーがあるというつくりでした。

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 二人には広すぎる家だったのですが、残念ながらベッドルームにエアコンがなく(天井つきの大型扇風機はありました)、この時期のケアンズでエアコン無しで寝るのは、娘には無理だったのです。ということで、娘はリビングのソファ、私もバスルーム側のベッドルームでは暑かったので、リビングとのドアを開けたまま手前のベッドルームで寝ました。

 二人なら最初のところがコンパクトで使いやすく良かったです。でも2軒めもオーナーさん達がフレンドリーで、初日にネット接続が悪かったことも、すぐに対応してくれました。これは前日大雨と雷があったのが原因だったそうです。

 最近ホテルに泊まることが減り、Airbnbばかりです。ドライブ旅行の時は、郊外でもいいので、その方が静かで広い場所に泊まれて快適です。また今年ニュージーランドへ行くので、どんなAirbnbに泊まれるか楽しみです。


チラゴー洞窟後半戦 自然の力に圧倒されました

 このチラゴー洞窟群はかなり広範囲にわたるので、車じゃないとツアーの場所に行くこともできません。私たち以外のツアー参加者は、前泊して朝9時のツアーから3つのツアーに参加しているようでした。でも9時、11時、13時半なので、ちょっと忙しそうです。
旅の目次はこちらです。
 
 トレズキン洞窟のツアーが終わったのが、12時ちょっと前。そこから2つの洞窟の入り口を覗いた後、バランスィングロックという奇岩を見に行きました。ハイキングルートになっていますが、1kmほど離れているので車で行きました。

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 確かに絶妙なバランスで立っているように見えます。これを見た時、ミャンマーのチャイティーヨーパゴダを思い出しました。どちらも自然の岩が作り出したバランスのすごさです。

 時間があれば、この場所から次の洞窟まで歩くこともできますが、4km以上あるのでツアー参加者には無理です。でも車でもいったん町まで引きかえす道しかないので、10分以上かかりました。ということは、ゆっくりご飯を食べるヒマもない!

 一応そんなことも予想して、パンと野菜を少し持ってきたので、駐車場の車の中で食べ終わると、もう集合時間の13時20分でした。最後はRoyal Archという洞窟で、1.3km、90分とのことですが、洞窟内で300段の階段を上り下りするようです。

 集合場所にいたのは、トレズキン洞窟とまったく同じ顔ぶれで、ガイドさんも同じ人でした。駐車場から入口までも少し歩きます。

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全員、首からぶら下げるライトを貸してもらうので
各自が見たい場所を照らすとこんな感じになります

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写真はどこでも同じように見えますが、かなり歩きました

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ここは上に大きな穴があるので、唯一明るい場所です

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 写真を見ると午前中のトレズキン洞窟とあまり変わらないように見えますが、このロイヤルアーチの方が、歩く距離も階段も多いので、少し大変でした。途中でガイドさんが子ども(小学生くらいの女の子二人)に、「狭い洞窟に入ってみるかい?」と声をかけました。そして私の方を見て、「あなたも小さいから入れるよ」と言ったのです。

 二人の女の子のうち一人は、怖がっていこうとしません。でも一人が行ったので、私も挑戦!完全にほふく前進じゃないといけない洞窟でを2mほど進むと、向こう側が見えました。そこでツアーの仲間である年配の男性が、受け止めてくれました。

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 私の後に続いた韓国人の女の子二人のうち一人は、おしりがどろんこになって出てきましたが、私はほふく前進でパンツの前が随分汚れました。でもこんな経験はもうすることもないだろうと思うと、楽しかったです。

 2024年は、チェンマイ、沖縄、スロベニア、そしてオーストラリアのケアンズと洞窟を見て回りました。スロベニアのシュコツィアンも素晴らしかったですが、このチラゴー洞窟も同じくらいの迫力でした。満喫したので、当分洞窟に入らなくてもいいかも!


ケアンズから往復450km、チラゴームンガナ洞窟国立公園

 もう1ヶ月前のことになりますが、ケアンズ8日目の話です。私にとっては、この日が一番印象に残っています。

 2日目に訪れたパロネラパークがあるアサートンテーブルランドは熱帯雨林ですが、それを超えると西側はオーストラリア内部の風景アウトバックに変わります。ケアンズから220km離れたこの場所にあるのが、チラゴームンガナ洞窟国立公園(Chillagoe-Mungana Cave NP)です。

 
旅の目次はこちらです。

 ケアンズから200km以上離れているのだけでなく、未舗装道路もあるらしく、ケアンズから車で3時間弱かかるとのことで、私たちも覚悟してAirbnbを出発しました。

内陸に入ると、景色がずいぶん変わります
こんな未舗装道路もあるし
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冠水しているところもありました
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 チラゴーは本当に小さい町で、国立公園を見学するには、まずインフォーメーションセンターへ行く必要があります。この公園内には、ガイドと一緒に入る洞窟と、自由に入れる洞窟があるので、ガイドツアーはセンターで申し込みます。

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 ツアーでしか入れないのは、Donna Cave、Trezkinn Cave、Royal Archの3ヶ所でそれぞれ開始時刻が9時、11時、13時半と決まっています。私たちは9時に行くのは無理なので11時のTrezkinn Caveを目指して行きました。Airbnbを出たのが7時半頃ですが、途中コーヒーブレイクも挟んだので、インフォーメーションに到着したのは10時45分頃。センターにいた女性が、ツアーガイドに連絡してくれて、11時のツアーから参加できることになりました。

 上の地図に場所が出ていませんが、Donnna CaveとTrezkinn Caveは隣り合わせのところにあります。インフォーメーションから車でその場所まで移動しました。

駐車場の案内標識
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 もう11時なので、220m先なのかとちょっと焦りました。しかも最後はかなりの階段。娘が先に行き、ガイドさんに私たちが追加メンバーだと告げてもらいました。

入口からはずっと階段を下りていきます
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Flying Foxと呼ばれるオオコオモリ
遠いので小さく見えますが、体長は10~30㎝
大きいものは翼を広げると1m50㎝になるものもいるそうです

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化石の場所もガイドさんが教えてくれます

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通路は整備されているので歩きやすいです
私はトレッキングシューズでしたが
ウォーキングシューズ程度でも大丈夫です

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まるでシャンデリアですね
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このTrezkinn Caveは約830m 45分かかります
ツアーでしか入ることはできません

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 ツアーを終えて、すぐ近くにあるBauhinia Cave(300m 20分)とPompeii Cave(600m 50分)の入り口だけ入ってみました。どちらも難易度高とあったので、覗いただけです。

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 昼からもう一つの洞窟に行くのであまりゆっくりもできず、次の目的地に向かいました。


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