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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ケアンズ

360度の眺めに感動し、ワラビーの可愛さにキュン!

 今回の旅に出る前に図書館で「地球の歩き方ゴールドコースト&ケアンズ」を借りて持っていきました。旅行前に読む暇がなかったので、行ってからパラパラめくっていたのですが、ケアンズ市内には見どころは少なく、ツアー&アクティビティーというページがほとんどで、レンタカーでなければ、ツアーに参加するしか観光の方法はないとわかりました。

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 紹介されていた日本語ツアーに「自然動物探検ツアー」というのがありました。私たちはそれに紹介されていたところは全部回りました。でも地元の人に教えてもらったクロコダイル、本にも載っているカモノハシは全然見かけず、絶対にワラビーを見ることができるという
グラニッドゴージ・ネイチャーパークへ行きました。

 ケアンズの西へ60kmほどのところにマリーバという町があります。そのあたりには、野生のグレーカンガルーが住んでいるそうですが、ここでも発見できず、そのさき10kmほどのところにある花崗岩でできた渓谷グラニットゴージで、ようやくかわいいワラビーに会えました。

ちょうど雨が降っていないときで、360度見渡せます

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毎日雨が降るので、水かさが増え、川の流れも急でした

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わかりにくいですが、公園事務所の前のカゴにいたヘビ

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事務所の建物の下に隠れたまま出てこない母子ワラビー

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あまりお腹がすいていないのか、娘の出すエサにそっぽをむいています

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でもこの子はちゃんと食べてくれました

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 ワラビーはカンガルーの小さいものという認識しかなかったのですが、ワラビーの中でも、ロックワラビー(岩ワラビー属)という種類で、このワラビーたちは足の裏にも毛が生えているので、険しい岩山でもすべらないそうです。


 
    受付の女性は、「エサの袋をガサガサ振ると寄ってくるわよ」と言ってくれましたが、私たちのエサを食べてくれたのはこの子だけでした。

 この公園は国立公園ではなく、個人の経営だとか!かなり大きい公園で、キャンプ場になっており、私たちが行った日も、キャンプに来ている家族がたくさんいました。

 360度の眺めは素晴らしかったし(でもビデオを撮ったのに、手が写り込んでしまい、公開できません(T_T)、娘はとりあえず「野生動物」を見れたことに満足し、ケアンズに戻りました。


「締め殺しのイチジクの木」ってネーミングが怖い

 美味しいものを求めてドライブした日は最後にこんなところへ行きました。
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 このあたりには、「締め殺しの木」が2本あるそうです。そのうちオーストラリアでも最大の方を見に行きました。約700年前にイチジクに着生された主木が絞め殺され、45度傾いたところでもう1本の大木にぶつかり、最終的にはイチジクが大木も絞め殺している様子が見られるというのですが、私の貧弱な想像力では、どんなものか予想もつきませんでした。

木の説明がありました
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 最初に元の大きな木に種が植え付けられ(1)、そこか地面まで根が伸びてきながら、横の主木にも根が巻きつき、遂には主木を絞め殺します(2)。そして隣の小さな木に倒れ込み(3)、最後には主木は腐ってしまい、イチジクの木だけが残りました(4)。

カーテンフィグツリー

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このカーテンフィグツリーの周りは100mのボードウォークがあり
ゆっくり歩きました


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絞め殺された元の木は何だったんだろうかと気になりました

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 もっといろいろな角度から取ろうと思ったら、この少し先にカップルがいて、なぜかお香のようなものを焚いて、お経のようなものを唱えだしました。その様子を見た次女が、ぎょっとした顔をしてさっさと行ってしまい、仕方無しに私もその場を離れました。

 もう一つのフィグツリーの場所は「聖堂の樹」として言われているので、このカーテンフィグツリーも神聖な場所と考えられているのかもしれません。

この近くでこれまで見たことのない動物標識を発見

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 オーストラリアには3年間住んでいたので、その間、シドニーのあるニューサウスウェールズ州、メルボルンのあるビクトリア州はかなり車で移動したし、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、タスマニアでも運転したことがあります。でもこれは見たことがなかったので、調べてみると、「木登りカンガルー」でした。私も見たことがありません。

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spaceship earthより
 
 運転中に、カンガルーに飛び出されたことや、道路脇で死んでいるカンガルーやウォンバットを見たことはあります。でも広いオーストラリアには、まだまだ知らない動物がいるのだなと実感しました。


果物はアジアと同じかな?ラスティーズマーケット

 午前中に水族館に行った日は金曜日なので、出てからラスティーズマーケットに向かいました。ここは、金土日だけ開いています。

ラスティーズマーケット 金土5:00-16:00 日5:00-15:00
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フードコートはこんな感じで、満席でした

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 でもどうしても食べたいと思うものが見つからない
値段の割にはあまり美味しそうに見えない


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 結局、買ったのはサモサだったんですよね。これがとても美味しくて、写真を撮る間もなく食べてしまいました。まあコーヒーは、どこで買ってもフツーに美味しいです。

果物を買いにいきます

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 すれ違った人が、「あれ、ドリアン?」と言ってましたが、思わず「ジャックフルーツです」と答えたくなりました。

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 娘が買ったのはマンゴーで一つ2ドルでした。タイよりはもちろん高いけれど、日本よりは安いです。味は、タイのものよりアクが少なくて、あっさりした甘みでした。

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この黄色いトマトは瑞々しくておいしかったです

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 ちょうどラスティーズマーケットにいる間に、雨が降ってきました。ケアンズに来てから、毎日どこかで雨にあっています。少し小降りになったので、駐車場に戻り、娘が行きたがったチョコレートファームへ向かいました。ケアンズから75kmほど離れているので、車で1時間20分ほどでした。

The Australian Chocolate Farm 9:00-16:00

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 ここでは一日2回ツアーがあり、チョコレートの製造工程や、農園の見学をして、チョコレートテイスティングができます。でも一人55ドルと高いです。

クリスマスの飾りつけの向こうで、チョコレートを作っています

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カカオ率が違うチョコレートのテイスティングができます
2人分で13.37ドルでした

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 この日は、1日中雨が降ったり止んだり・・・でもドライブ好きな私たちは、それだけでも楽しかったです。


ケアンズ水族館行ったけど、美ら海の方がいいかな

 5日目は初めてケアンズ中心地に行きました。泊まっているAirbnbからは車で20分ほどです。市内の安い駐車場を探して、そこから15分ほど歩いてケアンズ水族館へ行きました。歩いている人が本当に少なくて、観光客はどこにいるんだろうと思いましたが、市内に見どころは少ないので、皆さん、島とかキュランダに行っているんでしょう。

旅の目次はこちらです。

 水族館には、まあまあ人がいました。やはり子ども連れが目につきます。でもそれほど混んでいるわけではなく、ゆったりと見ることができました。
 
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最近ではもう珍しくなくなったトンネル

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サメやエイがたくさん泳いでいました

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エサやりの時間です
でも私たちが見たときは、もうお腹いっぱいなのか、全然食べませんでした

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 ここの入場料ですが、公式には大人61.16ドル、約6000円です。私たちはGoogle mapで確認して、trip.comのサイトで買い、2人分で10,260円でした。それでも5,000円超えで、昨年行った美ら海水族館が2,180円だと思うと、倍以上でこの程度かと思ってしまいました。

 大阪の海遊館も、ローシーズンとハイシーズンで値段が変わりますが、2,700円から3,500円。もう長く行っていませんが、やはりケアンズ水族館より見ごたえがあったように思います。まあそれだけオーストラリアの物価が高いということでしょうねぇ。

 美ら海の記憶が残っていたためか、ちょっと感動が薄く、写真もあまり撮っていませんでした。でもちょっと気に入ったものをビデオに撮ったので、それだけをご紹介。





ジェットスター往復とも遅延(T_T)

 昨夜娘と一緒に大阪に戻りました。クリスマスのイルミネーションを眺めながら、関空か梅田で何か食べようと言っていたのが、最寄り駅に着いたのは、もう25日も残り1時間を切る時間になっていました。

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 今回の旅は、ジェットスターのキャンペーンを見つけたためで、確かに私のチケット代は安かったのですが、往復とも出発が遅れ、昨日は関空からの電車が間に合わなくなったらどうしようかと、かなり焦りました。

 まず行きの便は、JQ 16便 関空発が21:45、ケアンズ着が翌朝05:55の予定でした。それが、少し前にメールが来て、21:25発、05:15着となりました。前日にケアンス入りしている娘が迎えに来てくれるので、ちょっと早すぎるなあと思ったのですが、まあ空港でモーニングコーヒーを飲んで待てばいいかと思いました。

 そして実際に時間は、40分ほど前に搭乗口に来て気づいたのですが、45分遅れの22時10分発。これなら最初のスケジュールより遅いし・・・と思ったものの、娘に到着が遅れるのを知らせました。

 ケアンスに着いたのは6時10分頃でした。イミグレは自動化で待ち時間も少なく、乗客も満員ではなかったためか、思ったより早く荷物も出てきて、このときの遅れは全然問題になりませんでした。


 でも昨日は辛かったです。JQ 15便はケアンズ発12:30、関空着18:55の予定でした。関空はたいてい30分ほどで、荷物も出てくるので、19時半頃なら大阪駅まで出ても8時過ぎ、何か食べて帰られるはずだったのです。

 レンタカーを返すので少し早めに空港へ向かい、チェックインカウンターへ10時頃に着きました。オンラインチェックインは終えているので、バッゲージドロップのカウンターを探すと、まだ成田行きの乗客が並んでいるところでした。でもその時、関空行きが13時20分発になっていることに気づいたのです。

 50分遅れだと、関空に着くのも20時前。食事をするなら関空でしか無理かもしれない・・・。今回はLCCのジェットスターで機内食はなく、あっても娘は飛行機内で何も食べられない人なのです(食べると酔ってしまうので)。

 ケアンズ空港は小さな空港なので、イミグレもあっという間で、搭乗口もそれほどたくさんじゃありませんでした。中央に免税店やカフェ、いくつかのお店があるだけで、時間つぶしをするところもありません。とにかく少し食べておこうとカフェでラップサンドと大きなクッキー、コーヒーを買って、カフェの前のテーブルで延々と過ごしました。

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 ジェットスターのHPを確認すると、知らないうちに搭乗時間が遅くなっていて、今度は13時50分。これだと関空着が20時半ごろ。でもなぜ遅れているのか理由も説明されず、遅れるという放送も入らないのです。搭乗ゲートもそれほど遠くないので、確認しに行きましたが、職員らしい人は誰もいませんでした。

 結局、13時15分頃搭乗口へという放送が入り、移動しました。搭乗もかなりの乗客で時間がかかり、結局離陸は2時をかなり過ぎました。

HPで確認した離着陸情報
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 着陸してからも、なぜかかなり遠いところに着いたのか、飛行機はノロノロ動き続け、荷物のターンテーブルの所まで来たのは、もう21時15分頃でした。今回は娘の重いスーツケースだけ宅配で送りたいと思っていたので、かなりイライラしながら出てくるのを待ちました。幸い娘のスーツケースが先に出てきたので、私が先に出て、宅配のカウンターへ。送り状を書いている間に娘も来て、「私、おにぎり買ってくる」と先に駅の方へ行きました。

 そして何とか二人共ミッションをこなし、21時44分の南海急行に乗り込みました。関空から乗り込むのはほとんどが旅行客で大きなスーツケースを持っている人ばかり。私たちは、人目を無視して野菜ジュースとおにぎりを食べました。もうお腹ペコペコだったので、このコンビニおにぎりは、最高に美味しかったです。

 家に着いたのは、23時40分ごろ。飛行機でずっと寝ていた娘はまだ元気でしたが、私はもうぐったり。ただ予想したほど寒くなかったのだけが(駅で見た外気温は8℃)ラッキーでした。ただ、ケアンズは連日30℃以上で、体感温度40℃ちかい日もあったので、この温度差で今日も私は本調子じゃありません。とうぶん寒さが身にしみそうです。


キュランダマーケット

 雨季に入っているので、毎日雨が降ります。ずっとレンタカーで移動していて、たまに豪雨になり、運転が怖いこともありますが、雨の中でもなんとか楽しめています。4日目は、ケアンズから車で30分ほどのパームコーブに向かいました。

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 ケアンズの北にはノーザンビーチと呼ばれるエリアにたくさんビーチがあります。私たちが行ったパームコーブはそのなかでも人気があり、マーケットがあるはずだったのですが・・・。それらしいものはなく、インフォーメーションで尋ねてみました。

 すると雨季でシーズンオフになるためか、12月から3月まではマーケットは開かれないとのことでした(ρ゚∩゚) グスン

お天気もイマイチで、海を見ながらコーヒーだけ飲みました

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 娘がインフォーメーションの女性に、いろいろ質問をして、あることに気づきました。私たちはケアンズ観光の目玉と言われる列車とスカイレールは、天気予報を見て24日のチケットを買ったのですが、なんと月火はキュランダマーケットがお休み!
 
 ということで、マーケットだけ先に見にいこうと、そこから車でキュランダへ行きました。

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 少しお腹も空いたので、軽く何かを食べようと思ったのですが、あまり食べたいと思えるものがなく、最後に見つけたレバニーズベジタリアンの店に入りました。それが予想以上に美味しくて、特にここのハマスディップは最高でした。

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食べている間に、かなり雨が降ってきました
でも熱帯雨林には雨が似合います

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雨のためか、人出も少なく、ちょっと寂しい感じでした

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NZも蜂蜜は有名ですが、少し味が違うらしく
娘が友だちに買っていました

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ハチの巣も売ってましたが、ちょっと持ち帰りが難しそうで断念
これは展示されていた生きているハチたちの巣

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 実はもう旅行も終わりに近づいていますが、ほとんど毎日雨が降りました。特に午後から夜に降ることが多く、湿気が高いのもそのためかもしれません。
 

洞窟ではなかったクリスタルケイブ

 3日目も娘の行きたいと言ったクリスタルケイブに向かいました。ケアンズから約85kmほどのアサートンという町です。
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 着いたのが昼前だったので、そのまちで評判だというミートパイのお店に行きました。ステーキパイとマッシュポテトが乗ったシェパードパイを注文。

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でも期待ほどではなく、去年にニュージーランドで食べたものの方がずっと美味しかったです。
 さてクリスタルケイブですが、町の真ん中にあり、どう見ても何かのお店という感じ。そして入ったところはジュエリーショップでした。

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 実はここはルネ・ボイスマンという人が集めたクリスタルや化石の博物館だったのです。

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 彼は1963年にケアンズから500kmほど内陸のアゲートクリークで、巨大な瑠璃の塊を見つけ、それ以来、水晶、宝石、化石、鉱物を求めて世界中を旅したそうです。そして1987年にこのアサートンに「クリスタルケイブ」を建設し、600点以上の標本を人工的な洞窟に展示しました。

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 ケイブへ行くと聞いて、トレッキングシューズまで履いている私。入り口でヘッドライトを貸してもらえます。

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でも足元はカーペット敷きで、ゴムゾウリでも行けました

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これらは大きな石から切り取られ、研磨されたもの

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人間よりも大きなアメジスト
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 これは石を押さえつけているのではなく、持ち上げようとしています。片手でつかめる大きさの石なのに、私の力では持ち上げることができませんでした。でも娘は軽々持ち上げることができましたけどね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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 入場料は大人25ドル。公式HPには見学に2時間かかるとありましたが、私たちはもらったパンフレットもろくに読まず進んだので1時間ほどでした。写真も娘が撮っていたので、私はどれがどれかも覚えておらず、コメントも書けずすみません。

 でもこの前のパロネラパークもここも、たった一人の人が作り出したものだと思うと、本当にすごい情熱につき動かされているのだと、感心しました。


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