娘は初めてのミャンマーだが、私はバガンも2回目だ。と言っても1回目があまりにも昔で、はっきり覚えていない。その時マンダレーにも行ったのだが、バガンはあまりにも田舎で、交通手段もサムローだけしかなかった。夕日を見に行った帰りにサムローで宿に戻る途中、電灯がなく真っ暗な道をおじさんが走ってくれたのを覚えている。
それからたぶん35年ほど経っているので、バガンはすっかり観光地になっていた。と言ってもまだまだ素朴な田舎だけれども。交通機関もサムローは見かけず、トゥクトゥクと馬車、そしてレンタサイクルにレンタルEバイクがあった。私たちは2日間Eバイクを借りようと思ったのだが、ホテルのEバイクはもう出払っていて、町でEバイクを借りようとホテルから歩き出した。ただこのホテルは少し町から離れていた。
夜行バスで疲れていた私たちは10分ほどでもう歩くのが嫌になり、トゥクトゥクを捕まえた。そしてもうこれで一日観光することにした。
最初に連れていってくれたのが、シュエズィーゴォン・パヤー(パゴダ)。パガンを代表する仏塔で本当に豪華だ。ヤンゴンのシュエタゴンパヤーを思い出させるような金色。遺跡ではないので、ミャンマー人の参拝者のほうがずっと多かった。
次に行ったのが、たぶんティーロミィンロー寺院。1215年に建てられたそうなので、もう900年以上前のことになる。
ここでアクシデント。娘の顔色がよくないと思っていたら、やはり気分が悪いと言い出した。初日が深夜到着、昨夜が夜行バスで2日間睡眠不足の上、冬の日本から来ているので、暑さにもまいってしまったようだ。トゥクトゥクのおじさんに、娘をホテルまで連れていってほしいと頼んだ。おじさんは、全然嫌な顔もせず、ホテルまで行ってくれた。
それからおじさんはパガンで一番美しい寺院と言われるアーナンダ寺院へ連れていってくれた。この本堂の中にも美しい4体の仏像が四方に収められている。この写真は南側の迦葉仏。
時間はもう12時半を過ぎていた。私が何も言わないのに、おじさんは食堂(レストランとは決して言えない)へ連れていってくれた。ミャンマーではメイン料理を選ぶと、他の副菜は無料でついてくる。写真のメニューのメインはご飯の左上のチキンカレーで、後はお代わりもできるらしい。でもご飯の量も私には多すぎて、とても全部食べられなかった。
川岸にあるブーパヤー。7,8世紀ごろに建てられたが、1975年の地震で粉々になって川に流されてしまい、その後修復されたもの。
ここに写真を載せていない場所にも行っているので、たぶん十数カ所を回ったと思う。私も夜行バスの疲れで、もうかなりクタクタ。なのにおじさんは、「サンセットを見に行こう」とニコニコしながら言う。
途中で首に輪を巻いている女性たちを見かけた。布を織っていて、お土産として売っているようだ。タイのメーホーンソーンに住むパドゥン・カレン族の女性も首に輪を巻いて首を長くしている。彼らはミャンマーからの難民だったそうなので、この習慣は元々ミャンマーのものなんだと思った。
途中でホテルに戻ってもらったり、日没まで観光をさせてもらったが、トゥクトゥクのおじさんは、最初に決めた金額以上は要求もせず、私をホテルまで送ってくれた。いくら払ったかは覚えていないが、ケチな私だから相場以上を払ったとは思えない。空港のタクシーのおじさんに続いて、この時も本当にいい人に巡り合えてよかった。

それからたぶん35年ほど経っているので、バガンはすっかり観光地になっていた。と言ってもまだまだ素朴な田舎だけれども。交通機関もサムローは見かけず、トゥクトゥクと馬車、そしてレンタサイクルにレンタルEバイクがあった。私たちは2日間Eバイクを借りようと思ったのだが、ホテルのEバイクはもう出払っていて、町でEバイクを借りようとホテルから歩き出した。ただこのホテルは少し町から離れていた。
夜行バスで疲れていた私たちは10分ほどでもう歩くのが嫌になり、トゥクトゥクを捕まえた。そしてもうこれで一日観光することにした。
最初に連れていってくれたのが、シュエズィーゴォン・パヤー(パゴダ)。パガンを代表する仏塔で本当に豪華だ。ヤンゴンのシュエタゴンパヤーを思い出させるような金色。遺跡ではないので、ミャンマー人の参拝者のほうがずっと多かった。
次に行ったのが、たぶんティーロミィンロー寺院。1215年に建てられたそうなので、もう900年以上前のことになる。
四面に表情の違う仏像があり、この仏像が一番穏やかなお顔だった。
それからおじさんはパガンで一番美しい寺院と言われるアーナンダ寺院へ連れていってくれた。この本堂の中にも美しい4体の仏像が四方に収められている。この写真は南側の迦葉仏。
時間はもう12時半を過ぎていた。私が何も言わないのに、おじさんは食堂(レストランとは決して言えない)へ連れていってくれた。ミャンマーではメイン料理を選ぶと、他の副菜は無料でついてくる。写真のメニューのメインはご飯の左上のチキンカレーで、後はお代わりもできるらしい。でもご飯の量も私には多すぎて、とても全部食べられなかった。
1144年建造 タビィニュ寺院
1215年建造 マハーボディパヤー
川岸にあるブーパヤー。7,8世紀ごろに建てられたが、1975年の地震で粉々になって川に流されてしまい、その後修復されたもの。
ゴドーパリィン寺院
シィンビンターリャウン内にある寝仏、11世紀に作られ全長18m。
ここに写真を載せていない場所にも行っているので、たぶん十数カ所を回ったと思う。私も夜行バスの疲れで、もうかなりクタクタ。なのにおじさんは、「サンセットを見に行こう」とニコニコしながら言う。
途中で首に輪を巻いている女性たちを見かけた。布を織っていて、お土産として売っているようだ。タイのメーホーンソーンに住むパドゥン・カレン族の女性も首に輪を巻いて首を長くしている。彼らはミャンマーからの難民だったそうなので、この習慣は元々ミャンマーのものなんだと思った。
夕日の中で牛の放牧
途中でホテルに戻ってもらったり、日没まで観光をさせてもらったが、トゥクトゥクのおじさんは、最初に決めた金額以上は要求もせず、私をホテルまで送ってくれた。いくら払ったかは覚えていないが、ケチな私だから相場以上を払ったとは思えない。空港のタクシーのおじさんに続いて、この時も本当にいい人に巡り合えてよかった。


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