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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

スラム図書館

クロントイスラム②

 タイトルとは関係がないが、私はバレーボールが好きだ。今はありがたいことに、海外にいても日本で開催されているワールドカップを見ることができる。

 これまでもTVerのおかげで、家族の誰よりも日本のドラマを見続けているが、今回ほどありがたく思ったことはない。もし見逃しても、全試合見ることができるからだ。そのために、最近は仕事から帰宅するとすぐiPadでワールドカップを見る日々が続いている。

 それで前回に続いて書きかけていたクロントイスラムの問題の更新が、少し遅れてしまった。ただ、これも肺がんとは全く関係のない話なので、病気ブログと思って来てくださった方には、申し訳ないけれど。

 前回、初めてのスラム訪問は「プラティープ財団」だったと書いたが、タイに頻繁に来ている人でも、プラティープ・ウンソンタム・秦さんの名前を聞いたこともないかもしれない。彼女はクロントイスラムで生まれ育ち、まだ10代半ばでお姉さんと一緒に、親が働きに出ている子どもたちを預かって、「一日1バーツ(当時10円)学校」を始めた。1978年にアジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞し、その賞金で「ドゥアン・プラティープ財団」を設立された。

 財団のHPは、日本語のページもあるので、ぜひ見ていただきたいと思う。

 「ドゥアン・プラティープ財団」http://www.dpf.or.th/jp/

 プラティープさんは、私がボランティアに行っている「シーカーアジア財団」の代表顧問でもある。またご主人の秦辰也さんも副理事を務めておられる。この「シーカーアジア財団」は曹洞宗ボランティア会の活動から1991年に現地法人化されたそうだ。私もずっと名前は知っていた。

 こちらも日本語のホームページがあり、私はそのページからボランティアの申し込みをした。

 「シーカーアジア財団」 http://sikkha.or.th/jp/

 このクロントイスラムに、立ち退き問題が持ち上がっている。タイでは7月に新政権が発足した。といっても、2014年のクーデター以降暫定政権だった軍事政権から民政に復帰したとはいえ、暫定首相だったプラユット首相の続投。そして8月初めにクロントイスラム の再開発事業が発表された。

 その計画だと、現在このスラムに住む6万人の人が立ち退きをしなければならず、このシーカーアジア財団の場所も含まれるのだ。立ち退きをした住民には、高層アパートを提供するそうだが、それは土地の権利書を持つ人のみ。つまりここで住居を借りている人たちは、行き場を失ってしまうことになる。

 
クロントイスラムで検索すると、3D243265-E512-4E81-AE83-0F57359EC4CA廃線のような線路のすぐ近くにある家の写真が出てくる。スラム内を歩いてみたというYoutubeもたくさんある。私も8月の初めに図書館の先生に案内してもらって歩いた。







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 そして8月末、日本から来た人を、私が案内した。
すると線路が撤去されていたのだ!











 図書館の先生に聞いてみると、やはり再開発計画のためだという。本当にこのクロントイスラムは無くなってしまうのだろうか。そしてここに住む人たちは、どうなってしまうのだろう。

 私は、まだテレビのニュースを見て、理解できるわけではないので、ネット上の日本語の記事や、シーカーアジア財団の方の話しか情報はわからない。でもみんなこれからどうなるかはわからないようだ。

 スラムなど無くしてしまった方がいいと思うタイ人もたくさんいるかもしれない。でもそこに住む人たちの生きる権利を奪わないでほしい。子どもたちの笑顔が消えないでほしい。


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クロントイスラム

 私が初めてクロントイスラムを訪れたのは、もう30年くらい前になる。独身時代は毎年タイに来ていて、ある年、日本人ボランティアの方に「プラティープ財団」に連れていってもらった。そこでプラティープさんと結婚されて間もない秦辰也さんにお話を伺った。

 その時にスラムの中を案内していただいたが、本当にショックだった。水路の上に、板が通してあるだけの通路は、腐りかけたところも多く、歩くのも危ないと思ったし、匂いもひどかった。でも、遊んでいる子どもたちの笑顔は明るかった。

 タイに住み始める前年の2016年8月、再び「プラティープ財団」を訪れる機会があった。その時もスラムの中を案内していただいたが、私の記憶とはかなり変わっていた。確かにまだまだ貧しい暮らしをしている人は多いが、スラムの中心の通りは他の町とあまり変わらず、昔とは大違いだった。

 タイに来る前から、何かクロントイスラムでボランティアをしたいと思っていた。1年目は仕事に慣れるまでそれどころではなく、2年目は問い合わせをしたものの、授業数が前年よりも増えてしまったため、そのゆとりがなかった。

 そして今年、日本から戻ってすぐ去年に問い合わせをした「シーカー財団」にメールをした。今回は、すぐに話を聞きに行くこともでき、6月終わり頃から週1回をめどにボランティアに出かけている。

 ボランティアと言っても大したことをしているわけではなく、一番多いのは、図書館で子どもたち過ごすこと。子どもたちは容赦無くタイ語で話しかけてくるので、いつもしどろもどろになる。でもタイ人の先生方は、私にもわかりやすいようにゆっくりと話してくださる。



 図書館にはいろいろな人がボランティアに来ている。タイに住んでいる日本人だけでなく、いろいろな国の人もやってくる。この写真の時は、ちょうどフランス人学生がインターンシップとして参加していた。

 これは大きな絵本を使った読み聞かせで、子どもたちの大好きな「大きなかぶ」。先生の話し方が本当に上手で、私もすでに何度か聞いているが、いつも楽しい。

 タイ人の中にも、まだまだスラムに偏見を持つ人は多いという。タクシーも乗車拒否をされることも多いらしい。タイ人の同僚にボランティアのことを話してみたが、クロンとイスラムには行ったことがないと言われた。

 子どもたちは昔と同じように、誰にでも明るい笑顔を向けてくれる。私ができることは限られているけれど、これからもずっとその笑顔を見に行きたいと思う。

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