でもそのシーンは回りの人がビデオ撮りしており、それを見た藤井浩人市長(39歳)も、「なぜわざわざあんなことをするのか。セクハラと判断する」と他のインタビューで述べている。そして市長は、ダボ市の市長に謝罪のメールを送ったが、7日までに返答はないらしい。
前クールで話題になったドラマ「不適切にもほどがある」は、昭和と令和の大きな違いを、コミカルに描いてとても話題になったが、今回の副議長は、その昭和からタイムスリップしてきたのではないかと思うほど、セクハラについて知識がなさすぎる。
昭和の時代は、宴席で若い女性に性的なことを言ってからかうのが普通だった。当時の男性たちは、それで宴会を盛り上げているという間違った思い込みをしていた。実際からかわれた女性がどんな思いをしていたか、全く考えようともしなかった。
こんな超時代遅れのセクハラおやじが市議会長だなんて、美濃加茂市の皆さんは、どう思っておられるのだろう。この永田議員を容認するのは、いまだに昭和感覚が抜けないAncient Peopleだけだろう。
今回の対象が姉妹都市であるオーストラリア・ダボ市の若い女性であることも大問題だ。彼女がどんな思いをされたのかニュースでは触れられていないが、この出来事で日本に悪いイメージを持たれていないだろうか。日本はオーストラリアよりも、知識文化程度が低いと感じられたのではないだろうか。そう考えるだけで、怒りが止まらない。
日本の政治家は、高齢者が多すぎる。もちろん高齢になっても、すばらしい人格と知識でふさわしい人もおられるだろう。でもニュースなどで知る限り、そんな人はほんの少数で、ほとんどは老害と思われる人ばかりだ。政治家も、65歳停年にするべきだと思う。

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