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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ターキッシュエアラインズ

旅の終わりのトラブル、スーツケースのキャスターが!

 昨日の夜に日本に戻った。まだ旅行記はスロバキアに着いたところまでなのに、今日は自宅の部屋でこれを書いている。

 イスタンブールからの飛行機は予定より少し早く午後6時半過ぎに関空に着いた。10時間かかったが、4時間ほど眠れたし、それ以外はモニターで映画を見ていたので、思ったより大変ではなかった。日本人は乗客の1/3ほどで、イミグレはあっという間に通り、荷物受け取りのところまで来たが、かなりの便が到着しているようでターンテーブルが動きもしない。ちょうど検疫カウンターの横なので、スーツケースを開けられている外国人の様子を眺めていた。

セリフの割には愛らしい瞳のワンちゃんのポスターが・・・
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 待つこと30分。ようやく見慣れたミントグリーンのスーツケースが流れてきた。まだ人がたくさん待っているので、早く出てきたほうかもしれない。よいしょっと持ち上げて(と言っても12㎏弱)引っ張り出したら「あれ?なんかおかしい。」スーツケースをよく見ると、キャスターがひとつ壊れてなくなっていた!

 まあ3輪あるから転がせないわけじゃない。それに帰りもクレカの特典で宅配にするつもりだから、問題はない。でも昔、国内線のJALでスーツケースのどこかが破損して2000円もらったことがあるのだが(それも韓国で買った安物だったので、多分3000円くらいしかしなかった)、今回のターキッシュエアライズは何もないのか、でも一応写真は撮っておこうとこの写真。
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 JALABCのカウンターに行き、送り状を書いてからキャスターが壊れていることも告げる。そのとき、ちょうど私の横に来たご夫婦らしい二人連れも、「キャスターが壊されたんです」と話しているのが聞こえてきた。タグを見るとやはりイスタンブールからのターキッシュエアラインズ。
「ターキッシュエアラインズですね。私もなんですよ。キャスター一つが壊されちゃって・・・」
「証明もらいましたか?保険があれば、修理費が出ますよ。」
「それはどこで?」
「荷物受け取りのカウンターのところで。」

 そうだったのか。でも写真を撮ったから、ターキッシュエアラインズのカウンターで聞いてみよう。それにしても、宅配を使う客なんてそれほど多くないはずなのに、同じように壊された人がもう一人。ここまで印象が悪くなかったターキッシュエアラインズの株がガタンと下がった。

 出発階に上がり、ターキッシュエアラインズを探す。ちょうど私が2週間前に並んだのと同じくらいの時間なので、並んでいる人たちがいる。でもチェックイン以外のカウンターがないし、どうしようかと悩んだが、手前でPCに向かっている職員さんがいたので、声をかけた。

「すみません、スーツケースのキャスターが壊れてでてきたので、証明をいただきたいんですが。」
ここでは無理と言われるかと思ったら、とても親切で、もうスーツケースは預けてしまったのに、写真でOKしてくれた。それにバゲッジタグを捨てずに取っておいたのも正解だった。

 その職員さんはとても親切で、搭乗券も写真を撮って返してくれた。スーツケースがなくても、私の撮った写真をそのまま彼女もスマホで撮った。

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 家に帰る間に、クレカの保険を調べてみた。今回はセゾンカードで航空券を買い、行きの南海電車でエポスカードを使ったので、どちらも利用付帯の条件はOK。MUFJアメックスは使用付帯なのでこれも問題なし。でもどのサイトでも、1件につき3000円の自己負担額が必要だと書いてあった。

 それでキャスターの交換もググってみると、安くても4000円くらいはして、大阪市内まで行かなければならない。我が家から交通費が600円くらいだし、行く手間ヒマかける意味があるのか。

 いくらで買ったんだっけ、覚えてない・・・と思ったが、ちゃんとブログに書いていた(やはり日記替わりにしてあってよかった)。2年前、本帰国の時にMBKセンターで最初1400バーツと言われた値段が、最後は「友達価格1000バーツ」になったのだ。当時のレートで3600円くらいだろうか。

 これは3000円出して修理する意味ないなあ。しかも家に帰ってよく見ると、ひびも入っていた。それに確か今回の旅でもう6回使ったので、十分お役御免か。

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 でも色がとても気に入っているし、ファスナーで大きくすることもできたので、本当に1000バーツとは思えない働きをしてくれたスーツケースだった。心から感謝して、次の大ごみの日にサヨナラだな。


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トランジットツアーで観光より人との会話を楽しむ@イスタンブール

 もう旅は終わりに近づいているというのに、ようやく2日目のイスタンブールでのトランジットツアーのことだ。

 関空発のターキッシュエアラインズは、定刻より1時間早い5時に着いたので、参加しようと思っているトランジットツアーまでまだ3時間半もある。チェックインの時に、トランジットツアーの受付を聞くと、「入国審査の後、外に出て、ずっと右に行ってください。ターキッシュエアラインズのホテルデスクがあるから、そこで申し込んでください」とことだった。

この右端の1番カウンターがトランジットツアーの申し込み場所
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乗り継ぎの飛行機の時間を告げると、このツアーセットをいただいた
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 T09のツアーは、8時30分から15時まで。歩く距離は1㎞。リストにはたくさん載っていて、朝食のあと、German Fountain, Egyptian Obelisk, Serpentine Column, Walled Obeliks, Blue Mosque, Ayasofya Mosque(Outside Visit), Goden Horn and Bosphorus Cruise, Domabahce Palace(Outside Visit)  そして昼食のあと、空港へ戻る。

 しかし、3時間半まって8時半になったのに、まだ集合がかからない。他の二つのツアーは出発したのに、結局T09が呼ばれたのは、9時だった。8時半ごろからちょっといらいらしだした頃、隣の女性に話しかけられた。彼女も一人で参加のようだった。

 その女性はロシア出身で10年前にアメリカのテキサスに移住した人だった。お子さん2人とご主人は、シンガポールで合流ということで、一人でツアーに参加していた。とても話好きな人で、いろいろなことを話した。特に彼女のお子さんたちの学校の話がとてもおもしろかった。

 公立学校だが、中国系の子どもが50%ちかくいるそうだ。そのため、中国系のお祭りやイベントも行われていたのに、新しい校長が来て、そんな文化的な行事をすべて廃止しようとしているらしい。彼女の意見だと、州は公立学校をどんどん減らし、私立学校に教育を任せようとしているそうだ。

 もちろん英語の会話なので、私が100%理解できたか自信はない。でも公教育にお金をかけないのは、日本も同じだと思った。

 出発がかなり遅れたが、バスに乗り、イスタンブール市内へ向かう。そしてまず朝食。写真を撮るのを忘れているが、もちろんこれにパンとコーヒーがついていた。 

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 この朝食の時に、ロシア人の彼女がトイレに寄って、席が離れたのだが、今度は韓国人の女の子の横に座った。チェコでの留学を終えて韓国に帰る若い女の子なのだが、驚くほど日本語が上手で、ずっと日本語で話をした。まるで日本人と話しているような気になってくる。日本に行ったことはないのに、日本語を勉強して、N2も持っていると聞いて、本当に驚いた。N2という日本語レベルは、大学での日本語の授業もOKで、仕事も専門用語以外は大丈夫というレベルだ。

 結局、スタート時間がかなり遅れたために、観光はほとんどすっとばされた。朝食後、ボスフォラス海峡のクルーズへ行く。ここでロシア人の彼女とも合流し、また3人でいろいろ話した。
左下の船に乗り込んだ
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 結局船の上からの観光という感じで、説明もあったのだが、聞き取りにくかったし、もう覚えていない。

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そしてまだ2時間くらいしかたっていないのに、昼食
豆のスープとヨーグルト
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ラム肉のラップサンド、飲み物はコーラだった
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昼食後、ドルマバフチェ宮殿を外から見ておしまい
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 結局、朝食と昼食の間に、クルーズに行っただけの観光に終わってしまった。でも昼食の時に、あと3人の人たちと一緒になったのだが、一人の女性は、ニューヨークのオフブロードウェイに出ている女優さんだった。舞台の話も聞かせてもらって、これも面白かった。

 トランジットツアーのことは、あまり覚えていない。でも参加者の人と話したことは、覚えている。いろいろな人と話をする機会が増えるのも、一人旅のメリットだと思う。



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ターキッシュエアラインズでイスタンブールへ

*旅の目次はこちらへ 

 旅行を計画するとき、まず航空券探しから始まる。今回はクロアチアがメインなので、ザグレブ往復かと思ったが、行きたい場所にスロベニアが加わり、結局、リュブリャナ(スロベニア首都)に入り、クロアチアのドブロブニクから出るのが一番効率がよさそうだと判断した。それで検索して便利そうだったのがターキッシュエアラインズだ。

 しかもターキッシュエアラインズは、イスタンブールのトランジット時間に合わせて、無料のツアーを行っている。HPから購入すると、そのツアーに参加できる組み合わせの航空券が表示され、別にそれで値段が高くなるわけではない。

 そのツアーに参加できるように航空券のスケジュールを考えて買ったのが、イスタンブールに早朝に着き(関空ーイスタンブールの便はこれしかない)、夕方リュブリャナへ飛び、帰りはドブロブニクからイスタンブール、2時間待ちで関空行きの深夜便という航空券だった。

 アジアだとせいぜい6時間程度のフライトで目的地に着けるが、一昨年に久しぶりにニュージーランへの長距離フライトに乗ったときは辛かった。そのときも成田からオークランドへの直行便で11時間ほどかかったと思う。今回も同じくらいのナイトフライト、うーん身体がおかしくなりそうだ。

 24時間前からオンラインチェックインができるはずなのに、なぜかダメで、結局12時間前くらいに済ませた。3時間前くらいにカウンターへ行くと、すでにオンラインチェックインもかなりの列。30分ほど待って急に動き出したので、結局まだ始まっていなかったようだ。

 去年11月のNZの時は、保安検査場に入るまで1時間以上並んだが、今回は全く待ち時間もなくスムーズで、イミグレもあっという間だった。まだ十分時間があるので、プライオリティパスが使えるANAラウンジへ行ってみた。実はプライオリティパス保持者は時間制限があり、オープンの6時半から11時までは入れない。だからほとんどのアジア便は使えないのだ。

 すでにNODOKAでカルボナーラを食べてしまったので、一応有名な(?)ANAカレーだけ小盛にして食べてみた。(と言いながら、ミートボール一個ときんぴらも乗せた)
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 飛行機は定刻の9時50分に出発した。
もちろんエコノミーだが、席にアメニティグッズがおいてあった。最近LCCでなくても、経費削減で配っているところは少ないのに・・・

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 まだ眠くなかったので、マーベルの「マダム・ウェブ」を見ていたら、何か配っていると受け取ると、機内食のメニュー。しかも日本語つき。最近、このサービスもなくなったなあ。
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 人参のタラトゥルってなんだと思ったが、左上の人参のヨーグルトサラダみたいなものだった。すでにラウンジで食べてしまったので、メインディッシュを2/3くらいとその人参を1/3くらい食べて断念。

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 今回は翌日もハードなので、睡眠導入剤を1錠持ってきた。それを飲んだら、6時間くらいは眠れたようだ。

 上の写真には写っていないが、ここはいまだに金属のカトラリーを使っていることにもびっくり。やはりプラスティックより使いやすい。朝食もオムレツとチーズ一切れ、フルーツを食べただけだ。

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 なぜか予定より1時間早く到着し、10時間のフライトもなんとか過ごして、イスタンブール空港に到着。実はイスタンブール空港は3回目なのだが、大昔なのでおぼろげな記憶しかない。かなり近代的な空港になっており、昔の空港の面影もない。

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 飛行機は満席だったが、イミグレもそれほど待つこともなく、あっという間に外に出た。さあ、イスタンブール観光だ。
 



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