今日もヒマつぶしのようにYahooニュースを見ていたら、こんなタイトルが目についた。
Z世代に「知らんけど」が流行中 完答の若者「エセ関西弁のつもりはない」
まずZ世代って何歳だっけと思い、それを調べると、こんな表が見つかったので拝借。
この区分によると、私はベビーブーマーズの中にはいる。1965年からがX世代、1981年からがY世代、1996年からがZ世代だった。もう30代になる娘たちもZ世代ではなかったんだ。ようするに10代から20代半ばくらいの人たちを指すんだ。
そのZ世代の人たちが好んで使っているのが、「知らんけど」「わろた」「それな」「〇〇しか勝たん」「しんどw」「~してもろて」「ゆうて(言うて)」などらしい。特に「知らんけど」はSNSだけでなく、会話でも使われているそうだ。
「知らんけど」は自分の発言に確信や責任を持てないときに、最後に付け足して使う。「東京より大阪の人の方が声大きいんちゃう?知らんけど。」
「しんどw」は「しんどい」という形容詞で「骨が折れる」「つらい」の意味なのに、高校生たちが使う場合は「しんどくなるほど面白い、しんどくなるほど素晴らしい」とポジティブな意味で使うそうだ。
「この動画が面白過ぎでしんどw」 うーん、これはわからなかったかも。
でもどうして関西弁なんだろう。私にとっては、上にあげた表現は普通に使うことばだ。ちょっとコテコテ感があるので、関西人以外の人には使わないと思うが。でもZ世代の若者は、これを関西弁だと認識せずに使っている人が多いそうだ。
大阪弁(あえてこう言いたい)は、日本の方言の中でも、特別な位置にあると思う。やはり「お笑い」の文化が大阪の原点のようなもので、かつてお笑い芸人といえば大阪出身の人が多かった。そして何と言って吉本の存在が大きい。
大阪人は、どこに行っても大阪弁を恥ずかしがることもなく大声で話す。それを聞いた関西以外の人は、私たちは普通に話しているのに、何かおもしろいことを言っているように聞こえてるらしい。関東出身の友人に、娘との会話を「漫才みたい」と言われたことがある。私たちは別に面白いことを言っているつもりはなかったのだが。
まあでもネットスラングとして大阪弁が広まっていくのは興味深い。日本語教師としては、やはり若者言葉にアンテナを張っておかないと、世界中のアニメや漫画で日本語を覚えている日本語学習者に太刀打ちできない。
まずZ世代って何歳だっけと思い、それを調べると、こんな表が見つかったので拝借。
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この区分によると、私はベビーブーマーズの中にはいる。1965年からがX世代、1981年からがY世代、1996年からがZ世代だった。もう30代になる娘たちもZ世代ではなかったんだ。ようするに10代から20代半ばくらいの人たちを指すんだ。
そのZ世代の人たちが好んで使っているのが、「知らんけど」「わろた」「それな」「〇〇しか勝たん」「しんどw」「~してもろて」「ゆうて(言うて)」などらしい。特に「知らんけど」はSNSだけでなく、会話でも使われているそうだ。
「知らんけど」は自分の発言に確信や責任を持てないときに、最後に付け足して使う。「東京より大阪の人の方が声大きいんちゃう?知らんけど。」
「しんどw」は「しんどい」という形容詞で「骨が折れる」「つらい」の意味なのに、高校生たちが使う場合は「しんどくなるほど面白い、しんどくなるほど素晴らしい」とポジティブな意味で使うそうだ。
「この動画が面白過ぎでしんどw」 うーん、これはわからなかったかも。
でもどうして関西弁なんだろう。私にとっては、上にあげた表現は普通に使うことばだ。ちょっとコテコテ感があるので、関西人以外の人には使わないと思うが。でもZ世代の若者は、これを関西弁だと認識せずに使っている人が多いそうだ。
大阪弁(あえてこう言いたい)は、日本の方言の中でも、特別な位置にあると思う。やはり「お笑い」の文化が大阪の原点のようなもので、かつてお笑い芸人といえば大阪出身の人が多かった。そして何と言って吉本の存在が大きい。
大阪人は、どこに行っても大阪弁を恥ずかしがることもなく大声で話す。それを聞いた関西以外の人は、私たちは普通に話しているのに、何かおもしろいことを言っているように聞こえてるらしい。関東出身の友人に、娘との会話を「漫才みたい」と言われたことがある。私たちは別に面白いことを言っているつもりはなかったのだが。
まあでもネットスラングとして大阪弁が広まっていくのは興味深い。日本語教師としては、やはり若者言葉にアンテナを張っておかないと、世界中のアニメや漫画で日本語を覚えている日本語学習者に太刀打ちできない。
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