前にバイクのことを書いた時に、コメントで「日本だと同じ年式が15~21万円で売られているの」と書いてくださった方がおられたので、一瞬「持って帰りたい!」と思った。でもある輸送会社に問い合わせてみると、コロナ禍でバイクの輸送はしていないとのこと。やはりこちらで売っていくしかないなとあきらめた。
でも幸い親しい友人の御主人が買ってくださることになった。実はブンカーン旅行にご一緒させていただいた方だ。以前は大型バイクに乗っておられて、でもさすがにお年のことを考えると、小さいバイクでいいかという気持ちになられたそうだ。
おかげで私はギリギリまでバイクを使えるようになった。そして名義変更も、友人名義にするために、二人でチャトチャックの陸運局に行くことにした。私は今のバイクを買った時に、手続きのためにチャトチャックへ行っている。その時は、前の登録がサムットプラカーンだったため、まず居住地変更をして、次にオーナー変更をした。でも前オーナーの書類に不備があり、結局、買ったお店がやってくれた。
今回は、何度もチャトチャックに行くような事態は避けたいので、事前にかなりネットで調べてみた。でもあまり日本語だけではヒットせず、英語でも探した。それらを参考に必要なものは以下のものだと判断した。
*バイク本体 当日検査を受ける必要があるため
*バイク登録書 グリーンブックと呼ばれているもの(車だとブルーブック)
*購入者のパスポート顔写真ページとビザページのコピー
*ワークパーミット顔写真ページと勤務先記載ページのコピー または 大使館発行の在留証明書(コピー不可)
*販売者のパスポート写真ページとビザページのコピー (タイ人であればNational ID Cardのコピー)
以上のコピーには必ず青ペンでサインが必要
*名義変更申請用紙 (リンクを貼っておきましたが、変更される可能性もあります)
これらを用意して、東京ジョーさんの買取に来てもらった午後に、友人と二人でチャトチャックにある陸運局へ向かった。ここは免許取得、免許更新、国際免許発行、バイクの名義変更と何回も来ている。
バイクの検査は裏口から入ってすぐのところと覚えていたのに、なぜかすぐ見当たらない。タイ人の女性が英語で「どこ行くの?」と話しかけてくれて、横にいた職員らしき人に聞いてくれた。
するといきなり私のバイクの後ろにまたがった。
「私もそのビルのほうへ行くから、行って。」
いや、びっくりだわ。言われた通り、4番の建物のところに来たら、その女性はまた聞いてくれた。今度は6番に行けという。
6番に行ったら、今度はまた4番の奥に検査場があるという。もうどうなってるのやら。でも車の検査場の奥に、バイクの検査場があるとわかった。結局裏口の近くじゃないか。
その職員さんに、タイ語でGoogle Mapに打ち込んでもらった。そして出てきたのがこの場所。車でここから51分の距離!? 30kmちかくあるヽ(TдT)ノ
コロナのためなのか、居住地によって申請場所がちがう。表によると日本人の多く住む地域はバンチャークの陸運局だ(表の3,プラカノン、プラッウェート、スォンルォン、クロントイ、バンナー、ワッタナー)。でも私の住むサトーンやヤンナワーはトンブリー側にある陸運局1になっている。
でも一人じゃなくてよかった。友人は去年トンブリー側に引っ越したので、ウォンエンヤイあたりまではわかると言って先導してくれた。そこからは、止まってGoogle Mapを確認しながら向かう。私はついていくだけなのだが、本当にいつになったら到着するのかわからない。
途中で友人が言った。
「3時半までって書いてある。ギリギリ間に合うと思うんだけど。」
私の時計は、日差しの中だと反射してはっきり見えないので、もう時計も見ずに友人の後を追った。思わず心の中で「神様、間に合いますように」と祈る。でもこの程度の望みで神頼みはダメかなと思いなおし、今度は「お父さん、おじいちゃん、間に合うように守って」と亡くなった二人に願う。(2人ともずっと車を運転していたという理由)
陸運局は、建物の雰囲気がチャトチャックと似ていたので、すぐにわかった。入って車の検査場が見えたので、聞いてみると、「そっちだよ」と奥を指さしてくれた。
職員さんは私の書類を持って、このカウンターの向こうへ入っていった。受付はもう誰もいない。つまり私たちが最後だということか。よかった、ギリギリセーフ。
待っていたら、名前を呼ばれて、「在留証明はコピーはダメ」と言われた。でも友人は原本も持っていたので、すぐに提出。
また呼ばれて、今度は申請用紙の一番下に、私のサインをしろと言われた。(これは、調べたネット情報にはなかった)
最後にグリーンブックの私の履歴のページの下に、サインをしろと言われた。これも元の持ち主はサインをしてあったが、気づいていなかった。
そして最後に費用195バーツを友人が払い、返してもらったグリーンブックの氏名住所を確認するように言われた。やっと終了!!!
いやーホントにドキドキものだ。でも終わってみたら4時。ネットの情報では2時間以上待たされたとも書いてあったので、チャトチャックでも終わったら4時過ぎるのではと予想していたから、結局時間は変わらない。まあ待つ時間がトンブリー側のバイクツーリングになったと思えばいい。
トンブリー側は、本当にバンコクとは思えないようなのどかな町並みが多い。背の高いビルも少ないし、まるで地方都市をバイクで走っているような気分になれる。でもこの日はチャトチャックまで12㎞、陸運局1まで30㎞、そして家まで23㎞と合計65㎞も走った。バンコクでの一日の走行距離としては最高かもしれない。でも楽しい経験ができたと思う。
【追加】
アップしてみたら、コメント欄がおかしい。なぜか以前にいただいたコメントが出てきてしまう。この原因は、私が自分のブログを書くときに、「元の記事をコピーする」ではなく、アップした記事に上書きしてしまったためではないかと思った。
まあでも私の記事が無くなっても、いただいたコメントが消えたわけではないので、これでいいか。
コメント欄を見て、変だと思ったかりびーさん、nonmaiさん、big-Cさん、申し訳ありません。
でも幸い親しい友人の御主人が買ってくださることになった。実はブンカーン旅行にご一緒させていただいた方だ。以前は大型バイクに乗っておられて、でもさすがにお年のことを考えると、小さいバイクでいいかという気持ちになられたそうだ。
おかげで私はギリギリまでバイクを使えるようになった。そして名義変更も、友人名義にするために、二人でチャトチャックの陸運局に行くことにした。私は今のバイクを買った時に、手続きのためにチャトチャックへ行っている。その時は、前の登録がサムットプラカーンだったため、まず居住地変更をして、次にオーナー変更をした。でも前オーナーの書類に不備があり、結局、買ったお店がやってくれた。
今回は、何度もチャトチャックに行くような事態は避けたいので、事前にかなりネットで調べてみた。でもあまり日本語だけではヒットせず、英語でも探した。それらを参考に必要なものは以下のものだと判断した。
*バイク本体 当日検査を受ける必要があるため
*バイク登録書 グリーンブックと呼ばれているもの(車だとブルーブック)
*購入者のパスポート顔写真ページとビザページのコピー
*ワークパーミット顔写真ページと勤務先記載ページのコピー または 大使館発行の在留証明書(コピー不可)
*販売者のパスポート写真ページとビザページのコピー (タイ人であればNational ID Cardのコピー)
以上のコピーには必ず青ペンでサインが必要
*名義変更申請用紙 (リンクを貼っておきましたが、変更される可能性もあります)
これは1枚目で、2枚目は記入の必要なし
これらを用意して、東京ジョーさんの買取に来てもらった午後に、友人と二人でチャトチャックにある陸運局へ向かった。ここは免許取得、免許更新、国際免許発行、バイクの名義変更と何回も来ている。
バイクの検査は裏口から入ってすぐのところと覚えていたのに、なぜかすぐ見当たらない。タイ人の女性が英語で「どこ行くの?」と話しかけてくれて、横にいた職員らしき人に聞いてくれた。
するといきなり私のバイクの後ろにまたがった。
「私もそのビルのほうへ行くから、行って。」
いや、びっくりだわ。言われた通り、4番の建物のところに来たら、その女性はまた聞いてくれた。今度は6番に行けという。
6番に行ったら、今度はまた4番の奥に検査場があるという。もうどうなってるのやら。でも車の検査場の奥に、バイクの検査場があるとわかった。結局裏口の近くじゃないか。
ようやくたどり着いたバイク検査場
書類を出して受付しようとすると・・・
「サトーンだね。ここではできないんだよ。陸運局1に行って。このQRコードで地図がでてくるよ。」
でもQRコードをかざしても、その場所が出てこない。友人もダメ。
でもQRコードをかざしても、その場所が出てこない。友人もダメ。
その職員さんに、タイ語でGoogle Mapに打ち込んでもらった。そして出てきたのがこの場所。車でここから51分の距離!? 30kmちかくあるヽ(TдT)ノ
コロナのためなのか、居住地によって申請場所がちがう。表によると日本人の多く住む地域はバンチャークの陸運局だ(表の3,プラカノン、プラッウェート、スォンルォン、クロントイ、バンナー、ワッタナー)。でも私の住むサトーンやヤンナワーはトンブリー側にある陸運局1になっている。
でも一人じゃなくてよかった。友人は去年トンブリー側に引っ越したので、ウォンエンヤイあたりまではわかると言って先導してくれた。そこからは、止まってGoogle Mapを確認しながら向かう。私はついていくだけなのだが、本当にいつになったら到着するのかわからない。
途中で友人が言った。
「3時半までって書いてある。ギリギリ間に合うと思うんだけど。」
私の時計は、日差しの中だと反射してはっきり見えないので、もう時計も見ずに友人の後を追った。思わず心の中で「神様、間に合いますように」と祈る。でもこの程度の望みで神頼みはダメかなと思いなおし、今度は「お父さん、おじいちゃん、間に合うように守って」と亡くなった二人に願う。(2人ともずっと車を運転していたという理由)
陸運局は、建物の雰囲気がチャトチャックと似ていたので、すぐにわかった。入って車の検査場が見えたので、聞いてみると、「そっちだよ」と奥を指さしてくれた。
バイクの検査場
ここの受付に書類を出す
ここの受付に書類を出す
ここがメインの建物
チャトチャックと違い、これだけしかないのでわかりやすい
入口入ってすぐの受付に書類を出す
この時に気づいたが、3時29分だった
職員さんは私の書類を持って、このカウンターの向こうへ入っていった。受付はもう誰もいない。つまり私たちが最後だということか。よかった、ギリギリセーフ。
待っていたら、名前を呼ばれて、「在留証明はコピーはダメ」と言われた。でも友人は原本も持っていたので、すぐに提出。
また呼ばれて、今度は申請用紙の一番下に、私のサインをしろと言われた。(これは、調べたネット情報にはなかった)
最後にグリーンブックの私の履歴のページの下に、サインをしろと言われた。これも元の持ち主はサインをしてあったが、気づいていなかった。
そして最後に費用195バーツを友人が払い、返してもらったグリーンブックの氏名住所を確認するように言われた。やっと終了!!!
いやーホントにドキドキものだ。でも終わってみたら4時。ネットの情報では2時間以上待たされたとも書いてあったので、チャトチャックでも終わったら4時過ぎるのではと予想していたから、結局時間は変わらない。まあ待つ時間がトンブリー側のバイクツーリングになったと思えばいい。
トンブリー側は、本当にバンコクとは思えないようなのどかな町並みが多い。背の高いビルも少ないし、まるで地方都市をバイクで走っているような気分になれる。でもこの日はチャトチャックまで12㎞、陸運局1まで30㎞、そして家まで23㎞と合計65㎞も走った。バンコクでの一日の走行距離としては最高かもしれない。でも楽しい経験ができたと思う。
【追加】
アップしてみたら、コメント欄がおかしい。なぜか以前にいただいたコメントが出てきてしまう。この原因は、私が自分のブログを書くときに、「元の記事をコピーする」ではなく、アップした記事に上書きしてしまったためではないかと思った。
まあでも私の記事が無くなっても、いただいたコメントが消えたわけではないので、これでいいか。
コメント欄を見て、変だと思ったかりびーさん、nonmaiさん、big-Cさん、申し訳ありません。