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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

バイク名義変更

バンコクでバイクの名義変更 帰国準備⑤

 前にバイクのことを書いた時に、コメントで「日本だと同じ年式が15~21万円で売られているの」と書いてくださった方がおられたので、一瞬「持って帰りたい!」と思った。でもある輸送会社に問い合わせてみると、コロナ禍でバイクの輸送はしていないとのこと。やはりこちらで売っていくしかないなとあきらめた。

 でも幸い親しい友人の御主人が買ってくださることになった。実はブンカーン旅行にご一緒させていただいた方だ。以前は大型バイクに乗っておられて、でもさすがにお年のことを考えると、小さいバイクでいいかという気持ちになられたそうだ。

 おかげで私はギリギリまでバイクを使えるようになった。そして名義変更も、友人名義にするために、二人でチャトチャックの陸運局に行くことにした。私は今のバイクを買った時に、手続きのためにチャトチャックへ行っている。その時は、前の登録がサムットプラカーンだったため、まず居住地変更をして、次にオーナー変更をした。でも前オーナーの書類に不備があり、結局、買ったお店がやってくれた。

 今回は、何度もチャトチャックに行くような事態は避けたいので、事前にかなりネットで調べてみた。でもあまり日本語だけではヒットせず、英語でも探した。それらを参考に必要なものは以下のものだと判断した。

*バイク本体 当日検査を受ける必要があるため
*バイク登録書 グリーンブックと呼ばれているもの(車だとブルーブック)
*購入者のパスポート顔写真ページとビザページのコピー
*ワークパーミット顔写真ページと勤務先記載ページのコピー または 大使館発行の在留証明書(コピー不可)
*販売者のパスポート写真ページとビザページのコピー (タイ人であればNational ID Cardのコピー)
    以上のコピーには必ず青ペンでサインが必要

名義変更申請用紙 (リンクを貼っておきましたが、変更される可能性もあります)

これは1枚目で、2枚目は記入の必要なし
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 これらを用意して、東京ジョーさんの買取に来てもらった午後に、友人と二人でチャトチャックにある陸運局へ向かった。ここは免許取得、免許更新、国際免許発行、バイクの名義変更と何回も来ている。

 バイクの検査は裏口から入ってすぐのところと覚えていたのに、なぜかすぐ見当たらない。タイ人の女性が英語で「どこ行くの?」と話しかけてくれて、横にいた職員らしき人に聞いてくれた。

 するといきなり私のバイクの後ろにまたがった。
「私もそのビルのほうへ行くから、行って。」
いや、びっくりだわ。言われた通り、4番の建物のところに来たら、その女性はまた聞いてくれた。今度は6番に行けという。

 6番に行ったら、今度はまた4番の奥に検査場があるという。もうどうなってるのやら。でも車の検査場の奥に、バイクの検査場があるとわかった。結局裏口の近くじゃないか。

ようやくたどり着いたバイク検査場
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書類を出して受付しようとすると・・・
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「サトーンだね。ここではできないんだよ。陸運局1に行って。このQRコードで地図がでてくるよ。」
でもQRコードをかざしても、その場所が出てこない。友人もダメ。

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 その職員さんに、タイ語でGoogle Mapに打ち込んでもらった。そして出てきたのがこの場所。車でここから51分の距離!? 30kmちかくあるヽ(TдT)ノ

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 コロナのためなのか、居住地によって申請場所がちがう。表によると日本人の多く住む地域はバンチャークの陸運局だ(表の3,プラカノン、プラッウェート、スォンルォン、クロントイ、バンナー、ワッタナー)。でも私の住むサトーンやヤンナワーはトンブリー側にある陸運局1になっている。

 でも一人じゃなくてよかった。友人は去年トンブリー側に引っ越したので、ウォンエンヤイあたりまではわかると言って先導してくれた。そこからは、止まってGoogle Mapを確認しながら向かう。私はついていくだけなのだが、本当にいつになったら到着するのかわからない。

 途中で友人が言った。
「3時半までって書いてある。ギリギリ間に合うと思うんだけど。」
私の時計は、日差しの中だと反射してはっきり見えないので、もう時計も見ずに友人の後を追った。思わず心の中で「神様、間に合いますように」と祈る。でもこの程度の望みで神頼みはダメかなと思いなおし、今度は「お父さん、おじいちゃん、間に合うように守って」と亡くなった二人に願う。(2人ともずっと車を運転していたという理由)

 陸運局は、建物の雰囲気がチャトチャックと似ていたので、すぐにわかった。入って車の検査場が見えたので、聞いてみると、「そっちだよ」と奥を指さしてくれた。

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バイクの検査場
ここの受付に書類を出す

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 検査と言っても何を見ているのかわからない
3分で終わり、向こうのビルへと言われた

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ここがメインの建物
チャトチャックと違い、これだけしかないのでわかりやすい

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入口入ってすぐの受付に書類を出す
この時に気づいたが、3時29分だった

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 職員さんは私の書類を持って、このカウンターの向こうへ入っていった。受付はもう誰もいない。つまり私たちが最後だということか。よかった、ギリギリセーフ。
 
 待っていたら、名前を呼ばれて、「在留証明はコピーはダメ」と言われた。でも友人は原本も持っていたので、すぐに提出。

 また呼ばれて、今度は申請用紙の一番下に、私のサインをしろと言われた。(これは、調べたネット情報にはなかった)

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 最後にグリーンブックの私の履歴のページの下に、サインをしろと言われた。これも元の持ち主はサインをしてあったが、気づいていなかった。

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 そして最後に費用195バーツを友人が払い、返してもらったグリーンブックの氏名住所を確認するように言われた。やっと終了!!!

 いやーホントにドキドキものだ。でも終わってみたら4時。ネットの情報では2時間以上待たされたとも書いてあったので、チャトチャックでも終わったら4時過ぎるのではと予想していたから、結局時間は変わらない。まあ待つ時間がトンブリー側のバイクツーリングになったと思えばいい。

 トンブリー側は、本当にバンコクとは思えないようなのどかな町並みが多い。背の高いビルも少ないし、まるで地方都市をバイクで走っているような気分になれる。でもこの日はチャトチャックまで12㎞、陸運局1まで30㎞、そして家まで23㎞と合計65㎞も走った。バンコクでの一日の走行距離としては最高かもしれない。でも楽しい経験ができたと思う。

 【追加】
 アップしてみたら、コメント欄がおかしい。なぜか以前にいただいたコメントが出てきてしまう。この原因は、私が自分のブログを書くときに、「元の記事をコピーする」ではなく、アップした記事に上書きしてしまったためではないかと思った。
 まあでも私の記事が無くなっても、いただいたコメントが消えたわけではないので、これでいいか。

 コメント欄を見て、変だと思ったかりびーさん、nonmaiさん、big-Cさん、申し訳ありません。



バイクの名義変更

 バイクを買った翌週、午後の授業のない日に再び陸運局へ向かった。この日も右折で入るところを行き過ぎて、ちょうどチャトチャックの公園を超えたところあたりでUターンできることに気がついて、そこから戻ることができた。前回は、多分まだそこから5分以上は直進したように思う。

 さてまず車の免許を取ったビルの裏手にバイクの検査場があるとのことなので、そこへ向かった。バイクを停めて聞いてみると、なぜか先に第2棟の建物に行くように言われた。そこのインフォーメーションでバイク屋からもらった書類を出して、名義変更をしたいことを伝えた。

 受付の女性が行ったことはまず「タイ語話せる?」。それから来るのか。
「少しなら。」「これはサムットプラカーン県で登録されているから、まずバンコクに登録を移さないとだめ。今日手続きをして、来週の金曜日以降に来て、名義変更をしてね。」

 以上の会話は、タイ語の中に、少し英語の単語を入れて説明してくれたので理解できたが、タイ語だけだと危うかったかもしれない。でもナンバープレートが
クルンテープ(バンコク)じゃないことに、なんで気づかなかったんだろう。それくらい読めるのに。

 印紙代と手続き料のようなものを合計35バーツ払って、とりあえず登録地変更はできたようだった。でももう1度ここまで来なくてはならないと思うとうんざりだ。

 とにかく渋滞の中を、車と車の間をすり抜けていくのは本当に気を使う。バンコクは車線は2車線以上あるところが多いが、路肩がそれほど広くない。しかも路肩のあたりは道がデコボコになっていることが多くて、ハンドルを取られそうになる。

 そして翌週、3度目の正直と思いながら陸運局へ向った。今度は最後の右折もちゃんと曲がれて、しかも第4棟に近い裏門のところから入ることができた。

 バイク検査場も人が並んでいたが、その後ろに並んでグリーンブック(バイク登録証)を出した。番号札をもらって、待合で待っていると15分もしない間に、検査票をもらえた。そしてそれを持って第2棟へ向った。

 この日はかなり人が多くて、インフォーメーションに並ぶだけで30分ほどかかった。ようやく私の番が来て、さっきの検査票とバイク屋でもらった書類を出した。するとまた「タイ語話せる?」と聞かれ「少し」と答えると、「書類が足りないわよ。前の持ち主の、IDカードのコピーと、サインがない。」

 えっ!?バイク屋は、これで全部書類は揃っているって言ったのに!一応下手なタイ語でそれを伝えると、名義変更の書類を用意してくれて、サインの必要なところに丸をつけてくれた。「前の持ち主のIDカードのコピーもサインしてもらってね。」
 
 もう何がなんだかわからないけど、とりあえずこのままfatboy's motorbikeへ行ってみよう。

 英語を話す女性の店員さんに、陸運局で書類が足りないと言われたことを話した。
「でも今まで、同じように書類を用意して大丈夫だったけど。店のオーナーに聞いてみるわね」とすぐラインで連絡をしてくれたが、オーナーも、それで大丈夫なはずだと言う。

 「うちで手続きをするなら、1000バーツかかるけど、タイ人スタッフが必ずやってくれるよ。」「それはちょっと高い」と渋っていると、「とにかく書類を見るから」と、バイク屋が用意した書類と、私が陸運局でもらった書類を全部預けて、確認してくれることになった。


 その翌日、オーナーから直接電話があった。
「ごめん、やっぱり抜けている書類があったんだ。あのバイクは、他の会社から買ったので、その書類を用意するのに、少し時間がかかる。でも名義変更の手続きも、うちのスタッフに行かせるから。」

 オーナーも英語の上手な方なので、本当に助かった。これがタイ語だけだと、手も足も出ないだろうなあ。とにかくこれで私はもう陸運局にいく必要がなくなった。もうそれだけでもありがたい。しかも今回はfatboy's側のミスなので、変更手続きも全て無料でやってくれるという。

 結局、それから2週間以上もかかったけれど、約束通り手続きを全部してくれて、しかもナンバープレートも付け替えてくれて、ようやく私名義になったバイクと私の名前が記載されたグリーンブックを手にすることができた。

 色々あったけれど、ここで買ってよかったと思う。自宅からも近いし、今度の点検も全てお願いできるそうだ。何より英語が通じるのはありがたい。

 実費費用を支払い、タイ人スタッフには「コーヒーでも飲んでね」とわずかなチップを渡し、家に戻ってコンドの駐車場登録も済ませ、ようやく一連の作業も終わった。



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