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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

バンコク

スーパーで買い物のニュースに憤り


 タイは、非常事態宣言が1ヶ月延長されることになった。連日、新規感染者がひとけたになったものの、政府はまだ油断できないと言っている。でも本当にその通りだと思うので、同じ生活を続けるだけだ。

 日本のニュースを見ていたら、小池東京都知事が「買い物は3日に一回にして下さい」と言っているのに対して、ある年配の女性がこう答えていた。
「毎日の献立を考えるのが大変だから、毎日買い物に来なきゃいけない。」

 先日の大阪の松井市長が「買い物は男性が行くべきだ。男性は必要なものしか買わないから早い。」

 どちらも信じられない。市長の意見は、女性蔑視だと、外国からのメディアにも叩かれているらしい。私は大阪府民だったので、元々、納得がいかないことが多かったが、今回は呆れてものも言えない。

 そして毎日の買い物。私も30年以上主婦をやってきた。ずっとフルタイムで働いているので、買い物は基本は週1回。ただ牛乳は週の間で買い足して、また急に必要になったものは、仕事帰りにさっと買って帰った。

 娘たちが中学、高校のときはお弁当が必要だったので、私も一日3食作っていた。だからと言って毎日買い物に行く必要なんてなかったし、何よりも時間の無駄だと思っていた。

 もちろん新鮮な食材で料理をしたいと思う方はたくさんおられるだろう。でも毎日刺身を食べる必要もなく、お肉は冷凍しても調理次第では味は変わらず、野菜も工夫すれば、1週間使いまわすこともできると思う。

 その当時日曜日に買い物へ行き、1週間分の食材を買った。帰ってすぐ肉と魚の下処理をして冷凍。すぐに週の前半に使うものは、冷蔵かチルド。野菜もほうれん草のようなものは、3把まとめて茹でてしまい、葉先はその日にお浸しに、真ん中は翌日辛子和えに、残りは3、4日後に炒め物にした。

 肉は、お弁当用なら200g、夕食用なら400gに分けて冷凍した。魚は、煮魚は日曜日に作ってしまい冷凍、焼き魚は塩をして少し置いてから冷凍。日曜日はお刺身を食べることが多いので、我が家は週4回は魚料理だった。

 今から思うと若い頃は頑張っていたなあ。一人暮らしの今は、持ち帰りのおかずを買ってくることが約半分。まあタイは、作るより安くて美味しいかもしれないと言うのが理由だが。もちろん日本料理は高いので、自分で作る。

 日本のニュースでは、まだまだ商店街で多くの人が行き交っている光景を見るが、本当にコロナの終息の日を迎えたいのであれば、人との接触を減らすしか方法はないのだから、買い物も工夫すればいいのにと思う。
 

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ロックダウン1ヶ月経過

今一番のお気に入りランチ 
タイの「イワシのトマト煮缶」を使ったスパゲティ
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 3月26日に非常事態宣言が出されて1ヵ月が過ぎた。タイのコロナ感染状況はずいぶんよくなり、もう1週間ほどは10人台でおさまっている。でも4月30日までとされている非常事態宣言は、明日、政府の会議で延長される可能性が高いと言われている。

 段階的に制約を減らしていくそうだが、私たちの生活が「普通」に戻るのはいつのことかわからない。大学の授業は6月後半か7月からか、まだ連絡はないが、とにかくそれまでは私のロックダウン状態が続くのだろう。

 コロナ禍の生活で、精神的にまいっている人も多いと聞く。タイでは、コロナの死亡者が51人なのに、それに近い数字の自殺者が出ているそうだ。ネットで読んだだけなので、本当かどうかはわからないわからないが、連日自殺者のニュースがあるのは事実だ。

 ロックダウン中に気持ちが下がってしまわないように、なるべくプラスな点を考えるようにしている。でももちろんマイナス点もあるので、どちらもあげてみたい。

プラス面
*家族ラインを始めた!
 次女がニュージーランドへ行ってもう9年、長女が就職を機に家を出て5年、そして3年前に私がタイに来て、家族4人はそれぞれ一人暮らしをしている。次女はマイペースで家族ラインも面倒だと言っていたのだが、ロックダウン生活に入り、また私たちのことも心配してくれたのか、家族ラインに参加してくれた。そして毎週日曜日の午後に、2時間ほどみんなで話している。ビデオを使わず、それぞれが好きなことをしながら話をする。

*タイ語の勉強時間が増えた
 タイに住んでいるから、タイ語が話せるなんて甘い考えは消えた。やはりきちんと勉強しなければ、話すことはできないし、ましてタイ文字は難しいので、読み書きはもっと難しい。ロックダウンが終わるころ、私のタイ語能力が上がっていることを期待している。

*体がやわらかくなり、右腕、右肩の痛みがなくなった
 1年半前にこけて以来右腕が痛くて、去年の手術のあと、それがひどくなった。日本に帰ったとき、ハリ治療で少しましになったが、その後もずっと痛みは残っていた。それが、夕方のエクササイズとヨガのおかげで、本当に痛みがなくなってきたのだ。しかも全く前屈で手が床に届かなかったのに、指の第2関節のあたりまで曲がるようになった。これはもしかして20代の頃以来かも!?

マイナス面
*熟睡できない
 タイは年中暑いが、エアコンをつけっぱなしで寝ると風邪をひくし、でも暑さで目が覚めることも多い。だからコロナ禍でなくとも、夜中に1,2回目が覚めるのはいつものことだ。でも、やはりこのところもっと目が覚めることが増えたし、寝つきも悪くなった。自分でも感じないところでストレスがたまるのと、かなりの時間 iPad や IPhone を見ていることも原因だと思う。

*自分が作ったスケジュールのプレッシャーに追われる
 これは私の性格の問題だ。もともと計画をたてて、それに基づいて行動することが好きなのだ。だから、自分の計画通りにすすまないと、これがプレッシャーになってしまう。誰からも怒られるわけでもないのに、自分の融通のなさが情けなくなる。

*少しの体調の変化におびえる
 がん患者でなければ、私はもっと気楽だったと思う。去年までレントゲン検査でひっかかったことはなく、もちろん肺炎になったこともない。インフルエンザも、記憶にあるかぎり、2011年の新型インフルエンザかかっただけだ。
 でも今は怖くて仕方がない。万が一感染したら、命にかかわるのではないか。そのために、このロックダウンはありがたいことだと思い、日々の生活を送っている。

 プラス面を考えよう。そしてこれから1ヶ月も、あらたなプラス面を見つけよう。



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バンコク、ロックダウンの生活

4月3日 コンドミニアムの連絡
コロナ対策のため、コンド内でも常にマスクを

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 3月26日に非常事態宣言が出されて2週間ちょっとがすぎた。ほとんどの施設が閉められたが、食料品はスーパー、コンビニ、市場で買うことができるし、持ち帰りや宅配であれば、かなりのレストランや食堂、屋台が対応している。ということで、私自身は生活にはそれほど困らない。

 この前も書いたが、軍事政権のせいか、いろいろな決定事項はいきなり発表、翌日からということがほとんどだ。この間に、夜間禁止令(午後10時から午前4時)、公園封鎖、州間移動制限、州によっては完全ロックダウンと、いろいろ禁止事項は増えたが、9日に発表された10日から20日までの酒類販売禁止は、多くの人が大慌てとなったようだ。

 実はタイは13日(月)から15日(水)はソンクラーン(タイ正月)の祝日。ソンクラーンを延期するという話もあったが、それ以降の発表はなかったので、今日11日から15日は一応ソンクラーン休暇ということかと思う。

 例年であれば、タイ人はこの期間に大騒ぎ。いわゆる水かけ祭りなので、街を歩いていると水鉄砲に見舞われる。そしてお酒を飲んで騒ぎ回るので、この間の事件はかなり多いそうだ。そのためロックダウン中とはいえ、酒類販売禁止にしたのだろうと思う。

 私はこれも全く問題はない。もともとお酒が飲めない体質なのだ。では、何に困っているのだろう。私の1日は、こんな感じだ。

 仕事をしている時は、朝6時ごろに起きていた。大学は8時半から授業があるので、いつも7時半ごろに家を出ることにしている。今は、7時前くらいに目が覚める。特に目覚ましをセットせずに、大体6時半から7時ごろに目が覚める。朝食はタイに来てからずっと同じでトーストと野菜、チーズなどを食べる。

 大学の授業に合わせて、8時半から昼までは大学の授業の準備をしたり、タイ語の勉強をしている。この時間は一番集中できる時間だが、それでも家だと手元にiPhone iPadがあり、つい手にとってしまうことも多い。

 昼食は、サンドイッチ、スパゲティなどを自分で作ったり、週2、3回は近くのお店に買いに行く。その時に市場で買い物をする。うちの近所の市場は、何でも売っているので、困ることはない。

 午後はPCに向かい、ネットサーフィンやブログを書いたりする。そして、今一番関心を持っているのはzoom。これはニュージーランドの娘が教えてくれた。YouTubeにはもう数え切れないほどzoomについてアップされていて、それがどんなものかは理解できた。

 タイでは、すでにzoomを使ってオンライン授業を行なっている大学がある。うちの大学がどうなるかわからないが、この有り余る時間を使ってzoomを使えるようになればいいと思っている。

 昼間は、Tver や Netflixで映画やドラマを見ていることも多い。あまり予定を考えず、のんびりだらだら過ごしている。でも夕方5時ごろからは必ずYouTubeを見ながら、簡単なエアロビクスとヨガに挑戦。

 これを10日ほど続けて、ちょっと嬉しいご褒美が。実は私は本当に体が硬くて、前屈も開脚も全くダメ。タイマッサージに行くといつも「硬い、硬い」と言われまくり。それが前屈で手が床に届くようになったのだ。まあ、やめてしまうと元通りになってしまうかもしれないが、私にしては上出来だ。

 シャワーを浴びて、夕食。あまり手の込んだものは作らないが、野菜を多い目に、バランスを考えて食べている。間食やおやつはほとんど食べないが、毎日どこかで果物を食べる。今はマンゴーが旬で、安くて美味しい。

 夕食後はiPadを見ていることが多い。毎日YouTubeで日本のニュースを見ているが、非常事態宣言の後でも、人の多い電車に乗っている日本人の様子を見て、本当に不安になる。

 世界中のロックダウン生活をされている方に比べると、私は本当に普通の生活を送っていると思う。ただ、肺がん術後経過観察中の身としては、コロナに感染したらどうしようという恐怖からは逃れられない。

 急に呼吸が苦しくなることがある。その時は本当に焦ってしまう。慌てて熱を測って、平熱だとほっとする。何かの匂いを嗅いで、嗅覚が大丈夫であることを確かめる。少し鼻炎気味なので、そのために鼻呼吸がしづらくなるのかもしれないので、その度に、タイの有名な「ヤードム」を嗅いで、鼻をスースーさせる。

 一人だと、そんな不安を打ち明ける相手もなく、こうやってブログに書いて発散させている。今、もしどこか体調不良になっても、病院へ行くことも怖い。でも、いつかこの生活が終わる日が来ると信じ、毎日を過ごしていくしかないのだ。


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60歳誕生日 新たなチャレンジへ


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 今年も同じチョコレートケーキを買って食べました

 去年の誕生日のことを思い出すと、もうずいぶん前のことのように思える。あの頃は一番苦しかった。仕事帰りにコンビニでケーキを買って、一人で食べた。味なんてしないかもと思ったけど、そのチョコレートケーキはおいしかった。

 手術の前までも、どんな食事でもおいしいものはおいしかった。ネパールのトレッキング中の食事は、いつも同じようなものだったけど、それもおいしかった。一人で作るいつもの夕食も、手術の前日に夫と行ったイタリアンもおいしかった。

 体の中にがんがあっても、心は深く沈んでいても、おいしいものを食べられることは幸せだ。次に何を食べようと考えることは、生きる糧になる。まあ私が食いしん坊のためだけど。

 入院中だけ、味覚が少し変わって、タイ料理を受け付けなかったけれど、1か月もたたないうちに元に戻り、手術後に落ちた体重も、今は元通りだ。毎日の生活で、以前と大きく変わることはないが、時々呼吸がしにくいと感じたり、4階まで階段を上ると息が切れてしまうのは、仕方のないことだと思う。

 もうひとつ意外なところで違いを発見した。先日、日本語学科の卒業パーティがあったのだが、2年ぶりに着物を着てみた。久しぶりで自信がなかったので、友人に帯を締めるのを手伝ってもらった。いつもは、きつく締めても全然平気で、洋服と同じように食べられるのに、今回は違った。

 まず帯をぎゅっと締めあげて気がついた。左胸を圧迫されているためか、少し呼吸がしにくい。そしてパーティでも、あまり食欲がおきなかった。と言っても、気分が悪くなったりはせず、立ち歩いて学生たちと話をしたり写真を撮ったりした。

 がんサバイバーになって大きく変わったのは、身体ではなく心のほうだった。それまでは、自分で心身ともに若いと思い込んでいて、長生きの家系だから100歳まで生きられるのじゃないかと思っていた。だから「死」について考えたことはなかったのだ。

 人間はいつか死ぬ。それを真剣に考えた59歳だった。そういえば、満59歳といえば前厄、つまり今年は本厄か。まあ去年の手術で厄落としができたと思いたい。それにこの2年間は、アジアのお寺をかなり回ってお祈りをしてきた。そのおかげで、タイでがんを早期発見してもらえたとも思いたい。

 日本で仕事をしていたら、ちょうどこの3月で定年を迎えるはずだった。そして定年後になにかボランティアをしながらタイに住めるとい
いなと思っていた。それが仕事を見つけることができて、この3年間タイでも教師をすることができた。

 この1年間働きながら、自分が何をしたいのかと考え続けてきた。いつか人生に終わりが来るのなら、本当にやりたいことをしたい。そして出した結論は、仕事を辞めることだった。

 私の契約は4月いっぱいなので、その後いったん日本へ戻り、6月には戻ってこようと思った。でも何と4月30日に予約したエアアジアはフライトキャンセル。その上、今の状態では、もし日本に帰ったら、すんなりタイに戻ってくることができるのかという恐れもある。 

 まあ、今のところプランA、プランBと考えていて、日本やタイのコロナの状況によっては少し時間のズレはあるかもしれないが、チェンマイへ引越しを考えている。せっかくタイに住む機会を得たのだから、少し違う街にも住んでみたい。
 どちらのプランになるか分からないが、あと少しのバンコクを楽しみたい。

 

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エアーアジア Unlimited Passを買いました!

 You Tubeを見ていたら、エアーアジアが1年間乗り放題のパスを販売していると話が出ていた。調べてみると、マレーシア在住者向けに発売されたもので、基本的にマレーシア以外に住んでいる人には買えないそうだが、さすがにこのネット社会、抜け道を探して購入している人がいた。

 ということで私もトライ。まずマレーシア在住にするためには、VPNをマレーシアにすればいいのだが、これは私はすでにアプリを購入して使っているので、簡単にできる。

 そのVPNとは何だ?と思われる方も多いだろうが、私もタイに来るまで全く知らなかった言葉で、Vertual Private Network、直訳すると「仮想専用線」。例えば海外にいる人が、TVerやAmazon Primeを見ようとすると、「海外からは視聴できません」と表示される。でもVPNを使うと、日本のサーバーからアクセスしているようにできるのだ。また無料WiFiの安全性に不安がある場合もこの
VPNを使うと、IPアドレスを知らる心配もない。

 最初は、無料の
VPNアプリを使っていたが、時間制限があったり不安定であったりするので、去年から有料のアプリに変えた。ということで、簡単にマレーシアのVPNに変えて、他からは見られないエアーアジアのUnlimited Passのページを開いた。

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 エアアジアのBig Memberにはすでに登録済みで、住所はタイにしている。マレーシアでないと無理という情報もあったが、私はそのままログインして、購入ページに進み、支払いをした。ただ私はマレーシアのクレジットカードを持っており、簡単に購入できたが、日本のカードだと払えない場合もあったようだ。でも払えたという人もいる。
 
 今はコロナの影響で日本に行くのは躊躇しているが、今年は昨年より帰国する回数が増える可能性がある。HPによると、行き先は限定されているものの、タイー日本間が使えたり、日本ー台湾間が使えるようなので、これは絶対に元が取れそうだ。

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 それにクアラルンプール経由でオーストラリア、ぜひ行きたい。そのために、まずコロナが終息してくれることを願うばかりだ。
 ただ、マレーシアの祝日は使えないし、使える日は、日々変わっていくらしい。2週間前までに購入しなければならないし、予定がきっちりしている人は使いにくいようだ。
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 それでも、タイ在住者に取っても、本当においしいパスだ。この1年間、これを使ってどこに行けるだろうかと考えるだけでも楽しい。


*写真は全て公式HPより
 
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授業でひな祭り

 私が教えているのは大学なので、授業は会話だけではなく、日本の文化や歴史などの授業もある。今学期は「日本事情」という科目を教えているのだが、これまで日本人の衣食住、就職、年中行事、自然災害などをテーマにしてきたが、やはり内容がかなり難しくなる。

 あまり難しいことばかりすると、お互いに嫌になりそうなので、最後に調理実習をいれることにした。これまでも、他の先生方が、「たこ焼き」「いなりずし」「とんかつ」などを作らせているのをみたことがあったので、何か初めてのものを作りたいと思うが思いつかない。

 でも1月初めに久しぶりに会った友だちが、絵巻きずしのインストラクターの資格を持っていることを思い出し、彼女の頼んでみると、二つ返事でOKをもらえた。

 2月初めに会って必要なものを確認し、日本料理に必要なものなら何でも売っている「フジスーパー」を見に行った。
「焼きのり、すりごま、桜でんぶ、紅ショウガ、青のり・・・全部ここでそろうね。」
「ほんとに何でもあるね。」

 当日、学生たちには、ご飯とソーセージだけを用意させて、残りの材料はすべて私が用意した。私も事前に練習しておくべきかと思ったが、結局その時間もなく、友人に全てを任せて私は補助に入った。

 終わってみてびっくり。ほとんどの学生は上手に作れていた。改めてタイ人の手先の器用さに感心する。
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 今のところ、大学の周りでコロナは出ていないが、机や道具も事前にアルコールの入ったウエットティッシュでふかせ、手洗いも徹底させた。またかなりの学生が、マスクをしていた。
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 終わってから友人も驚いていた。日本でも20人から30人のグループに教えたことはあるけれど、必ず数人はできない人がいるそうだ。でも30数人のクラスを2回教えてもらって、どちらもできない学生はいなかった。

 今度日本へ帰ったとき、私ももう一度作ってみよう。もう雛祭りではないけれど、ちょど子どもの日の頃に帰るつもりなので、端午の節句でもまあいいかな。でも娘たちが子供の頃に作ってあげたかったと、遠く離れた娘たちを思いながら考えていた。


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バンコクの学校休校と日本の休校要請


 日本の北海道を訪れたタイ人夫婦とその孫がコロナウイルス に感染したことがわかり、その孫が行っている学校は、14日間の休校となった。その夫婦は、最初日本へ旅行したことを申告せず病院へ行き、孫も感染した後、1日は学校に行ったことがわかっているそうだ。それほど大きくない学校のようで、教員児童41人が、自宅待機することになった。  
 学校は26日から休校で、その日に校内は消毒が行われ、また感染した男性が行った病院でも、男性と接触した病院スタッフ30人も、2週間の自宅待機になったそうだ。

 また最近PM2.5をはじめとした大気汚染がかなりひどくなり、そのためにバンコク都庁管轄の学校は、26日と27日は臨時休校になった。大学は、いつも通りの授業を行っているが、朝から黄色がかった空を見上げるとうんざりする。
 
 そして日本の3月2日から小中高校が春休みいっぱいまで臨時休校となるというニュースに、驚きと憤りを感じている。子どもたちに自宅待機をしろと言って、どれだけ言うことを聞くのだろう。タイのように2週間だけと言われれば、子どもたちも親も教員も、何とか努力しようと思うかもしれない。でも働いている親たちが休めなければ、その子どもたちはどうなるのだろう。まして障がいを持った子どもたちや家族は、どうすればいいのだろう。

 今もネットニュースを見ていると、北海道の病院で、学校が休校になったため、看護師750人中170人が出勤できなくなり、予約外の外来診療はできず、入院日の変更も余儀なくされている患者がいるとのことだ。

 新型コロナウイルス は、確かに怖いかもしれない。でも本当に病院が必要な人たちが、簡単に病院で診てもらえなくなる方が、もっと恐ろしいことだと思う。そして人手不足の中で働くことになる医師や看護師の方たちが、オーバーワークで倒れてしまわないかと心配になる。
 
 今は世界中の医者や政治家や有識者が、新型コロナウイルス にどう対応していくべきなのかを模索している。普通の人間は、テレビやネットで情報を得て、あたふたせざるを得ない。でもその情報は、本当にすべて真実なのだろうか。

 タイ人の同僚は、「政府は全てを発表しないから、情報は信用できない」と言い放った。日本も同じだろう。私たちはいろいろな情報の中から、科学的根拠に基づいた情報を集め、自分で判断していかねばならない。これはがんにも言えることで、どんな病気であっても、冷静に自分で判断しなければならない。
 

 

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