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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ベトナム

ホーチミン旅行 ③サイゴン動物園

 1日1カ所だけの観光ということで、次の日はサイゴン動物園に行くことにした。昨日の戦争証跡博物館は、見るのに3時間以上かかってしまい、お昼ご飯がかなり遅い時間になってしまったので、今日は早めのお昼を食べてから行くことにした。

 まずお目当の店までGrabで直行。Kim Thanh(キムタイン)という地元の人にヨーグルトや牛乳が人気のお店らしいが、私はそこのビーフシチューが美味しいと言葉に惹かれた。 お昼少し前だが、もうお店の中はほとんど満席。外のテーブルについた。周りはベトナム人ばかりのようだ。近くで働いている人がお昼を食べに来ている。

8CD08E0D-2336-4115-9940-0F5E0FEACF5A シチューというよりスープだが、牛肉も野菜も煮込み加減が絶妙で、本当に美味しかった。味付けもそれほど濃くなくて、日本人好みの味だと思う。
 それに、やっぱりベトナムはフランスパンが美味しい!
 これはバンコクでは食べられないなあ。

 ヨーグルトドリンクも、甘すぎずちょうどよかった。アジアの飲み物は、甘すぎることが多いのだが、これはビーフシチューに合う甘さだった。
本当は、ベトナムプリンやシュークリームも美味しそうで食べたかったのに、2人とももう若くはないので、お腹に限界がある。今度来た時に絶対に食べようと思って、とりあえずはあきらめた。

KIM THANH(キムタイン・キムタン)    4 Le Van Huu street,P.Ben Nghe,District 1,Ho Chi Minh City

平日:8:30~18:00   土日:8:30~12:00  定休日:日・月と不定期に休み

 今は、ちょっとググればこの情報もすぐ出てくるから便利だ。

 さて、腹ごしらえも終えたので、またGrabを呼んで動物園へ。といっても大した距離ではなかった。

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入ってすぐのところに、サンタクロースとトナカイが。

日本と違って、アジアでは12月25日が過ぎても、サンタさんと、いろいろなところでお目にかかることが多い。






 
敷地はかなり広いそうなので、園内を回る車に乗って一周して見た。ここは、アジア最古の動物園らしい。植物園も併設されていて、池もあり、とてものどかなところだ。
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一応この案内図を頼りに、時計回りに回ってみることにした。

爬虫類館はかなり充実していて、いろいろな蛇やトカゲ、カメレオン、イグアナがいた。

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 その建物を出たところで、びっくりする景色に遭遇!

カメが全部ひっくりかえってる!なんだ、これ! 

 実はカメには、よくヒルがくっついているそうだ。その駆除のために消毒をしていた。

 実際係りの人は、甲羅の中に手を入れて、小さな黒いヒルを取り出していた。 






 爬虫類とカメでかなりの時間を過ごしてしまったが、この動物園は、王道の動物もちゃんといる。像、キリン、トラ、サイ、カワウソ、ホワイトタイガー。鳥もかなりの種類がいるが、残念ながらベトナム語の説明と英語の学術名では、名前はあまりわからなかった。

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     カワウソ達の動きが可愛い。
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         ツキノワグマも愛想よく歩き回っていた。
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ホワイトタイガーもすぐ近くまで来てくれた。

 ほとんどの動物をかなり近くで見ることができたので、友人も私も大満足だった。 こんなに充実しているのに、やはり入場料は5万ドン(250円弱)。動物好きな人には、超オススメの場所だ。

Saigon Zoo and Botanical Gardens)  
2B Nguyen Binh Khiem Str., Ward Ben Nghe, Dist. 1, Ho Chi Minh City
営業時間:7:00~17:00 定休日:なし




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ホーチミン旅行 ②ベトナム戦争証跡博物館

 ホーチミンは3回目だ。と行っても1回目は乗り継ぎを利用した1日だけで、2回目は娘2人、母、叔母を連れての旅行だったので、現地のツアーに参加したり、車をチャーターして観光したりで、自分の足で歩いた記憶がなく、ホーチミンの土地勘は全くない。今回は体調に不安もあるので、一日一ヶ所だけゆっくり見て回ることにした。 

 2日目は2人とも行きたかった戦争証跡博物館へ。友人は初めてだが、私は前回に訪れている。でもその時は、あまりに痛ましい展示物に、娘たちが悲鳴をあげるほど嫌がって、ゆっくりと館内を見ることができなかった。まだ中学生くらいだったから、仕方のないことだとは思う。 

23403B16-115E-49BF-A028-3D39D44FEC44 友人の家は中心地から離れているので、Grabで一気に博物館へ。これでまたどこにあるのか、あまりわからないが、言葉が全く通じなくても呼べるGrabは本当に便利だ。しかもボラれることもない。 

  着いたのは10時ごろだったので、外にはかなりの列ができていた。見たところ欧米人がかなり多い。アジア人は、ほとんどがベトナム人のように見える。それほど待つこともなく入場することができた。 
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 この前フエを訪れた時も思ったのだが、ベトナムにはタイのような外国人料金がないようだ。ここも一律40000ドン。日本円にして200円もしない。

 建物の外には、飛行機や戦車などが並んでいた。きれいな状態で保存されているが、これが本当に戦争に使われていたのだと思うと、何とも言えない。
 

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 本館の前、横手にある建物は、当時使われたギロチンや牢が再現されていた。

 悪趣味と言われそうだが、オーストラリアに住んでいた時、いろいろな場所の監獄を見たことがある。だからギロチンも何回か見たことがあるのだが、やはり実際使われていたと思うと、見るのはつらくなる。






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この金網でできた牢も、写真のように、常に這いつくばった状態にされていたということ。どうして人間は、こんな残酷なことを思いつくのだろう。

 この外の展示だけでも説明を読みながら見ると、30分ほどかかる。

 そしていよいよ本館へ。3階から順に降りていくと、戦争の経過や地雷や枯葉剤の影響など、現在に至るまでのことが説明されている。日本人カメラマンが撮った写真には、日本語の説明もつけられていた。
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ピューリッツアー賞をとった沢田教一さんの「安全への逃避」はかなり詳しく説明がついていて、沢田さんとこの家族が再会した時の写真もあった。
 
 他にも
石川文洋さん、中村梧郎さんの写真もたくさん展示されていた。

 前回の訪問の時に、とても残酷で目を背けたものの、はっきりと覚えている写真があり、今回それを見るのが怖かった。あまりにも悲惨で写真に撮らなかったが、アメリカ人兵士が、もう残骸となったベトナム人の死体を手にぶら下げている写真だ。

 初めて見たとき、あまりにもショックで、戦争は人間を人間でなくしてしまうのだと、無力感におそわれた。そして今回も同じ思いをした。

 前回、中学生だった娘たちが泣きそうになったのは、ホルマリン漬けの奇形胎児がたくさん展示されていたからだ。でも今回はどこにも置いてなかったように思う。枯葉剤の恐ろしさを伝えるには必要だったかもしれないが、私はその胎児を見て「生まれてくることもできなかったのに、ずっと人目にさらされるなんて」と思ったのだ。だから今回なかったことは、ちょっと救われたように感じた。
 
 枯葉剤も地雷も、いまだに多くのベトナム人を苦しめている。そして実はベトナムだけでなく、戦争時代に南北の通り道となったラオスには、かなり多くの地雷が埋められたままだ。今も苦しんでいる人たちに対して、直接関わった国だけでなく、戦争を見逃していた国も、何かをすべきだと思う。

 ベトナムは、かなり日本人の旅行者も増えていると聞く。若い人たちは、ここを訪れるのだろうか。2020年、もう日本人のほとんどが戦争を知らない。でも2度を戦争を起こさないためにも、戦争を知らない人たちは、ぜひここを見てもらいたいと思う。そして前回は怖がって見なかった娘たちに、もう一度見せたいと強く思った。




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ホーチミン旅行 ①航空券を2度買い

    タイで長期滞在する人は、どんなビザであれ90日レポートというものが必要だ。以前は直接イミグレに出向くか郵送だったそうだが、私が住み始めた頃はネット提出ができるようになり、最近アプリもできたようだ。でも 慣れているはずの人でも、忙しさにかまけてうっかり忘れてしまうこともある。先日も知人が1ヶ月も過ぎてから気づき、罰金2000バーツを支払ったそうだ。

 90日以内に一度出国すればリセットされるので、私はその期限がくる頃に旅行に出ることが多い。今回も1月末が期限だが、その頃に旅行をするのは難しい。タイの正月休みは12月31日と1月1日しかないらしいが、大学は30日も休みなので、ちょうど授業の終わる27日夜に出かけようと思った。

 今回の行き先はホーチミン。またベトナムと言われそうだが、ホーチミンには一時的に親友が住んでいるので、彼女と年越しをしたいと思ったのだ。と言っても私は2日から仕事なので、1日には戻らなければならない。

 年末年始の授業予定がはっきりしたのが11月半ばだったので、その時にSkyscannerで検索して、行きはNok Air 、帰りは Viet Jetでチケットを取った。27日夜のチケットはかなり安く1120バーツ(約4000円)。到着も夜8時なので、心配して友人が迎えにきてくれることになった。帰りは1日なのでちょっと高くて、2515バーツ(約9100円)。これは昼過ぎにはバンコクに到着する。
Viet JetもLCCなのだが、スワンナプーム空港に着くので、帰りはこの方が便利だ。

 そう、予定通りなら友人宅で6泊させてもらい、2人でゆっくりホーチミンを観光したり、ちょっと遠出もするはずだった。でも前に書いたように、出発前日夜中に熱を出し、当日朝は高熱でふらふらになり、安かったとはいえ航空券は捨てることになった。

 28日に熱はすっかり下がっていたので、改めて検索してみると、やはり
Nok Airが一番安く、2679バーツ(約9700円)。年末だし翌日のチケットなので、取れただけラッキーと思わねば。

 短い滞在となってしまったので、朝早い便を選んだ。ドーンムアン空港7時35分発。となると5時半を目指して空港に行かなくては。タクシーしか方法はないが、体調も回復したわけではないので、コンドからGrabを使おう。

 私が住んでいるところはとても便利なところで、ソイ(小道)の入り口まで1分歩けば、夜中でもタクシーはつかまる。だから荷物が少ないときは、ほとんどGrabは使わない。でも家族や友人が帰るときは、Grabだと本当に便利だ。今回は体力温存のため、Grabで呼ぶとすぐに見つかった。

 タクシーでもGrabでも空港に向かうときは、必ず高速を使っていいかと聞かれる。スワンナプームでもドーンムアンでも100バーツほどなので、少しでも早い方がいいかといつもOKする。でも今回は、高速という言葉ではなく、他のことを言われたので、はっきりわからなかったけどまあいいやと「OK カー」と答えた。

 結果は空港まで地道で行ってくれ、しかも早朝4時代だったので、たった40分しかかからなかった。なんて親切なGrabの人。チェックインカウンターはもう開いていて、10分ほど並んだが、搭乗券を受け取りイミグレへ。

 年末のせいかちょっと人は多かったが、それでも並んだのは15分程度。バンコクのイミグレはかなり悪評が高く、ネットでも取り上げられることが多いが、少しは改善されたのだろうか。

 157F9EC7-8080-4BE2-8F39-89314E32D7EBそしてPriority Passを使ってラウンジへ。早く空港に着いたので、ゆっくり朝食を食べることができた。

 以前にも書いたが、私は楽天ゴールドカードを持っていて、このカードには
Priority Passが無料でついてくる。これは本当にお得だ。海外に年数回出かける人は、有効価値大だと思う。

  Nok AirはタイのLCCとしてはかなり以前からあり、私も何回か乗ったことがある。前回のベトナムフエ行きは、ベトナム航空で痛い目にあったが、今回は何と定刻出発、定刻到着とLCCとは思えないほどの正確さだった。

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ホーチミンのイミグレもそれほど混んでいなくて、荷物も持ち込んだためあっという間にに出ることができた。出る前にSimカードを購入。ショップがずらっと並んでいたので、データだけで4日間のみだから一番安いものをと、順番に聞いて行った。そして買ったのは、これ。
30日間有効、データ通信のみ4G。
10万ドン(475円)。
私は1Gも使わなかった。 



 

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ベトナムのフエに一人旅 最終日

 最終日は、実はどこへも行っていない。というのは、飛行機が13時15分発で、空港行きのバスは2時間前に乗り場に行かなくてはならないので、遅くても10時半にはチェックアウトしなければならなかったからだ。ということで、今回は今まで触れていなかったホテルと空港バスについても書きたいと思う。

 私はたいていAgoda か Booking.comのどちらかを使って予約している。値段はそれほど変わらないが、Agodaは航空会社とのマイレージ提携があり、私はアメリカン航空をリンクさせている。なぜならアメリカン航空は昔貯めたマイレージが残っており、3年間マイルの出し入れがないと、これが無効になってしまうからだ。そのためにAgodaを使ってわずかなマイルをつけてアメリカン航空のマイレージを維持している。

 今回私が泊まった宿は、フエの賑やかな通りから少し入った安いホテルだった。レビューが良かったことと、まだ新しかったという理由で決めたが、本当にコスパがよく、従業員も親切で居心地が良かった。名前はPoetic Hue Hotelとあるが、部屋数も少ない家族経営のような小さなホテルだった。でもAgodaで予約した部屋は、ダブルベッド、シャワートイレ付きで、3泊5112円(1泊あたり1704円)で朝食付き。CIMG4396
 
 部屋はかなり広くて、ベッドも大きい。コーナーには机と椅子もあり、湯沸かしポットと無料のお茶やコーヒー(インスタントだが)も置いてある。セキュリティボックスがなかったので、2日目にiPadをスーツケース(鍵もない)に入れたまま外出するのは、少し不安だったが、でも帰ってみると洋服タンスの中のスーツケースを動かした気配は全くなかった。でもきちんと清掃されて、タオルなども替えてくれていた。本当は、安宿で貴重品を部屋に置いておくべきではないが、このホテルはたまたまとても良心的な従業員ばかりだったのだろう。


 到着した時のウエルカムフルーツもありがたかったし、朝食も卵料理とトースト、シンプルなフォー、炒めたインスタントヌードル(これはあまり美味しくなかったが)、パンケーキから選べ、飲み物はジュースとコーヒーの両方も頼める。ジュースはマンゴー、スイカ、人参と3日間飲んでみたが、どれも生ジュースだった。

 空港バスのことも、他の方のブログで知った。でもあまり情報がはっきりとしていなかった。到着時は、ロビーに出てすぐのところにカウンターがあり、切符を買って外に出ると、マイクロバスが待っていた。乗客はベトナム人ばかりで乗車率も6割程度。運賃は50000ドン(250円)。タクシーだと180000ドンはするそうだ。乗客は、好きなところで降ろしてもらえるようで、ベトナム人は適当に運転手に降りたいところを告げて降りていく。終点は、ハノイ通りのベトナム航空オフィスがあるビルの向かいだった。

 帰りのバスは予約する必要があるかと、前日にその場所を訪れると、ビルの前にプラスチックの椅子に座ったおじさんがいた。「エアポートバス」と聞くと、飛行機の時間を聞かれて、その2時間前にくればいいと言われた。

 ホテルから歩くと20分以上はかかるが、あまりすることもなかったので、フランスパンがあれば買いたいと思い、ブラブラ歩いてみた。でも見つからず、到着して昨日のおじさんにエアポートバスと言うと、少し早かったこともあり、後30分と言われた。ちょうど隣がベトナムコーヒーを出しているローカルカフェだったので、最後のコーヒーを飲む。20分ほどしておじさんに声をかけると、また30分後。本当に来るんだろうか。

 仕方がないので、もう一度さっきは通らなかった道をぐるりと歩いてみると、ラッキーなことにちょっとおしゃれなパン屋を見つけた。そこで欲しかったバケットを購入。戻って少しするとマイクロバスが来て、乗せてくれた。でもまだ発車しない。

 結局、私の飛行機の55分前に出発。乗っているのは私だけ。しかもまだお金を渡していない。運転手さんに、最後に払えばいいのだろうか。昼間だったので、町を出ると道はがら空きで、空港まで30分かからなかった。運転手さんに50000ドンを払い、専用車となったバスを降りた。

 フエの空港は小さいのでチェックインはあっという間だった。しかも国内線なので、30分前でも余裕。ただ来るときにかなり遅れたので、今回も飛行機が遅れて、次のホーチミンからバンコクへ乗り継げなかったらどうしようと不安だった。でも絶対遅れると思っていたフエ発の便はほぼ定刻に出発した。しかも機長の「ホーチミンの現地の天気は〜。到着時刻は〜。」というお馴染みのアナウンスの時も、予定通りの時間だった。

 なのに・・・。ホーチミン空港の近くを旋回すること約30分。滑走路が混んでいて、着陸許可が下りないとのこと。もういい加減にしてほしい。

 結局、今回も到着したときには残り1時間。国内線から国際線へ走り、しかもチェックインと出国手続きをしなければならず、ゲートに着いたらもう搭乗が始まっていた。もうベトナム航空には、あまり乗りたくない。

 ただ最後にラッキーだったのは、このところネットでも話題になっていたスワンナプーム空港のイミグレが、びっくりするほど空いていたこと。普通でも1時間、ひどい時は2時間近く待たされる日もあるらしいのに、30分ほどで出ることができた。

 私にとって今回の旅行は、一人旅へのCome Backというところ。スケジュールはゆったりと組んだが、暑い中、一日中歩くこともできたし、少し体力にも自信がついた。術後4ヶ月になる前に、いつもの自分を取り戻せたことがうれしいと思う。

 

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ベトナムのフエに一人旅 3日目

 昨夜はぐっすり眠れて、朝も少しゆっくり起きた。と言っても、年齢のせいか朝寝坊はできず、7時ごろには目を覚ました。ホテルの朝食を食べた後は、今日は市場やスーパーを回ったり、フエのローカルフードを食べ歩きしたいと思っている。

 まず庶民の台所、ドンハ市場へ行ってみよう。でも歩くにはちょっと遠いので、Grabでバイタクを呼ぶことにした。タイでもタクシーが捕まらないときはGrabを使っているが、言葉が通じない国では、本当にありがたい。

 すぐにバイタクは来て、13000ドン。たぶん、20バーツ(70円)くらいだから、タイより安い。私は銀行カードを登録しているので、自動引き落としだ。運転手は、ここからどこに行くのかと聞いてきたが、帰りはブラブラと旧市街から新市街へと歩いて行こうと思ったので、お断りした。

ドンハ市場は、狭い通路に小さな店が所狭しと並んでいる典型的なアジアの市場だった。なので私にはとても馴染みのある雰囲気だ。置いてある品物もあまりタイと変わらない。 





外に出ると橋の方へ向かう道は、ずっと野菜や果物を売っている店が並んでいた。これもタイの田舎と同じで、違うのは、売り子のおばさんたちが、ベトナムの傘をかぶっていること。並べられた野菜も、タイで見たことがあるものだった。       



 次に向かったのはコープマートというスーパーマーケット。ここでお土産にコーヒーや調味料を買った。

 そこでちょっとユニークなものを見つけた。有料の子供の遊び場だ。朝9時半から夜9時まで開いていて、料金は40000ドン(200円くらい)のようだ。




 この後は、ブラブラと歩いて新市街の方へ戻ることにした。昨夜、フエで食べたいものをリストアップしたが、たった1日で全部食べるのは無理だなあ。




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 これは着いた日の夜に、ホテルの近くの屋台で食べた。40000ドン(200円)。屋台にしては高いかなと思ったが、一緒になったベトナム人の女の子もその値段を払っていたので、別にふっかけられたわけではない。いつも食べているタイの麺類より量が多いので、実質は同じくらいかも。

2、コムヘン
 フエの町を流れているフォン川はシジミがたくさん取れるらしい。昨日のツアーの昼食バイキングにもシジミ料理があって、とても美味しかったが、このコムヘンという名物料理は、朝食によく食べられるそうだ。ご飯の上に、シジミ、バナナの花のつぼみやパクチー、ピーナッツ、揚げた豚皮なんかを乗せてシジミのスープをかけて食べる。量も多くなくてあっさりして美味しい。地元の人に人気の店に行ったが、たったの10000ドン(50円)だった。でもきれいな店とは言い難いので、タイの屋台で平気という人じゃないと無理かもしれない。

3、精進料理
 これはブログで見つけた「リエンホア」という精進料理のお店の「コムディア」(ぶっかけご飯)。
お店は屋台じゃなくて、ちゃんとしたレストランなのに、これはたったの20000ドン(100円)。コスパ最高の一品だった。



4、ベトナムぜんざいのチェー
 これも地元の人に人気の「チェーヘム」というお店をグーグルマップで探して行った。ベトナム語のメニューはあるが、全品10000ドン(50円)。それに用意されたものが並んでいるので、選んで指差すだけ。

5、バインミー
 これも前日夜に、屋台で買ってホテルで食べた。写真はないけれど。でも2年前にハノイで食べたものの方が、もっと美味しかった。

6、バインセオ
 ベトナム風お好み焼きというかクレープというか。ずっと昔にホーチミンで食べて大感激した。でも今回はチャンスがなくて、代わりにスーパーでバインセオの粉を買って、バンコクに戻ってから作ってみた。結果は、まあこんなものかという程度だった。

 最後は、有名なチャンディエン橋のライトアップ。川のほとりはデートコースなので、一人でブラブラするのはちょっと寂しかった。



 

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ベトナムのフエに一人旅 2日目②

 昼食の後、車はフエ市内に戻り、橋を超えて旧市街に入った。そして世界遺産に登録されている阮朝王宮へ。

 少し手前で車を降りて、門へ向かう。午後になり、ますます気温は上がっているように感じるが、とにかく歩き続ける。

 半日ツアーにした方が良かったかも・・・と今更、後悔しても遅い。
 
 この太和殿は、中国の紫禁城を真似て作られたそうだ。もちろん紫禁城よりスケールは小さいが、一つ一つの作りは丁寧で、とても美しい。太和殿内は写真撮影が禁止だったので、廊下の写真しかないが、威厳のある建物や家具は、本当に素晴らしかった。

 でも後で説明を読んでみると、実は太和殿は1968年のベトナム戦争時に焼失し、後で再建されたそうだ。ホーチミンから離れたこの街にも、ベトナム戦争の傷跡は残っている。


 頑張って王宮を見学した後、最後の目的地ティエン・ムー寺へ向かった。高さ21.24m、「幸福と天の恵み」を意味するこのトゥニャン塔の各階には仏像が安置されているそうだ。

 ちょうどこの場所は川べりにあり、市内中心までフォン川をドラゴンボートに乗って戻ることになる。夜であれば、橋がライトアップされて、本当に美しいらしいが、ゆっくりの両側の景色を見ながら、涼しい風に吹かれてボートに乗るのは本当に気持ちが良かった。

 4時40分頃、船は中心地に着いてツアーは終了した。それにしても朝から約9時間、昼食付きでみっちり観光し、たったの1300円弱。コスパの良さにびっくりしてしまう。最初に書いたが、ベトナムは本当に外国人料金がないのだろうか。タイだと、タイ人20バーツ、外国人100バーツという料金設定がどこでも見られる。まあそれでも日本に比べると安いので、納得はするのだが。
 
 昼食がバイキングでしっかり食べたので、それほどお腹も空いておらず、ホテルに戻る道でバインミーの屋台を見つけて買った。ベトナム名物のバケットサンドイッチだ。ホテルには、湯沸かしポットやお茶のティーパックも置いてあったので、もう今夜は出かけずゆっくりしよう。

 

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ベトナムのフエに一人旅 2日目①

 ベトナムには「シンツーリスト」という有名な旅行社がある。2009年以前は「シンカフェ」という名前だったらしく、私が初めてホーチミンに行った時、クチトンネルの1日ツアーで使った記憶がある。
 シンツーリスト 
https://www.thesinhtourist.vn

 今回もHPからフエのツアーを検索して、1日ツアーに申し込んでおいた。昼食付きで、郊外の遺跡を含む5カ所を回るのに、何と249000ベトナムドン(1245円)。これはベトナム語のHPでも同じ金額なので、ベトナム人でも同じなのだろう。ほとんどの観光に外国人料金が設定されているタイとは大違いだ。

 実はホテルはシンツーリストのすぐ近くなのだが、ホテルにピックアップに来てくれるとのこと。7時30分から45分の間と言われたので、朝食をそれまでに終えて(このホテルは朝食付き)待っていると、本当に45分ごろ迎えに来てくれた。

 ミニバンに乗り込むと、すでに欧米人が5、6人。それからまたいくつかのホテルを周り、マレーシア人夫婦、タイ人4人、ベトナム人家族2組と総勢20人弱。ガイドはもちろんベトナム人だけど、最初に英語で説明し、その後ベトナム語で説明していた。

 フエは1802年から1945年のベトナム最後の王朝「阮朝(グエン朝)」があった都市で、旧市街には王宮が、郊外には皇帝の墓が残っている。ツアーがまず向かったのは、ミンマン帝廟。入り口でまず共通チケットを購入。この一日ツアーはで行く3カ所用のチケットは、大人280,000ドン(私の両替のレートで1300円ちょっとだった)。

ここはかなり広大な敷地で、暑くなければゆっくり歩きたいと思えるところ。でもこの日は本当に暑くて、体感温度は38度くらい。日傘を持って行って、良かった。

 ミンマン帝に功績が書かれている石碑。漢字で書かれている。

 こんな石碑が170年以上経っても、きれいに残っている。

  

 ミンマン帝の在位期間は1819年~1840年の約20年間。歴代皇帝の中でも最も博識で有能で、政治力も長けていたそうだ。

 



 一番奥に、ミンマン帝の墳墓へと続く石畳の道があ流。大きな池の上の真ん中に伸びる道の向こうに石段が続き、その上にある門は常に閉ざされているそうだ。この奥に遺体が眠っているそうだが、遺体の正確な場所はわからないとか。
 






 続いて訪れたのは、カイディン帝廟。フランスに系統し、住民の税金を上げたり、派手好きだったと言われているカイディン帝。でもここは本当にお金をかけたことがわかる場所で、見応えはある。

  中国の兵馬俑のような石碑


 バロック様式の内装。壁の装飾は、アジア各地から輸入された陶器やガラスが使われているそうだ。そして、この写真の左側にある花の枝は、日本のビール瓶が使われているとか。

 ここは人も多くて、日本人ツアーグループもいた。私はこっそりそのガイド説明を聞いたり、また英語のツアーのガイド説明を聞いたりした。



 カイディン帝は1916年~1925年の9年間皇帝の座に君臨してたが、40歳で結核で亡くなったそうだ。

 全身が金箔で覆われているカイディン帝像。この像の下に帝の遺体があるそうで、歴代阮朝皇帝の中でも遺体の場所が判明しているのは、このカイディン帝のみだそうだ。



 世界遺産の後に訪れたのは、Vo Kinh Van An というベトナムの格闘技ショー。ここも別料金で70000ドン。でも日本円にすれば300円ちょっとだ。



  その後は、お香やベトナムの笠を作っているのを見せてくれるお店へ。









 昼食のお店が混んでいる時間だということで、ここで長い目の時間つぶしとなった。そして昼食のお店へ。写真を撮るのを忘れてしまったが、バイキング形式で、味付けもまあまあだった。

 お昼を終えて1時頃。でもまだ2カ所残っている。かなり暑い日なので、車に戻るとホッとする。しかも疲れて移動中は睡魔に襲われる。これは術後3ヶ月半だからというよりも、暑さで参っているのだろう。私の横に座っていたマレーシア人女性も、同じように寝ていたから。

                ちょっと写真が多くなってしまったので、午後は次回にします😆

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