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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ホーチミン

ホーチミン旅行 ③サイゴン動物園

 1日1カ所だけの観光ということで、次の日はサイゴン動物園に行くことにした。昨日の戦争証跡博物館は、見るのに3時間以上かかってしまい、お昼ご飯がかなり遅い時間になってしまったので、今日は早めのお昼を食べてから行くことにした。

 まずお目当の店までGrabで直行。Kim Thanh(キムタイン)という地元の人にヨーグルトや牛乳が人気のお店らしいが、私はそこのビーフシチューが美味しいと言葉に惹かれた。 お昼少し前だが、もうお店の中はほとんど満席。外のテーブルについた。周りはベトナム人ばかりのようだ。近くで働いている人がお昼を食べに来ている。

8CD08E0D-2336-4115-9940-0F5E0FEACF5A シチューというよりスープだが、牛肉も野菜も煮込み加減が絶妙で、本当に美味しかった。味付けもそれほど濃くなくて、日本人好みの味だと思う。
 それに、やっぱりベトナムはフランスパンが美味しい!
 これはバンコクでは食べられないなあ。

 ヨーグルトドリンクも、甘すぎずちょうどよかった。アジアの飲み物は、甘すぎることが多いのだが、これはビーフシチューに合う甘さだった。
本当は、ベトナムプリンやシュークリームも美味しそうで食べたかったのに、2人とももう若くはないので、お腹に限界がある。今度来た時に絶対に食べようと思って、とりあえずはあきらめた。

KIM THANH(キムタイン・キムタン)    4 Le Van Huu street,P.Ben Nghe,District 1,Ho Chi Minh City

平日:8:30~18:00   土日:8:30~12:00  定休日:日・月と不定期に休み

 今は、ちょっとググればこの情報もすぐ出てくるから便利だ。

 さて、腹ごしらえも終えたので、またGrabを呼んで動物園へ。といっても大した距離ではなかった。

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入ってすぐのところに、サンタクロースとトナカイが。

日本と違って、アジアでは12月25日が過ぎても、サンタさんと、いろいろなところでお目にかかることが多い。






 
敷地はかなり広いそうなので、園内を回る車に乗って一周して見た。ここは、アジア最古の動物園らしい。植物園も併設されていて、池もあり、とてものどかなところだ。
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一応この案内図を頼りに、時計回りに回ってみることにした。

爬虫類館はかなり充実していて、いろいろな蛇やトカゲ、カメレオン、イグアナがいた。

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 その建物を出たところで、びっくりする景色に遭遇!

カメが全部ひっくりかえってる!なんだ、これ! 

 実はカメには、よくヒルがくっついているそうだ。その駆除のために消毒をしていた。

 実際係りの人は、甲羅の中に手を入れて、小さな黒いヒルを取り出していた。 






 爬虫類とカメでかなりの時間を過ごしてしまったが、この動物園は、王道の動物もちゃんといる。像、キリン、トラ、サイ、カワウソ、ホワイトタイガー。鳥もかなりの種類がいるが、残念ながらベトナム語の説明と英語の学術名では、名前はあまりわからなかった。

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     カワウソ達の動きが可愛い。
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         ツキノワグマも愛想よく歩き回っていた。
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ホワイトタイガーもすぐ近くまで来てくれた。

 ほとんどの動物をかなり近くで見ることができたので、友人も私も大満足だった。 こんなに充実しているのに、やはり入場料は5万ドン(250円弱)。動物好きな人には、超オススメの場所だ。

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2B Nguyen Binh Khiem Str., Ward Ben Nghe, Dist. 1, Ho Chi Minh City
営業時間:7:00~17:00 定休日:なし




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ホーチミン旅行 ②ベトナム戦争証跡博物館

 ホーチミンは3回目だ。と行っても1回目は乗り継ぎを利用した1日だけで、2回目は娘2人、母、叔母を連れての旅行だったので、現地のツアーに参加したり、車をチャーターして観光したりで、自分の足で歩いた記憶がなく、ホーチミンの土地勘は全くない。今回は体調に不安もあるので、一日一ヶ所だけゆっくり見て回ることにした。 

 2日目は2人とも行きたかった戦争証跡博物館へ。友人は初めてだが、私は前回に訪れている。でもその時は、あまりに痛ましい展示物に、娘たちが悲鳴をあげるほど嫌がって、ゆっくりと館内を見ることができなかった。まだ中学生くらいだったから、仕方のないことだとは思う。 

23403B16-115E-49BF-A028-3D39D44FEC44 友人の家は中心地から離れているので、Grabで一気に博物館へ。これでまたどこにあるのか、あまりわからないが、言葉が全く通じなくても呼べるGrabは本当に便利だ。しかもボラれることもない。 

  着いたのは10時ごろだったので、外にはかなりの列ができていた。見たところ欧米人がかなり多い。アジア人は、ほとんどがベトナム人のように見える。それほど待つこともなく入場することができた。 
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 この前フエを訪れた時も思ったのだが、ベトナムにはタイのような外国人料金がないようだ。ここも一律40000ドン。日本円にして200円もしない。

 建物の外には、飛行機や戦車などが並んでいた。きれいな状態で保存されているが、これが本当に戦争に使われていたのだと思うと、何とも言えない。
 

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 本館の前、横手にある建物は、当時使われたギロチンや牢が再現されていた。

 悪趣味と言われそうだが、オーストラリアに住んでいた時、いろいろな場所の監獄を見たことがある。だからギロチンも何回か見たことがあるのだが、やはり実際使われていたと思うと、見るのはつらくなる。






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この金網でできた牢も、写真のように、常に這いつくばった状態にされていたということ。どうして人間は、こんな残酷なことを思いつくのだろう。

 この外の展示だけでも説明を読みながら見ると、30分ほどかかる。

 そしていよいよ本館へ。3階から順に降りていくと、戦争の経過や地雷や枯葉剤の影響など、現在に至るまでのことが説明されている。日本人カメラマンが撮った写真には、日本語の説明もつけられていた。
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ピューリッツアー賞をとった沢田教一さんの「安全への逃避」はかなり詳しく説明がついていて、沢田さんとこの家族が再会した時の写真もあった。
 
 他にも
石川文洋さん、中村梧郎さんの写真もたくさん展示されていた。

 前回の訪問の時に、とても残酷で目を背けたものの、はっきりと覚えている写真があり、今回それを見るのが怖かった。あまりにも悲惨で写真に撮らなかったが、アメリカ人兵士が、もう残骸となったベトナム人の死体を手にぶら下げている写真だ。

 初めて見たとき、あまりにもショックで、戦争は人間を人間でなくしてしまうのだと、無力感におそわれた。そして今回も同じ思いをした。

 前回、中学生だった娘たちが泣きそうになったのは、ホルマリン漬けの奇形胎児がたくさん展示されていたからだ。でも今回はどこにも置いてなかったように思う。枯葉剤の恐ろしさを伝えるには必要だったかもしれないが、私はその胎児を見て「生まれてくることもできなかったのに、ずっと人目にさらされるなんて」と思ったのだ。だから今回なかったことは、ちょっと救われたように感じた。
 
 枯葉剤も地雷も、いまだに多くのベトナム人を苦しめている。そして実はベトナムだけでなく、戦争時代に南北の通り道となったラオスには、かなり多くの地雷が埋められたままだ。今も苦しんでいる人たちに対して、直接関わった国だけでなく、戦争を見逃していた国も、何かをすべきだと思う。

 ベトナムは、かなり日本人の旅行者も増えていると聞く。若い人たちは、ここを訪れるのだろうか。2020年、もう日本人のほとんどが戦争を知らない。でも2度を戦争を起こさないためにも、戦争を知らない人たちは、ぜひここを見てもらいたいと思う。そして前回は怖がって見なかった娘たちに、もう一度見せたいと強く思った。




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ホーチミン旅行 ①航空券を2度買い

    タイで長期滞在する人は、どんなビザであれ90日レポートというものが必要だ。以前は直接イミグレに出向くか郵送だったそうだが、私が住み始めた頃はネット提出ができるようになり、最近アプリもできたようだ。でも 慣れているはずの人でも、忙しさにかまけてうっかり忘れてしまうこともある。先日も知人が1ヶ月も過ぎてから気づき、罰金2000バーツを支払ったそうだ。

 90日以内に一度出国すればリセットされるので、私はその期限がくる頃に旅行に出ることが多い。今回も1月末が期限だが、その頃に旅行をするのは難しい。タイの正月休みは12月31日と1月1日しかないらしいが、大学は30日も休みなので、ちょうど授業の終わる27日夜に出かけようと思った。

 今回の行き先はホーチミン。またベトナムと言われそうだが、ホーチミンには一時的に親友が住んでいるので、彼女と年越しをしたいと思ったのだ。と言っても私は2日から仕事なので、1日には戻らなければならない。

 年末年始の授業予定がはっきりしたのが11月半ばだったので、その時にSkyscannerで検索して、行きはNok Air 、帰りは Viet Jetでチケットを取った。27日夜のチケットはかなり安く1120バーツ(約4000円)。到着も夜8時なので、心配して友人が迎えにきてくれることになった。帰りは1日なのでちょっと高くて、2515バーツ(約9100円)。これは昼過ぎにはバンコクに到着する。
Viet JetもLCCなのだが、スワンナプーム空港に着くので、帰りはこの方が便利だ。

 そう、予定通りなら友人宅で6泊させてもらい、2人でゆっくりホーチミンを観光したり、ちょっと遠出もするはずだった。でも前に書いたように、出発前日夜中に熱を出し、当日朝は高熱でふらふらになり、安かったとはいえ航空券は捨てることになった。

 28日に熱はすっかり下がっていたので、改めて検索してみると、やはり
Nok Airが一番安く、2679バーツ(約9700円)。年末だし翌日のチケットなので、取れただけラッキーと思わねば。

 短い滞在となってしまったので、朝早い便を選んだ。ドーンムアン空港7時35分発。となると5時半を目指して空港に行かなくては。タクシーしか方法はないが、体調も回復したわけではないので、コンドからGrabを使おう。

 私が住んでいるところはとても便利なところで、ソイ(小道)の入り口まで1分歩けば、夜中でもタクシーはつかまる。だから荷物が少ないときは、ほとんどGrabは使わない。でも家族や友人が帰るときは、Grabだと本当に便利だ。今回は体力温存のため、Grabで呼ぶとすぐに見つかった。

 タクシーでもGrabでも空港に向かうときは、必ず高速を使っていいかと聞かれる。スワンナプームでもドーンムアンでも100バーツほどなので、少しでも早い方がいいかといつもOKする。でも今回は、高速という言葉ではなく、他のことを言われたので、はっきりわからなかったけどまあいいやと「OK カー」と答えた。

 結果は空港まで地道で行ってくれ、しかも早朝4時代だったので、たった40分しかかからなかった。なんて親切なGrabの人。チェックインカウンターはもう開いていて、10分ほど並んだが、搭乗券を受け取りイミグレへ。

 年末のせいかちょっと人は多かったが、それでも並んだのは15分程度。バンコクのイミグレはかなり悪評が高く、ネットでも取り上げられることが多いが、少しは改善されたのだろうか。

 157F9EC7-8080-4BE2-8F39-89314E32D7EBそしてPriority Passを使ってラウンジへ。早く空港に着いたので、ゆっくり朝食を食べることができた。

 以前にも書いたが、私は楽天ゴールドカードを持っていて、このカードには
Priority Passが無料でついてくる。これは本当にお得だ。海外に年数回出かける人は、有効価値大だと思う。

  Nok AirはタイのLCCとしてはかなり以前からあり、私も何回か乗ったことがある。前回のベトナムフエ行きは、ベトナム航空で痛い目にあったが、今回は何と定刻出発、定刻到着とLCCとは思えないほどの正確さだった。

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ホーチミンのイミグレもそれほど混んでいなくて、荷物も持ち込んだためあっという間にに出ることができた。出る前にSimカードを購入。ショップがずらっと並んでいたので、データだけで4日間のみだから一番安いものをと、順番に聞いて行った。そして買ったのは、これ。
30日間有効、データ通信のみ4G。
10万ドン(475円)。
私は1Gも使わなかった。 



 

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