乳がん検診はマンモグラフィーと触視診で800円、子宮がん検診は、視診、内診、細胞診で500円と安いのだが、返ってきた通知結果も、異状なしと書いてあるだけで、胸の結節については何もなかった。エコーじゃないとわからないのかもしれない。でも一応私の市で、婦人科、産婦人科としては定評のある病院で受けたので、まあこれで大丈夫だと思いたい。
特定検診と言われる一般的な検診は無料で、血液検査、尿検査、身体測定、血圧測定があり、追加で心電図(100円)と大腸がん検診(検便、300円)も受けた。こちらの方は結果を直接聞いたが、尿検査以外は何も問題はなかった。
実は私は体質的に尿で潜血反応が出てしまう。これは遺伝的なものらしく、母も娘たちも同様だ。実はオーストラリアへ留学ビザを取るとき、これで少し大変だった。現地でもビザ延長の際、かなり詳しい検査をされた。日本に帰ってからも、一度詳しい検査を受けたことがあるが、結局は体質的な問題で、要するに尿のろ過作用が弱いとのことだ。
肺がん検診は来月初めに大阪がんセンターでCTを撮るから必要ない。でも胃がん検診はもう30代の頃からずっとポリープがあるので、受けなくてはならない。それは検診を受けた病院で、胃カメラを受けることにした。
それにしても、市の検診程度で、本当に大丈夫なのかなあと思ってしまう。30代半ばで同僚に誘われてたまたま受けた人間ドックで胃の再検査を言われ、初めて胃カメラをやって以来、40代以降はずっと人間ドックを受けて、半分以上の確率で胃カメラを受けてきた。バリウムを飲んで吐いたこともあるので、最近はもう最初からなるべく胃カメラにしている。
でも病気の発見って、運もあるだろうなあと思う。私は本当に奇跡的にタイの大学での検診のレントゲンで、異常を指摘してもらえた。それを見つけてくれたお医者さんには感謝しかない。でも世の中には、もっと3期や4期になってからしか、がんを見つけてもらえなかった人がたくさんいる。
私は肺がんブログランキングにも参加しているので、そこに投稿されているブログも読んでいる。すでに緩解から何年も経ったサバイバーの方のブログのほうが多いが、時々、家族の方からそのブログ主さんが亡くなられたという報告があることもある。
自分が早期発見してもらえて、がんは死に至る病気ではないと思っているが、現実にはがんで亡くなられていく人もいるのだと、しかもそれが私よりずっと若い人もいるのだと思うとつらい。
だからどんな検診であっても、やはり1年に一度、検診は受けるべきなんだろう。長女は毎年職場検診があるが、たぶん婦人科検診を受けたことはないと思うので、この前も受けるようにアドバイスした。でも忙しさにかまけて受けていないだろう。
次女は学生なので、まだそんな検診がないようだ。まだ後1年くらいは博士論文にかかりそうと言っていたので、日本に帰ってこれるのは来年半ばだろうか。その時には、実費がかかったとしても一度人間ドックを受けさせたいと思う。
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