今回も、新聞で見つけたミャンマーのニュースだ。
ミャンマー国軍が在日ミャンマー人から所得税納付を義務付けたと発表した。クーデター後、ミャンマーは深刻な外貨不足に陥っており、国軍は在外労働者を「外貨供給源」にしようとしているらしい。
発表によると、在日ミャンマー人労働者の平均月収を20万円として、2%の4000円を所得税額にし、2000円を控除した残り2000円を毎月課税するとのことだ。月収20万円以下の労働者は月1000円に減額されるが、今年の10月までさかのぼって課税される。
日本のミャンマー大使館は未納に対する罰則は公表していないそうだが、ミャンマー国営紙によると、シンガポールや韓国ではパスポートの更新時に納税証明書の提出を求めるそうだ。つまり納税していなければ、パスポートの更新ができないということか。
他の国でも同条件かもしれないが、日本でもっとお金を稼ぐことができると期待して来日したミャンマー人は多いと思う。それが思ったよりも手取りは少なく、しかも年間24,000円も全く支持していない国軍に取られるとなれば、パスポートなどいらないと不法滞在者が増えていくのではないかと懸念される。
どんどんアジアから世界から取り残されていくようなミャンマーはどうなってしまうのだろう。ずっと書き続けているが、民主主義の世界が戻ることを願ってやまない。
話は変わるが、昨日は予定外に「子ども食堂」のボランティアへでかけた。先日のクリスマスパーティの日に、食堂の責任者の方が、「今度の水曜日は、私一人なんよ」とおっしゃったのだ。いつも来ている高校生の子も無理らしい。それで急遽手伝いに行くことにした。
行ってみると、最初は5人と聞いていた子どもも3人で、ボランティアも5時頃にもう一人来てくれることになったとのこと。でも責任者の方は、いろいろ食材の整理をされていたので、3時から4時半頃まで一人で料理をした。
全員でも6人しかいないので、みんなで一緒に食べることにした。いつもは、子どもたちの部屋には、高校生や大学生のボランティアの子だけしか座らないが、昨日はテーブルをくっつけて、全員で顔を見ながら食べることにした。
5年生の女の子が言う。「こんな風に食べるの初めてでうれしい!」彼女はちょっと食が細い子で、しかも野菜の好き嫌いも多く、いつも最後までお皿を眺めながら悩んでいることが多い。でも昨日は、ずっと楽しそうにおしゃべりをしながら、気づくとお皿は空っぽになっていた。
「〇〇ちゃん、すごーい。今日は全部食べたね!」というと、「うん、おいしかったよ」と笑顔で答えてくれた。
やはり食卓を囲んで、おしゃべりしながら食べることは大切だ。この子ども食堂に来る子たちの家は、食べるものがないほど困っているわけではない。でも両親とも遅くまで働いていることも多く、家族の団らんで食事をすることが少ないのだ。ずっとおしゃべりがとまらなかったその子を見ながら、今年最後のボランティアに来て良かったと思った。
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ミャンマー国軍が在日ミャンマー人から所得税納付を義務付けたと発表した。クーデター後、ミャンマーは深刻な外貨不足に陥っており、国軍は在外労働者を「外貨供給源」にしようとしているらしい。
発表によると、在日ミャンマー人労働者の平均月収を20万円として、2%の4000円を所得税額にし、2000円を控除した残り2000円を毎月課税するとのことだ。月収20万円以下の労働者は月1000円に減額されるが、今年の10月までさかのぼって課税される。
日本のミャンマー大使館は未納に対する罰則は公表していないそうだが、ミャンマー国営紙によると、シンガポールや韓国ではパスポートの更新時に納税証明書の提出を求めるそうだ。つまり納税していなければ、パスポートの更新ができないということか。
他の国でも同条件かもしれないが、日本でもっとお金を稼ぐことができると期待して来日したミャンマー人は多いと思う。それが思ったよりも手取りは少なく、しかも年間24,000円も全く支持していない国軍に取られるとなれば、パスポートなどいらないと不法滞在者が増えていくのではないかと懸念される。
どんどんアジアから世界から取り残されていくようなミャンマーはどうなってしまうのだろう。ずっと書き続けているが、民主主義の世界が戻ることを願ってやまない。
話は変わるが、昨日は予定外に「子ども食堂」のボランティアへでかけた。先日のクリスマスパーティの日に、食堂の責任者の方が、「今度の水曜日は、私一人なんよ」とおっしゃったのだ。いつも来ている高校生の子も無理らしい。それで急遽手伝いに行くことにした。
行ってみると、最初は5人と聞いていた子どもも3人で、ボランティアも5時頃にもう一人来てくれることになったとのこと。でも責任者の方は、いろいろ食材の整理をされていたので、3時から4時半頃まで一人で料理をした。
スパゲティカルボナーラ、ポテトサラダ(人参、キューリ、りんご)トマト添
ナゲット、フライドポテト(この2品は冷凍食材)、鮭のおにぎり
全員でも6人しかいないので、みんなで一緒に食べることにした。いつもは、子どもたちの部屋には、高校生や大学生のボランティアの子だけしか座らないが、昨日はテーブルをくっつけて、全員で顔を見ながら食べることにした。
5年生の女の子が言う。「こんな風に食べるの初めてでうれしい!」彼女はちょっと食が細い子で、しかも野菜の好き嫌いも多く、いつも最後までお皿を眺めながら悩んでいることが多い。でも昨日は、ずっと楽しそうにおしゃべりをしながら、気づくとお皿は空っぽになっていた。
「〇〇ちゃん、すごーい。今日は全部食べたね!」というと、「うん、おいしかったよ」と笑顔で答えてくれた。
やはり食卓を囲んで、おしゃべりしながら食べることは大切だ。この子ども食堂に来る子たちの家は、食べるものがないほど困っているわけではない。でも両親とも遅くまで働いていることも多く、家族の団らんで食事をすることが少ないのだ。ずっとおしゃべりがとまらなかったその子を見ながら、今年最後のボランティアに来て良かったと思った。
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