昨年ビジネスビザからリタイヤメントビザに切り替えた。最初は業者に頼もうと思ったが、やってみるとそれほど大変ではなかった。
これまでビザ更新は1か月前からだったが、いつだったか3日前?とかいう情報が入り、その後今度は45日前からOKということになった。これはイミグレのFacebookでも確認しているので、私の場合11月に入るとすぐ更新できると分かった。
昨年の申請の時と同じものを用意した。前回足りなかった銀行のレターと6か月分の明細(3か月でいいらしい)は前日に銀行へ行き、300バーツ支払って手に入れた。パスポートは前回同様タイ関係のページをすべてコピーしたが、ビザや最後の入国スタンプ以外のページはいらなかった。家賃支払い証明も、ネットバンキングの領収書を印刷したが、これも返された。ということで、実際に必要だったのは以下の書類だ。
*TM7 (Application for Extension of Temporary Stay in the Kngdom)
*パスポート
*パスポートのコピー タイに関係あるページ、ビザ、最後の入国スタンプのページなど
*TM6(入国カード)
*TM30のコピー
*オーナーさんのIDカード(バットプラチャーチョン)コピー
*コンドミニアムの部屋の登録書(タビアンバーン)コピー
*コンドミアム(建物全体)の登録書(タビアンバーン)コピー
*銀行のレターと3ヶ月分のステイトメント
*銀行通帳
*通帳の記載があるページすべて
*手書きの自宅地図
*写真一枚(6cm×4cm)
*ビザ代1900バーツ
今回はとてもスムーズに更新できたのだが、それでも前日から神経質になり眠れなかった。しかも目覚ましより早い5時に目が覚めて、5時40分にバイクでイミグレへ向かった。その時間だとまだ暗いが、私の家の周りは、朝早い時間でも人や車が行きかっている。でも道路はかなり空いていたので、今回は6時半にイミグレに到着した。最初に行ったときは、道に迷って1時間半もかかってしまったのに、ずいぶん進歩したものだ。
早すぎたのか、いつものゲートから入れてもらえず、向こうに回れと言われた。入ったゲートは2番でイミグレに一番近いところ。でも入る前に、コロナの問診票を書かされた。これはマヒドン病院に行った時に、いつも書いていたので慣れている。
入ったところに受付の机があり、2人の係員が座っていた。
「Non Immi Oの更新をしたいんです。それとリエントリーも。」
去年はここで銀行のステイトメントにいちゃもんをつけられたけど、今回はすぐリタイヤメントビザ用に3枚の書類と、リエントリービザ用の書類を渡してくれた。
*TM7 Application for extension of temporary stay in the kingdom of Thailand
* STM2 Acknowledgement of terms and conditions for permit of temporary stya in the kingdom of Thailand
* หมายเลข 3 Statement
そしてもらったチケットは39番。これはこれまでで一番若い番号かもしれない。昨年と同じように入口の右側の周回廊下に椅子がずらりと並んでいる。でもまだ時間もあるので、1階に降りて水を買い、サイアムコマーシャルバンク(SCB)を探してみた。やはり見当たらない。というのは、今私はSCBの定期口座に80万バーツを預けているのだが、イミグレに支店がない銀行は、いざという時に不便なように思う。だから確認して見つからなかったら、他の銀行に変えようかと思っているのだ。
8時ごろに番号が貼られた椅子に座りに行った。でもまだそれほど人が多くない。8時10分ごろから入場が始まり、私もすぐ中に入った。そして中のカウンターでNon Immi O用のキューチケットをもらう。
すごい2番だ。でもL (Non Immi O)は少ないけど、Non Immi B(ビジネス)は多いようで、チケットを持っていても一定数以上は入れないのか、手前で待っている人もいた。
8時半の開始時には呼ばれて、書類のチェックを受ける。パスポートコピーの何枚かを返され、TM30のコピーと、通帳のコピーを取ってくるように言われた。これは用意していなかったのだ。すぐに1階のコピー屋さんに走り、5枚10バーツを支払い、元のカウンターへ。そして宣誓書のような書類を胸の前にかかげた写真を撮られ、1900バーツ支払って、次のカウンターへ書類一式を提出した。
それから30分ほど待っただろうか。9時半ごろには、更新されたビザが押されたパスポートが返ってきた。すぐにカウンターへ行き、リエントリービザ用のキューチケットをもらう。今度も待ち人数はたった3人。
実はここでうっかりしていたのだが、本当なら更新したビザのページのコピーが必要だ。でもリエントリーを取るのは2年ぶりなので、すっかり忘れていた。すぐに順番が来て、カウンターに呼ばれる。
「ビザのコピーは?」
ここで思い出す。「すみません、忘れてました。」
「今回は、ここでコピーしてあげるけど、次は用意してね。」
若い職員だったが、この親切さにびっくり。イミグレでは、これまでたった一枚のコピーが足らなくても、自分で取りに行かされたのだ。たった2バーツのことだが、1階のコピー屋はかなり奥にあるので、往復するのがめんどくさい。それと写真も貼っていなかったのだが、渡すと彼女が貼ってくれた。
10時10分ごろにはリエントリービザも手に入れた。今回はシングルビザで1000バーツ。以前は複数回用にしていたが、タイから出ていけないので、1回で十分だ。一応5月に帰国を考えているが、ビザが切れる前に戻ってこれるかわからない。
海外在住者にとって、ビザは大切なものだ。これがないとタイで暮らしていけない。毎年更新するのは大変だが、今回のように半日で済むのであれば、わざわざ業者に頼む必要は全くないと思う。

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