接種後、実家に行った日は父の月命日だったので、お坊さんが読経をあげに来てくださった。その時にワクチンの話になり、こう言われたのだ。
「うちの妻が、ワクチンのあと帯状疱疹になったんですよ。檀家さんの中でも、女性の方の多くが帯状疱疹になったと言われてます。」
「えっ?私、左手がかゆいんだけど・・・」と心の中で思った。
「すぐに病院に行かなかったら、ひどくなって、治るまで一ヵ月くらいかかりました。」
私も若い頃一度帯状疱疹になったことがある。確かまだ娘たちが幼い頃で、かなり忙しい日々を送っていた頃だった。首筋から腕にかけてピリピリと痛くなり、母に指摘されて病院へ行った。確か薬をぬったら、割とすぐに治ったと思う。
接種後5日目、左手の甲からひじに向けてかゆくなってきた。右手も甲がかゆい。左手は手首から上にむけて、ポツポツ小さな発疹も出てきた。それでタイからずっとつけたままにしていたサーイシンを取らざるを得なくなった。
これは1月の東北タイと5月6月のチェンマイのお寺で結んでもらったものなので、できればずっとつけておきたかった。帰国した時、右手首に1本、左手首に3本のサーイシンが結ばれていて、右手首だけはほどいたのだが、左はそのままだった。でも本当にかゆくなってきて、仕方なしにほどいた。
ネットで調べてみると、去年、スペインでワクチン接種後に皮膚反応を起こした分析結果の論文が発表されていた。405症例の中で165例が1回目の接種後に、145例が2回目の接種後に皮膚反応が起こっており、発症時間は平均で接種後5.1日、症状の持続期間は平均値で12.2日だったとの事だ。
まさに私がかゆくてサーイシンをはずしたのが、接種5日後。ということはやはりワクチン副反応なのか。
今のところかゆみだけなので、3月に湿疹でBNH病院にかかったときもらったステロイドが、1本新しいままで残っていたので、とりあえずそれをぬってみた。かゆみはそれでおさまっている。
えっ!今、気がついた。3月8日に3回目のワクチンを打ったんだ。病院へは3月14日に行っているので、この時もワクチンの副反応だったんじゃないの!?あの時は、そんなことを全く考えずに、お医者さんも暑くなって汗をかくようになったためじゃないかと言われたように思う。うーん、ワクチンのせいだったかもしれない。
まあそれなら前回と同じ薬を1週間ほど続ければおさまるだろう。それに気づいたので、逆に気持ちが楽になった。わざわざ病院に行かなくてもいいだろう。
でもこれを書かなかったら、3月にBNH病院に行ったこともすっかり忘れていた。一番お世話になったのは、術後検診にずっと通った外科だが、それ以外にもがんを告知された内科、眼科、婦人科といろいろお世話になったなあ。





