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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

大阪いらっしゃいキャンペーン

大阪キャンペーンを使って母と温泉②

 さて昨日の続きだが、温泉にゆっくり入って部屋に戻った。温泉に長くはいったせいで母は「足元フラフラする」と言うが、この宿は本当に手すりがついているところが多く、私が手を添える必要もなかったし、エレベーターでは椅子に座って一息ついていた。

 夕食は部屋食にすると一人当たり2200円アップとのことで、もったいないかなと思ってやめた。でも早めの5時半にしてもらい、人がまだ少ない時間をねらった。2階のお食事処へ行ってみると、あまり心配する必要はないとわかった。かなり細かく仕切られていて、たぶん4人以上だと半個室で、2人だとテーブルが3つある半個室で、真ん中のテーブルを開けて2人ずつのテーブルという配置だった。だから隣のテーブルとは2m以上空いている。

前菜八種盛
右上が茄子かなと思ったら、イチジクだった
でも甘くなくて、不思議な味だった
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 お造りとざる豆腐
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鮎塩焼き(5年ぶりに食べた!)と炊き合わせ
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山海焼(和牛、みつせ鶏、海老、帆立、野菜)
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冬瓜饅頭(甘くなく出し仕立て)
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アサリの味噌汁、ごはん、お漬物、酢の物
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杏仁豆腐とマスカット大福
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 味付けも割と薄味であっさりしたものが多く、日頃はそれほど食べない母も、ご飯を少なくしてもらった以外は完食。

 反対側のテーブルに来られたのも、私たちと同じ母娘だった。途中で声をかけてくださり、母はうれしそうに話していた。向こうのお母さんは89歳とのことで、「おいしいからいつもよりたくさん食べられますね」と二人でうれしそうに言っていた。

 寝る前には、部屋の露天風呂に入った。向こう側は小高い山なのだが、その上に星がきらめいていた。やはりお風呂に入っていると、日本の良さを実感する。母は、「面倒だからもういい」と言ったが、「せっかく露天風呂付の高い部屋にしたのに」というと、「じゃあ入るわ」と言い、出てきたときは「本当に気持ちいいなあ」とご満悦の様子だった。 

 朝食はバイキングと聞いていたが、席は半個室だけを使っているようだった。品数も多く、ついたくさん取ってしまった。

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 「昭和の大発明チキンラーメン」と書いてある。というのは、この池田市は日清食品創業者の安藤百福の出身地。池田市にある実家で発明されたのだ。だから池田市には「カップヌードルミュージアム」がある。

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 でも私はチキンラーメンより、カレーの方が気になり「朝カレー」を食べてしまった。

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 かなり食べたように思うが、野菜が多かったためか、パン以外は完食。実は先にパンを取っていて、後でカレーに気づいたために、ご飯を普通に食べると、パンは無理だった。元々一つずつ袋に入っていたので、また袋に入れて持ち帰り(目立たないように・・・)、翌日の朝食に食べた。

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 大満足の食事と温泉の決算は以下。
 一泊二食(月替わり会席「うたげ」)露天風呂付和室 一人22,550円
   2名で45100円+入湯税300円 合計45,400円 ここから大阪キャンペーンで一人5000円割引なので、支払額は35,400円 プラス2000円のクーポンを2枚つき

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大阪キャンペーンを使って母と温泉


 昨日「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」のクーポンのことで愚痴ったが、宿泊の5000円分は、ストレスなくありがたく使わせてもらった。大阪府内の宿泊ということなので、大阪ヒルトンに泊まろうかなと思ったが、やはり母と一緒に行くのに、車じゃないと荷物がたいへんだと思った。なんせたとえ一泊でも、母は荷物が多い。いつも結局使わないものまで持っていくのだ。

 それでたまたま大阪キャンペーンのニュースに取り上げられていた池田市にある伏尾温泉、不死王閣に電話した。もうキャンペーンが始まって何日か過ぎていたが、私たちは平日のいつでもいいので3連休の後の日で予約が取れた。

 しかし!その3連休はちょうど日本列島を台風 14号が日本列島を縦断するというニュースが入り、しかもかなりの大型台風であるという。連休前の金曜日に、大阪は19日から20日にかけて通過と聞き、宿に電話をして日付を変更をお願いした。幸い、キャンペーンギリギリの29日に無料で変更してもらうことができた。

 伏尾温泉の不死王閣という名前は、当て字かなと思っていたのだが、フロントで渡された案内所に説明があった。

 平安時代、この宿の近くにある久安寺におられた堅実上人が、皇后様の安産を祈祷され、無事誕生された皇子(後の近衛帝)のお産安泰にちなんで、この地域を不死王村とよぶようになった。今の伏尾の地名は、この不死王村に由来する。

 ということは逆に不死王村の当て字が伏尾村ということか。

  温泉の写真は撮れないので、HPから拝借。大浴場は広々しており、その奥に露天風呂が広がっている。
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 今回は一人5000円の割引があるので、部屋をちょっといい方にして、露天風呂付き和室にした。部屋にはマッサージチェアーもある。

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 チェックインが3時からだったので、ちょうどその時間に行くと、フロントには20人以上の人が並んでいた。平日というのに、やはり大阪キャンペーンのためか。母をロビーのソファに座らせ、私も列に並んだ。かなり待つと思ったのに、実はチェックインする全員が並んでいたらしく、結局5分ほど待っただけだった。

 「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」の条件は、近畿二府四県の在住者で、ワクチン3回接種済みかPCR検査などで陰性が確認できた人。だから本人確認証明書とワクチン証明書が必要だった。写真でもいいと言われたので、母のワクチン証明は写真にとり、私は先日のデジタル証明を使った。

 でもここで一つアクシデントが・・・。出る時に母に保険証を持っているか確認したのに、車の中で確認すると「財布をおでかけ用に変えたから、入ってない」とのたまう。なぜ財布を普段用とお出かけ用に分ける必要があるのか理解できない。

 私はフロントの女性に泣き落としではないが、ニコニコと笑顔で「86歳の母に、出る時に確認したんですが、今見たらないって言うんです。ちゃんと私が預かればよかったんですが・・・」「ワクチン証明に氏名住所がありますし、この母のクレジットカードで、名前の確認もできると思うんです。ダメでしょうか?」と懇願した。

 フロント女性は、一応他の人に確認したようだが、「本当はダメだと思いますが、今日のところは・・・」と許してくれた(´∀`*)  いやー本当に感謝だ。

 部屋で一息ついてから大浴場に行った。まだ時間が早いせいか、他のお客さんも7、8人しかおられず、ゆったりはいれた。ここにも「黙浴」という掲示はあったが、やはり母は湯船の中で他の人に話しかける。まあでも2mちかく離れていたし、相手の方も笑顔で相手をしてくださったので、別に嫌ではなかったようだ。

 フロントでも浴場でも思ったが、平日の宿泊だと、見渡す限り高齢者女性だ。私達のように母娘と思われる二人組か、友人同士のグループ。たまに高齢者夫婦。でも本当に平均年齢は絶対に70歳を軽く超えている。

 この宿はそんな高齢者に向けての配慮ができた宿だった。館内には車椅子が用意され、段差があるところにはスロープもつけられている。階段や廊下に手すりがあり、エレベーターの中には小さな腰掛け椅子もあった。私達の部屋は7階で、大浴場やお食事処が2階だったので、母はそのエレベーターの椅子にはいつも腰掛けていた。

 先日コメントで、「元気な高齢者に求められているのは消費」と書いてくださったのが、今回本当にそうすべきだなと思った。母は幾つまで元気でいてくれるのかわからないが、このままの生活だと貯金を使い尽くすのは無理だろう。それは父が大病もせず、医療費や介護費がほとんどかからず天寿を全うしてくれたおかげでもある。幸い弟も私も、親の援助は必要としていないので、日本経済のために母に消費を促すしかないかなと思っている。


 
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スマホじゃないと使いにくい地域クーポン

 今月9月12日から30日まで「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」というのがあり、宿泊は5000円分、地域クーポンも2000円分もらえるということで、今月はこれを利用して近場の温泉へ行くことにした。

 そして昨夜、伏尾温泉に泊まってきた。その宿については明日以降に書こうと思うが、先に大阪キャンペーンのクーポンについて、思ったことを書きたいと思う。

 宿からは説明も書かれた紙クーポンをもらった。フロントの説明によると、このまま紙クーポンで使えるが、そうすると2000円のクーポンでお釣りが出ないというのだ。電子クーポンの説明には、「region PAY」アプリをダウンロードして、「おおさかPAY」にチャージしてくださいと書いてあった。

 そこにあったQRコードからApple Storeにアクセスして「region PAY」をダウンロード。そこで大阪を追加。「チャージする」を選ぶと、すぐQRコードの読み取りになり、私は4000円分のポイントをゲットした。

 使う時は 「支払う」を選び、お店のQRコードを読み取り、金額を入れてクリックで終わり。だからスマホを使い慣れていれば、全く問題はない。でも母のようにスマホを使えない人にとっては、あまりにもハードルの高いクーポンだ。
 
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 キャンペーンが少し延長され有効期限が延びたので使えるチャンスは増えたが、母と使えるのは明日のランチくらいだ。でもこのクーポンを使える場所も限られている。

 結局、母のような人は、2000円のクーポンをもらっても、泊まった宿でおみやげを買うくらいしか使い道はない。しかもお釣りは出ないので、欲しくないものも買ってしまうかもしれない。
 
 タイでも「コンラクルン」(1日150バーツを上限に政府が50%を援助する制度)のときに、「パオタン」というアプリを使って決済をしていた。小さな屋台でもコンラクルンのポスターが貼ってあり、お年寄りでもスマホを使って支払っているのを見て、ちょっと驚いた。タイはスマホの普及率が94%とかで、日本よりはるかに多いらしい。

 それでもスマホを持たない人は、そんな生活に関わる制度からも置いてけぼりかと思ったのだが、日本ではスマホを使えない高齢者は、いろいろな制度から置いてけぼりになる。母はワクチンの予約も電話しか使えず時間がかかり、マイナンバーカードも持っているそうだが(弟が手配したらしい)、今ではどこに置いたかも覚えていないようだ。

 私は紙の無駄遣いとしか思えないことも、紙でしか対応できない人もいる。母を見ながら、膨大な紙のゴミをどう処理すればいいかと頭が痛くなる。

 今日はまだ実家にいて、母の物忘れについイラッとしながら書いているので、もう文章もまとまりがなさすぎる。 駄文にお付き合い頂いて申し訳ありません。


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