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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

大阪城

検診の合間に大阪城へ行ったら・・・

 先週の胸部MRIに続いて、大阪がんセンターで検診を受けてきました。月曜日は朝オンラインレッスンがあるので、10時半にレッスンが終わってすぐ家を飛び出し、天満橋にある病院についたのは、11時半過ぎでした。受付を済ませ血液検査へ。朝一番だといつも混んでいるのに、この時間はガラガラでした。検診は14時からで、その前に血液検査と胸部レントゲンを済ませる必要があります。それからX線検査の受付をして、これも待ち時間はほとんどなく終わりました。

 30分弱で二つの検査を終えるとお腹ペコペコだったので、お昼を食べに出ました。天満橋駅から病院までの道にはいろいろな店があるのですが、この前美味しそうな担々麺の写真を見てから、頭の中にずっと担々麺が回っていて、それが看板に出ていた大阪王将に入りました。

がっつり炭水化物ばかりのランチ
担々麺とミニ高菜チャーハンセット 980円
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 まあものすごく美味しかったとは言いませんが、値段相応に美味しかったです。でもメニューには「ミニチャーハン」とあったのに、目の前にきたチャーハンはご飯一杯分くらいあって、日ごろここまで炭水化物祭りのような食事をしないので、完食したものの、ちょっと食べすぎたと後悔も・・・。

 店はかなり混んでいたので、食後ゆっくりというわけにもいかず、そそくさ出ました。まだ診察まで1時間半もあるので、いつも通り大阪城へ向かいます。

 公園の入口で気になる車と外国人を見ました。タクシー乗り場がありますが、そこにタクシーじゃなさそうな車が停まっています。左したの黒い車から「Need a cab?」と声が聞こえて、外国人男性二人が寄って行きました。手前の4人もそのグループのようです。きっとこれが白タクなんだろうなと思いました。

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 まあ日本は他の国に比べると安全だし、白タクでも危険な目に会う可能性も低いんでしょうねぇ。それに6人の男性グループだし。

 まあそんなものはほっといて、いつも通り天守閣が見えるところまで行きます。この2年間はいつも思うんですが、平日の昼間だと日本人がいない!

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 去年は桜の季節に来ましたが、今年はすこし遅めの新緑の季節です。入口からここまでの間に聞こえた言葉は、まず中国語、韓国語で、あとはスペイン語、フランス語、ドイツ語で、以外に英語が少なかったです。

 でも私の周りには、行きに1組、帰りに1組の日本人がいただけで、残りはすべて外国人のように見えました。それに一人で歩いている人を全く見かけなかったんです。グループツアーもまあまあ見かけました。

 平日の大阪城は日本人の観光スポットじゃなくなりつつあります。それだけ外国人観光客が増えているということですね。

 さて一番大事な検診ですが、1時45分に病院に戻り、診察を待ちました。午後は2時から診察のようで、1時55分頃には名前が呼ばれました。

 2019年ですでにあった「神経原性腫瘍」その時に24mmで5年間で2mmだけ大きくなったようですが、今回はまったく変化なしということでした。血液検査の方もクリアだったので、今年はこれで問題なしです。また1年後に同様の検診(MRI、X線、血液)を行う予定です。

 まあ年一度のMRIは、安心料だと思っています。これで安心して夏の旅行に行けます。


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平日午前10時、大阪城に日本人はいない!?

 今日は来週の検診のための検査を受けに、ふたつの病院へ行かねばならなかった。その病院が、大阪国際がんセンターと森之宮病院なのだが、ちょうどこの病院は大阪城公園の東西にある。

 最初の採血が9時半、次のMRTが11時なので、大阪城公園をぶらぶら歩いて散歩していればちょうどいい時間になるだろう。そう思い大手門の方から入っていった。大阪城が見えるのは桜門で、その反対側に豊臣秀吉を御祭神とする豊国神社がある。

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 いつもは素通りだが、今日は時間もあるので、ちょっと神社でお参りをした。すると後ろからタイ語が聞こえてきてびっくり。見ると10人くらいのグループが秀吉像のところで写真を撮ったり、ちゃんと手をたたいてお参りをしていた。

桜門のあたりも、外国人が多い
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 そして大阪城の前まで来てもっと驚いた。とにかく外国人しかいないように見える。旗を持ったガイドに連れられたグループも多い。ゆっくり歩きながら聞き耳をたてると、英語、フランス語、スペイン語、タイ語、中国語、韓国語と、何語か知らない言葉がいろいろ聞こえてきた。

 スーツケースをひっぱりながら歩いている人もいる。朝、飛行機や列車で着いて、そのまま大阪城観光に来られたのだろう。

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大手門に向かう道、ずっと人が歩いてくる様子が見える
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 来た道と反対の森之宮駅に向かう間も、聞こえてきたのはほとんど外国語だった。歩きながら不思議な気分になってくる。私は一体どこを歩いているんだろう。ちょうど中国人観光客グループに挟まれてしまったので、ずっと中国語だけしか聞こえない。

 地元だけにいると、外国人観光客が来ているとことに気付かない。でもさすがに大阪のメインの観光地ともなるとこれだけの外国人観光客が来ているのかと感心した。

 そしてなぜ外国人観光客とわかるのかということだが、まず欧米人やアラブ系の人は見ただけで判断できるし、マスクをしていない。そしてアジア系の人たちも、かなりの人がマスクをしていない。言葉が聞こえてきてくれば、何人か想像できるが、今日の私の印象では、韓国人のマスク率は20~30%、中国人(でも香港、台湾、中国の区別はつかない)でも半分くらい。たまに日本語が聞こえてくると、マスクをしていた。

 公園内だし、人が多いと言っても密集しているわけでもないので、マスクをとっても構わないだろうと思いながら、結局私はマスクを外さなかった。

森之宮の入り口には、こんな列車があり、桜門まで乗っていける(有料)
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 日本にはかなりの外国人観光客が入ってきているのを実感したが、ニュースで読んだところによると、日本人の国内旅行はかなり多くなっていても、海外旅行の数はまだまだコロナの前の状態には戻っていないとのこと。ひとつは航空券が高いためだろうが、それよりまだ日本人が海外旅行に出たいという気持ちを取り戻していないだめだろう。

 それに長女のように、まわりの反応を気にして海外旅行を躊躇している人もいるだろう。早く以前のように、多くの人が気楽に海外旅行に出られるようになってくれるといいのに。


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3年ぶりの大阪国際がんセンター

 タイで手術を受けた1か月後、日本へ一時帰国をした。その時、タイにあと何年滞在できるかわからなかったので、日本でも主治医を持とうと大阪国際がんセンターにかかることにした。そして半年後の2019年10月末に1週間の帰国でCTを撮ってもらい診察も受けた。

 その後の予約票は今も手元に残っているが、2020年5月13日にCT、5月20日に診察の予定だった。でもコロナで帰国できず、夫にキャンセルの電話を入れてもらった。

 主治医の先生は、最後にお会いした時(と言っても2回しかお会いしていない)転勤の可能性があるとおっしゃっていたが、7月初めにがんセンターに電話を入れると、やはりもうおられなかった。あの先生とお話ができて、とても勇気づけられたので、もうお目にかかれないのが残念だ。でも別の先生の予約を入れてもらった。

 そして今日、3年ぶりに大阪国際がんセンターへ向かった。予約は9時だったが、ちょっと早めの8時半ごろに着いた。以前来た時よりも、待っている患者さんが少ないように思う。なぜか最初に呼ばれた人がおらず、私は9時5分に診察室に入った。

 新しい先生は、前の先生より若い方だった。4月に撮ったレントゲンのデータCDを渡してあるので、それについての病理医師のレターもお見せした。
「このがんは、治る可能性が高いがんですから・・・」
最初にそう言っていただいて、今日もCTを撮るのかなと思っていたら、意外なことをおっしゃった。
「日本は、CTを撮り過ぎなんですよ。」
「タイの病院は3か月ごとのレントゲンから2年目に4か月、3年目に半年ごとのレントゲンでCTと言われませんでした。」
「そっちが世界基準でしょうね。どうしましょうか。」

 どうしましょうかと言われても返事に困る。でもCTは1年半撮っていないことを話すと、一度詳しい検査をしてみるということになった。

「造影剤を使ったCTはやったことがありますか?」「ないです。」
「じゃあそれと頭部MRIもやっておきましょう。5年以内だと全部保険でできるので。」

 そうなんだ。まあこれで転移がないか、徹底的に調べてもらえると言うことか。

 検査は森ノ宮病院に委託ということで、予約できる日を探してくださったが、一番早くても2月だった。いや、2月はタイに行くかもしれない。だって日本の冬を過ごす気力はない。
「術後4年の4月ではどうですか?」
「いいですよ。今のところ心配なさそうだし。」
ということで、今回はレントゲンもCTもなく、先生との顔合わせだけで終わってしまった。

 診察券を入れるファイルにこんな紙が挟まっていた。これを登録すれば、支払いは待たなくていいということか。ということで早速登録に向かい、手続きを済ませた。

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 そして先ほどそのMedical Gateにアクセスしてみると、今日の支払いが終わっていた。

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 国立のためか、再診扱いのためなのか、たったの480円にびっくり。病院の会計は時々ストレスの元になるので、これはありがたいシステムだ。

 病院の後は恒例の大阪城へ。お盆に友人と来たときは、かなりの人出だったが、今日は平日だし本当に人もまばら。でもお盆では全く見かけなかった外国人を2組見かけた。10月11日以降は、きっと一気に外国人観光客が増えるのだろうなあ。

 お盆に来たときは暑すぎて、ゆっくり見る気にもなれなかったところも写真に撮った。

重要文化財 多聞櫓(たもんやぐら)
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桜問枡形の巨石 表面積59.43㎡ 重量108トン
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大阪城天守閣に登り、大阪名物を食べに行く

 大阪城のあたりは、大阪府庁、合同庁舎、国税局、法務局、大阪府警本部などがあるので、なんやかやと行く機会はある。それにがん手術の後からお世話になっている大阪国際がんセンターもここにあるので、行く機会も増えた。

 コロナ前の2019年10月末、検診のために1週間だけ一時帰国をした。とても天気のいい日だったので、大阪城公園は観光客であふれていた。

2019年10月、経過観察の後、大阪城公園をブラブラ
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 こうやって比べると、空の青さが全く違うことにびっくりだ。やはり秋の空のほうが美しい。観光客などいないと思ったら、ちょうどお盆休みなので、まあまあに人出だった。特に天守閣の一番上は、かなり「密」な状態だったので、私たちはさっさと一周回って景色を見ただけで降りてきてしまった。

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金のシャチホコのレプリカ
身近で見るとかなり大きい

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 お城の中は、豊臣秀吉に関することやお城の建築についての展示や説明がある。私はもう何回か来ているし、友人も疲れたのかあまりゆっくり見ようとしなかたので、さっさと下まで降りた。

 今度は環状線ではなく、地下鉄天満橋駅へ向かう。私にとってはおなじみの駅だ。ここからは谷町線東梅田駅に出ることができる。

 大阪に住む人にとっては「普通のこと」なのだが、実は地下鉄に「梅田」は3つある。御堂筋線「梅田」、谷町線「東梅田」、四つ橋線「西梅田」で、駅同志はかなり離れている。北から南に向かって、ほぼ平行に走っているのだが、これ以外の「なんば」や「本町」は路線が違っていても駅はつながっているので、改札を出る必要はない。でも梅田だけは違うのだ。ただし乗り換えはそのままの切符を使うことができる。

 駅名でもうひとつ不思議なのは、地下鉄、阪急、阪神は「梅田」という駅名だが、JRだけは同じところにあるのに「大阪」を使う。だから「大阪駅」はJRだけしかない。その上、新幹線の発着は「大阪」ではなく「新大阪」で、これは地下鉄も「新大阪」駅なのだ。

 大阪に遊びに来る機会がありましたら、どうぞお気を付けください。

 さて、お昼に何を食べようかという話で、最初は「うどん」がいいかなと言っていたが、地下街を歩いているうちに「串カツ屋」を何軒か通り過ぎ、彼女が「串カツもいいな」と言った。

 「大阪人は誰でもよく串カツを食べる。」これは世間で思われている大阪人のイメージかもしれないが、私はそれほど食べたことがない。はっきり言って、大人になって串カツ屋に入ったのは、たぶん3,4回しかない。それも連れの人が食べたいと言ったから入ったまでだ。

 たぶん十数年ぶりに入った串カツ屋は、美味しかった。でも有名な「二度漬けはダメ」と言われるソースは、入れ物に入っていて、上からかけるタイプだった。ただキャベツは、小さな入れ物だったが、そこに山盛り入れてくれた。

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 串カツの後は、私の本命、「阪神のイカ焼き」。これは阪神デパートに昔からあるフードコートの名物だ。場所は変わっていたが、行列は以前よりもっとすごかった。

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 いか焼きは、いかを丸ごと焼いたものでも、ゲソを串にさしたものでもない。小麦粉にいかのげそを入れ、鉄板で圧縮させて焼くのだ。たぶん大阪人でこの「いか焼き」を知らない人はいないと思う。もちろん阪神だけではなく、買えるところはたくさんある。でもやっぱりここのいか焼きは美味しい。

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プラスチックプレートまでいかの形になっていた

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 あまり健康的な食事ではなかったが、「大阪名物」を食べて満足した私たちは、カフェへ行き、いつものようにアイスオーレを飲みながらおしゃべりをした。

 タイで知り合った友人と、梅田で同じようにおしゃべりをしているのは不思議だ。でも大阪を知らない人と大阪を回るのもおもしろい。



 
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