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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

子ども食堂

クリスマスパーティ第1弾、子ども食堂

 今日はクリスマス。でもイブが日曜日だったから、土日にパーティをした人が多いだろう。かくいう私も、土曜日はボランティアの子ども食堂でパーティ、そして昨日は旧知の元同僚を招いてのパーティをした。まあ昨日のは食事会というか、友人たちにとっては飲み会だが。

 子ども食堂のボランティアには月2回土曜日に行っている。いつもは3時頃に行き、子どもたちが6時頃から来て食事、大体7時半頃に片付けを済ませて終わる。子どもたちが多くても10人弱、ボランティアが2,3人といつもなら12,3人程度の食事だが、今回は子どもたちはフル出席、ボランティアもできるだけ参加、そしていつも寄付をくださる方をご招待と、総勢25名の参加となった。つまりいつもの倍の量を作らねばならなかった。

 まず子どもたちの大好きな揚げ物の準備をしながらかぼちゃを電子レンジで柔らかくしてマッシュ。それをスープにしたあと、ペンネのソースを2種類。大学生の若いボランティアの子たちが、カプレーゼのモッツァレラに顔をつけてくれて、サラダを盛り付け。一人の方はずっと揚げ物をし続けておられる。という風に、狭い台所に6人のボランティアが所狭しと働き続けた。

メニュー

 かぼちゃのスープ
 鶏の唐揚げ2種(普通のとコーンフレークをまぶしたもの)
 エビフライ
 ミニアメリカンドッグとハッシュドポテト(これは冷凍食品利用)
 焼き鳥
 ピザ(市販品)
 鮭と高菜のおにぎり
 ミモザサラダ
 カプレーゼ、ジュノベーゼソース添え
 フルーツポンチ(りんご、みかん、マスカット)
 ケーキ

盛り付ける大学生ボランティア

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メインの揚げ物プレート

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ピザは市販品だが、オーブンで焼くのに時間がかかった

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アップで撮るのを忘れたが、モッツァレラには大学生たちが顔をつけてくれている

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焼き鳥はあっという間になくなった

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 この写真に載っているのが、大体半分の量。残りを大人たちが食べていたが、私達が食べきれない揚げ物は、子どもたちが全部食べてしまった。だから残ったのはペンネとピザが少しずつ。

ケーキはこの地域では有名な「ドエル」というケーキ屋さんのもの
写真ではわかりにくいが11号サイズなので、かなり大きい!

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 子どもたちの楽しそうに食べている様子も、何枚か撮ったのだが、狭い部屋のため、どれも顔がはっきり写っているのでここには載せられない。でも日頃は好き嫌いが多い子も、あっという間に食べていたので、やはり好きなものだけだと早いし、静かに食べる(つまり食べるのに必死でおしゃべりが少ない)のだと、ボランティアたちは笑いあった。

 プレゼントは寄付で頂いたお菓子や、食材(笑)。この子ども食堂には、食品会社からの寄付もあり、潤沢なのだ。そして私も子どもたちと同じプレゼントの袋を頂いた。

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中身は・・・あまり食べないかも・・・

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 それよりも嬉しかったのは食材。もう年内1回しかないということで、使い切れないこのキャベツの千切りパック。自分でキャベツの千切りをこれだけ作ると時間がかかるだろうなあ。

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 スプーンの大きさから想像していただけるだろうか。かなりの量が入っている。以前に一度もらったことがあるのだが、これを使って、バラ肉蒸しとかキャベツ入りハンバーグとか餃子とかを作った。今回も今週帰ってくる次女のために、餃子を作ってあげよう。


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ちょっと無理しすぎた・・・脱水になる

 娘が帰ってしまったらロスになるのはわかっていたので、とにかく予定をたくさん入れてしまえと思い、土曜日はダブルのボランティアをした。ひとつ目は私のボランティアではなく、母が長年やっている小学校の土曜講座「お茶教室」。以前にも書いたかもしれないが、母はもう30年ほど続けていたのだが、コロナで2020年4月から2年半は休講となっていた。

 たぶんコロナ前は、母もなんとか一人でこなしていたのだろう。周りのボランティアさんの手助けもあり、継続して来ている子どもたちも多かったそうなので、高学年の子たちがある程度できるようになっていたのだろう。

 でも去年9月に再開されたとき、高学年の子どもでも「全然覚えてない」と言うし、低学年の子どもはほとんど初めての子ばかりで、これまでのやり方ではうまくいかないとわかった。

 母は以前のように、お茶室に入るときの作法をすべてさせようとするが、それを覚えていた子はいなかった。私はあわてて、手本を見せながら手とり足取り教えた。その日は人数が少なかったから何とかこなせたが、次からは初心者や低学年の子どもたちを私が引き受け、少しできる子を母に見てもらうやり方に変えた。

 8月は休みだったが、2月3月は母とボランティアさんでやれたのと聞いたので、今回もあまり心配していなかったのに、終わってから母がいきなり担当者にこう言った。
「私が体調悪い時は、娘に来させてもいいですか?今日もちょっとフラフラしたんで。」

 ちょっと待って、お母さん。そんな話、私は聞いてないよ。それにフラフラするのは、水分不足と暑さも原因だって言ってるのに、朝からコップ1杯の水も飲んでないじゃないか。しかもこの教室にはエアコンがない・・・。

 9時半から11時半頃だったが、私も水分不足と暑さでフラフラになった。水を持っていかなかったのは大失敗だ。母と食事をして家に戻ったのが1時半頃だった。

 そして午後からは子ども食堂。3時からなので、家を2時45分頃に出た。気温は少し低めになったのか、自転車でもそれほど暑くなかった。それに子ども食堂はエアコンを入れてくれるので、火を使っても大丈夫だった。それにアクエリを用意してくれて、好きに飲んでいいと言ってくれた。

 昨日は寄付された野菜が大量にあり、その処理のために、かなり手間のかかるメニューになってしまった。そのため、いつもなら途中で30分ほどゆっくり椅子に座ってお茶を飲む時間があるのに、それもできなかったのだ。だから自分が食べた15分ほどの時間以外は、ずっと立ち仕事をしていた。

 洗い物と掃除を終えたのが7時半。子どもたちが遊んで帰ろうとしなかったので、ようやくその時間に休憩することができた。でもかなりバテているのがわかったらしく、責任者の方が、「子どもたちを帰らせるだけだから、今日は先に帰って」と言ってもらえた。

 帰宅して、アップルジュース360mlを一気飲み。やはり水分不足だ。それからシャワーを浴びて、また水を飲みながらPCに向かったが限界。コメントのお返事だけをして、ベッドに入ったのが9時半だった。

 ちょっと自分の体力を過信しすぎたようだ。それにいつも二人の娘から注意されている水分不足。母に偉そうなことは言えない。私はこれまでひどい脱水症状を起こしたことも数回ある。ホント学ばないなあ。

 さて私の渾身のトマトの冷製スープは、子どもたちには不評だった(ノд・。) グスン 生トマトに缶詰トマト、玉ねぎをスープストックで煮込んで、フードプロセッサーにかけた。しめじのガーリックソテーをアクセントに浮かべたのだが、1/3くらいの子が残していた。

 お好み焼きは、実はナスのみじん切りが入っている。これは子どもたちもナスが入っていると気づかなかった。かなりとろりとして、とても食べやすかった。

 コーンピラフは、ベテランさんが教えてくれたのだが、コーン、ハム、玉ねぎ、コンソメの素を入れて炊飯器へ。炊きあがったらすぐ溶き卵を流し入れる。10分ほどおいて、卵が固まったらさっくり混ぜて、手でちぎったレタスを入れる。
 これは本当に簡単で、すごく美味しかった!

 後は残り物を使った、肉、レタス、パプリカ、玉ねぎの炒めもの。サラダもキャベツ、パプリカ、リンゴ。今回は素材が重なっているが、量としてはかなりの野菜を食べたことになる。野菜嫌いな子どもたちに、なんとか食べさせようと努力しているのだけど。

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6回目のコロナワクチン終了

 ブログでも、6回目のワクチンをどうしようか悩んでいると書いたが、結局、昨日打ってきた。今回のは「コミナティRTU筋注(起源株・オミクロン株BA,1)と書いてあった。前回はBA4/5なのだが、どう違うのだろう。

 昨日の朝9時に近くのかかりつけ医で予約した。それほど待つこともなく問診を受け、その後すぐに看護師さんが注射してくれた。
「ちょっと痛いですけど・・・ごめんなさいね。」
「いや、全然、私注射に強いんですよ」と私。本当に全く痛いと思わない。
「そんな人もいるんですね」と看護師さんは笑っていた。

 15分の待機時間をずっとナンプレで遊んで、何ともなかったのでそのまま自転車で家に帰った。

 実は昨日はとても忙しい日で、接種から戻ってすぐ実家へ行き用事を済ませ、午後2時半ごろには娘をJRの駅へ送り、家に帰ってすぐバイクで子ども食堂のボランティアへ出かけた。8時前に帰宅し、また9時半ごろ娘を迎えに行った。

 日中は全く何ともなかったが、寝る前には少し体がだるいなと感じた。接種した部分は、かなり痛い。これまでも接種翌日に微熱が出たり倦怠感が出たのだが、今回も同じだった。

 今朝いつも通りの6時前に目が覚めたが、身体がだるい。そのまま寝てしまったらしく、次に気づいたらもう8時だった。でもやはりだるくて起きる気になれない。

 次女が様子を見に来てくれて、水を持ってきてくれた。その後も、食欲のない私にスムージーを作ってくれた。本当にありがたい。夫はこんなとき、どうしていいのかわからないらしく、何もしてくれない。

 昼食はちょっと気分がマシになったので、昨日の子ども食堂でもらってきたソーメンとかき揚げを食べた。でもまだ倦怠感は抜けず、ベッドでYoutubeを見たり、本を読んだりして過ごした。午後2時ごろ少し暑いかなと思い熱を測ったら、37.3度だったのでほんの少し熱が出たということか。

 夕方、ようやく体がシャンとした。やはり私のコロナワクチン副作用は、翌日の微熱と倦怠感ということだ。

 6回目のワクチンは打ったが、今後どうするだろう。タイ人の友人は、3回目以降、誰も打ってないよと言っている。もうあまりコロナを恐れていないし、かかっても大騒ぎしないので、ニュースにもならないという。でも日本では相変わらずコロナ感染者急増中というニュースを見る。

 ちょうど今週母も6回目を接種したが、母は後期高齢者だし、私も肺に欠陥ありなので、日本人の感覚としては打っておいたほうがいいだろうということかと思う。

昨日の子ども食堂のメニュー
炊き込みご飯(鶏肉、薄揚げ、ちくわ、人参)
かき揚げ(ジャガイモ、人参、玉ねぎ)、コーン揚げ、さやいんげん揚げ
揚げナスの煮びたし(大根おろし)、ソーメン(卵、ハム、キュウリ、トマト)
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 昨日は、揚げ物を1時間ちかく揚げなくてはならず、食べるときには少し食欲減退


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やはりテレビの影響か、いやネット?

 今日は朝から忙しかったのだが、その話は後回しで、午後から行った子ども食堂で聞いた残念だったことを書こう。

 私がボランティアをしている子ども食堂は、小学1年生から中学3年生の子どもを対象にしている。でも今はあまり小さな子どもは来ていなくて、今日一番小さい子は小学5年生だった。

 最後の洗い物をしていたとき、子ども食堂の責任者ともうひとりの古株の人が話していたことを聞いて悲しくなった。今日、一番小さい小学5年生の女の子は、上にお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるそうだが、とにかく言動が乱暴なのだそうだ。

「今日も中指たてるから、女の子がそんなことしたらあかんよって注意したら、なんで女の子だけあかんの?って言い返してくるんよ。」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんからどんどん悪い言葉も覚えてくるしね。」

 小学生の女の子を中指を立てるなんて・・・でも数日前、何かのバラエティ番組でお笑い芸人が中指を立てて写真のポーズを取っていた。その時に思い出したのだが、教師をしていたころ、体育祭や文化祭の集合写真で、中指を立てる生徒が必ずいた。その写真を卒業アルバムに使うわけにはいかないので、写真屋さんに修正してもらっていた。

 そしてもう一つの事件は、ALT(Assistant Language Teacher)がアメリカ人男性だったとき、ちょっと悪ぶった男の子が授業中にALTに対し指を立てたうえ、Fで始まる4 letter wordを言ったことで、ALTが激怒し、直接管理職へも苦情を申し立てたのだ。

 その時英語科以外の教員は、ALTがそこまで怒ったことに対しあまり理解していなかったようだった。でもALTは、「生徒が教師に対し、中指をたてるなんてあり得ないことだ。生徒たちにも、その行為が間違っていることを教えるべきだ」と述べていた。

 その当時、私たちは生徒たちにその行為をやめさせるために、ちょっと乱暴な言い方で指導していた。
「もしアメリカ行って、今みたいにちょっとむかついたからって、中指を立てたり、そんな言葉言うたら、そのままブスッて刺されて終わりになるかもよ。そんなに死にたい?」

 この話を子ども食堂の人に話したら、「今度あの子が同じことをしたら、そう言うてみるわ」と笑っていた。

 でも子どもたちが、そんな仕草をしたり、4 letter wordを使うのは、テレビやネットでそれを見たり聞いたりしているからだろう。子どもが見る時間帯に、お笑い芸人がやっていたら、面白がってマネをする子どもが出ても仕方がない。

 もう小学校で英語を教える時代になっている。できれば、その教育にあたっている先生方は、やはり子どもたちに使ってはいけない言葉をきちんと教えてほしい。

そして今日のメニュー
寄付でもらった神戸開花亭のレトルトハンバーグ
人参、玉ねぎソテー、ペンネ添え
いんげんの胡麻和え、フライドポテト、
ミネストローネ(玉ねぎ、にんじん、ソーセージ)
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久しぶりの子ども食堂

 4月も残すところ1週間となった。先月大阪に戻った時は意外に暖かいと思ったが、朝夕はやはり寒くて、まだ足元のヒーターをつけている。私が寒さに弱いせいかもしれないが。

 昨日は久しぶりに子ども食堂のボランティアへ行った。去年の10月や11月はよく行ったが、今年は1月に1度行っただけだった。本当は4月に入ってすぐに行こうと思っていたのに、4月1週目が忙しかったことと、その子ども食堂に少し疑問を感じたことで、気持ちが向かなかったのだ。

 以前書いたかもしれないが、その子ども食堂に来ている子どもたちは、本当に生活に困っている家庭の子供ではない。着ている洋服も、センスのいいよさげなものだし、スポーツや習い事をしている子もいるようだ。

 親が働いていて、夕食の時間に帰ってこれないというのが一番の理由らしい。でもそれで一回100円で食べさせてもらえるのだから、ラッキーと思って利用しているんじゃないかと勘繰ってしまう。

 小学校に案内は出しているそうだが、先生方にも本当に困窮している子どもが見えないのだろうか。私は小学校に勤めたことはないので、詳しいことはわからないが、ある程度の過程状況は把握されているのではないのだろうか。

 もちろん本当に困っている家庭の子どもたちが多く通う子ども食堂もあるだろう。でも私が今お手伝いしているところは、それほどの緊急性を感じず、ちょっと行く気持ちがなえてしまったのだ。

 昨日3か月ぶりに行って、ひとつルールが変わったことに気付いた。去年までは、子どもたちは食事を食べ終わるとすぐに帰らなければならなかった。でもそれが、食後も1時間くらいは、子どもたち同士で遊んでもいいことになったのだ。だからボランティアが片づけを掃除と終えるまで、子どもたちは廊下や部屋で遊んでいた。

 マスクをせず、大声を出しながら遊ぶ子どもたちを見て、なんだかうれしくなった。これが本来の子どもの姿なんだなあ。まだまだ世間はマスクをしている人ばかりだが、学校はどうなんだろう。

 今日も外に出ると、近所のお父さんとお子さん2人が、マスクをせずに遊んでいた。最近家の中にいても、子どもの声が聞こえることがあるが、それは子どもたちが外でマスクをしていないためだと気が付いた。子どもたちの声と、暖かな日差しに、いろいろな意味で春なんだという気持ちがわいてきた。

昨日の子ども食堂のごはん
メンチカツ・スナップコーンと筍の天ぷら・ほうれん草の胡麻和え
筑前煮(筍、人参、こんにゃく、ちくわ、厚揚げ、鶏肉)、焼き芋

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小学校で学級閉鎖が出ています

 今日は今年最後の「子ども食堂」のボランティアへ行った。ここは水曜日と土曜日の週2回行っていて、私は行ける日を前もって伝えて行くことにしている。コロナ以前はかなりの人数の子どもたちが来ていたそうだが、今は多くても10人弱だ。

 ボランティアは3時から準備を始めるので、以前は3時から6時までの間に学習支援も行っていたそうだ。でもコロナになり、子どもたちは食事だけをするようになった。しかも食事もなるべく静かに食べるようにと言われている。

 日本は今第8波だと言われているが、私の行動範囲は限られていて、周りにコロナにかかった人がいない。だから第8波の実感はない。でも今日他のボランティアの方に聞いたのだが、近辺の小学校ではコロナによる学級閉鎖が多発しているそうだ。

 高校教員時代、インフルエンザによる学級閉鎖は経験したことがあるが、高校は、急に学級閉鎖にして登校してきた生徒を帰すことはなかった。でも小学校は、朝、一定人数が休むと学級閉鎖を決める。でも給食はすでに準備されているので、子どもたちは給食だけを静かに食べ、すぐに帰宅させられるそうだ。

 こんなことが、もう2年間以上も続いてるのだと思うと、本当に親も学校も大変だろうと思う。我が家は年子なので、もしあの子たちが小学校低学年の時代にこんなことが起こっていたら、私はどうやって対応できただろう。娘たちは学童保育にも通っていて、いつもは夕方遅くまで面倒を見てもらっていた。

 数年後、世界は変わっているのだろうか。コロナは収束するのか、それともワクチンや薬で十分対応し、恐れなくてもいいようになっているのだろうか。そして今の子どもたちや若い世代は、5年後、10年後にコロナの影響をどんな風に残しているのだろう。
 
 さて今日のメニューはいなり寿司、カブの中華あんかけ、うどん入りのけんちん汁、ふかし芋。子どもたちはカブを食べたことがない子が多く、また味付けが少し大人好みにしてしまったので、あまりうれしそうではなかった。でも私たち大人のボランティアにとっては、優しく温かい味。ショウガを入れたらもっと美味しかったのに、子どもたちが嫌がるので、入れられず残念。

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子ども食堂

 1ヶ月ほど前から、もうひとつ新たなことを始めている。それは地域の「子ども食堂」のボランティアだ。

 以前から「子ども食堂」という名前はいろいろ聞いたことがあった。ニュースになったりドラマの中で出てきたり。私がそこから持っていたイメージは、生活困窮家庭の子どもや、ひとり親の子どもが無料かわずかな費用で食事を食べられるところだった。

 何か子どもに関するボランティアをしてみたいと思っていたので、市の広報で子ども食堂をやっているところを探した。その中で、割と近くに週2回も開いているところがあった。他は多くても月2回程度で、それではたまにしか行けないかもしれない。

 近くの子ども食堂は、子どもの学習支援も行っていると広報には載っていたが、電話をしてみるとコロナ以来学習支援は行っていないとのことだった。でも「子ども食堂」のボランティアは大歓迎と言ってもらえた。

 週2回だが、行ける日だけでもかまわないし、12月から3月まで行けなくてもいいとも言ってもらえた。私は今後も1年間で延べ2ヶ月ほどはタイや他の国に行くつもりなので、仕事をするのは難しい。でもボランティアなら何とかなりそうだ。

 そう考えて始めたのが1ヶ月ほど前で、もう4,5回行っている。もともと料理は大好きなので、作ることは楽しいし、少しの時間だが子どもたちと話をするのも楽しい。だから当分続けようと思っている。

 ただ責任者の方と話をして以外なことを聞いた。私は子ども食堂に通う子どもたちは、生活に困っている家庭の子どもばかりと思っていた。でも実はそうではなかったのだ。来ている子どもたちの家は食べ物に困るほどではないが、両親共働きか、ひとり親で、毎日の夕食もいわゆる「手の込んだ家庭料理」は少ない。スーパーのお惣菜や、簡単に作ったものが多いようだ。子どもにお金を渡して、適当に買ってきてという親もいるようだ。

 好き嫌いも多く、野菜もあまり食べない子が多い。だからここでいろいろな野菜を食べる機会を増やし、お店ではない家庭の味を知ってほしいのだと、責任者の方はおっしゃった。

 ただ私は本当に生活困窮者の子どもたちが、そこに来れていないのではないかと思う。小中学校を通じて、案内も出しておられるそうだが、本当に困っている親は、子どもを「子ども食堂」に行かせたら、まわりに困窮していることが分かってしまうと考えることもあるのではないか。

 他の子ども食堂はどうなんだろう。たまたま私が手伝うことになったここだけの問題なのだろうか。でもコロナで本当に生活困窮者が増えたとも聞く。そんな家の子どもたちは、ちゃんとご飯を食べられているのだろうか。

 から揚げ、ポテトサラダ、豆腐チャンプルー、具だくさんのお味噌汁
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ロールキャベツ、鶏肉 ナス さつまいもの甘辛炒め、豚汁、みかん
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 途中で帰ることもあるが、最後までいる日は子どもたちと一緒にご飯を食べる。今日のロールキャベツは大人気で、男の子はみんなお代わりをした。

 
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