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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

東近江市長

東近江市長、全然反省していない

 今日テレビでニュースを見ていると、先日書いた東近江市長が出てきた。不登校の子どもの保護者やフリースクール運営者に対し、「配慮のないワンフレーズで深く傷つけることになった。不適切な発言で反省している」と定例会見で述べたようだ。

 ワンフレーズ?私が書いただけでも、「善良な市民なら子どもを無理にでも学校に行かせる」とか「不登校は親の責任」とか発言しているし、今日のニュースでは、前回の会見で「フリースクールは楽だから、子どもも親も楽させるのはよくない」と言ったシーンも映し出された。

 記者会見で、記者からかなり突っ込まれ、だんだん勢いがなくなってきたが、それでも「撤回はしない」と押し切った。どう見ても、自分の発言を反省しているように見えない。そして東近江市にはフリースクールはないとか言っていたのに、実際には2つのフリースクールがあり、存在さえも知らなかったのだ。実際に見たこともない人間が、フリースクールの何を語れるというのだろう。この74歳の市長の頭は、まだ昭和40年頃の学校のままなのじゃないだろうか。そしてそんな時代についていかない人がなぜ市長に選ばれているのか。

 東京オリンピックの女子ソフトボール選手の金メダルにかみついた名古屋市長の河村氏も74歳で、「証明書は、平日に奥さんぐらいが区役所に行けば取れますから」と言ったそうだ。この年代の男性の時代は、専業主婦のほうが多かったかもしれないが、今は専業主婦が3割を切っていることを知っているのだろうか。

 働くお母さんたちは、子どもと過ごす時間が少ないことを少し負い目に感じながらも、子育てに仕事に頑張っている。何かの理由で子どもが不登校になってしまっても、自分の責任だと思い詰めながら頑張っている人もいる。でも専業主婦で溢れていた昔と違って、今はそんな辛さを補ってくれる人も、場所もない。

 子どもは、親だけでなく学校も地域社会も一緒になって育てていかなければならないと思う。もし子どもが、普通学校に行けなくなっても、地域にフリースクールがあれば、それも一つの選択だ。
 
紅葉には早すぎたメタセコイア並木道(マキノ)
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トンデモ発言「不登校は親の責任」と言った東近江市長

 テレビニュースで信じられない発言をしたという東近江市長を見た。昨日、不登校対策について議論する滋賀県首長会議があり、この中で東近江市長の小椋正清氏が、「フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない。よっぽど慎重に考えないといけない」と発言したそうだ。

 続く発言も「文部科学省がフリースクールの存在を認めたことにがく然としている。大半の善良な市民は、嫌がる子どもに無理してでも義務教育を受けさせようとしている」と半世紀以上前の感覚じゃないかと思える意見。つまり東近江市では、子どもを無理やり学校に行かせる親だけが、善良な市民というわけか。

 フリースクールへの財政支援についても、「ごく少数の人に対して、負担をみなさい、というのはフリースクールに行きたいという雪崩現象が起こる怖さを感じる」とも発言。

 すでに2期連続で無投票当選をしているという小椋市長は、2016年に成立した教育機会確保法のことを全く知らないのだろうか。そこにはフリースクールなど学校以外の「多用で適切な学習活動の重要性」が述べられ、国や自治体にも必要な財政支援を求めている。

 極めつけは会議後の報道陣からの質問に対し、「不登校は親の責任。財政支援を国が言うべきではない」と言ったそうだ。

 あまりの暴言に腹がたち、ネットでどんな人物かを調べてみた。この市長はもと県警の警察官で、県の防災危機管理監を勤めた後、13年に市長に当選。その後は無投票当選で、3期目になるとのこと。

 子どもがいないのかと思ったら2男1女の親らしい。でもきっと家庭や子どものことは奥さん任せだったのではないだろうか(もちろんこれは、勝手な私見です)。現在74歳とのことなので、その子どもさんならもう40代。そのお子さんたちが小学校から高校までの90年代から2000年代はすでに不登校がかなり問題になっていたし、いじめも大きく取り上げられていた頃だ。

 学校の現状を全く知らないと思える人が、10年間も市長をしている東近江市ってと偏見を持ってしまいそうだ。長女が滋賀県に住んでいるが、東近江市に住むのは絶対やめろと言いたくなる。

先週土曜日の子ども食堂メニュー
モダン焼き、じゃがいも、人参、キヌサヤの煮物にひき肉あんかけ、
ソーセージ、トマト、具だくさん味噌汁、ごはん、ヤクルト
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 この子ども食堂に、ずっとボランティアで来ている高校生の女の子がいる。小中学校時代、ずっとここに通っていたそうだ。彼女は、同世代とのコミュニケーションが苦手らしく、通信制の高校に行っている。フリースクールではないが、通信制や単位制の高校も、普通高校に馴染めない子たちの居場所となっている。

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