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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

肺がん

術後1週間目 [2019/04/10]

   朝起きると熱はなく、朝食後のパラセタモールも1錠だけ。9時半ごろ、学校までPCを取りにいくことにした。たかだか10分くらいなので、ゆっくり歩くとつらくない。でも2階までの階段を上がっただけで息切れして心臓がバクバクいう。いつまでこんな状態が続くんだろう。

   たった30分ほどの外出だったのに、帰ってシャワーを浴びるとぐったり。まあ今のタイは一番暑い時期で、朝でさえ30度を超えているので仕方がないか。それでも少し横になると楽になり、昼にはお好み焼きを作って食べた。食欲もかなり戻ってきているが、体重を測ると2kgも減っていた。

   ちょっと無理をしたのか夕方に熱を測ると38度だった。でもちょうど病院から電話があった。
「調子はどうですか?」 「傷口はあまり痛くないのですが、午後になると熱が38度くらいになります。」  「薬はちゃんと飲んでますか?」「痛くなかったので、今日の昼は飲んでません。」「熱がある時は飲んでくださいね。それにずっと熱が下がらないのであれば、病院へ来てください。」

  そうか、あの薬は解熱剤でもあるんだ。でももう2錠も飲まなくていいだろう。私は日頃痛み止めをほとんど飲んだことがないので、よく効くようだし。それでもこうやって電話で様子を聞いてくれたのはありがたかった。

   日本だと、1週間は入院しているのじゃないだろうか。出産も確か7泊8日で、暇で仕方がなかった。海外だと出産した翌日に退院ということもあるのに、日本は入院期間が長い傾向にあると思う。術後なるべく早く歩いた方がいいと、日本の病院のサイトにも書いてあったけど、病院で歩ける距離はたいしたこともないし、病室で身体を動かすにも限度がある。家だとシャワーひとつ浴びるのも、リハビリだなあと感じる。
   


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術後6日目 [2019/04/09]

   朝から起きたり横になったりの繰り返しだった。でも病院と同じようにパラセタモールを2錠ずつ飲んでいるので、痛みがあるもののひどくない。でも傷の痛みよりも、左胸(切除側)全体がピリピリした感じで触れるたびに痛い。これが肋間神経痛かな。

   横になる時も、左を下にすると息ができなくなる。仰向けでも少し引っかかる感じだが、右下にすると楽に息ができる。他の方のブログにも書いてあったけど、あくびをしようとしても、息が吸い込めない。普通の生活に戻れるのは3ヶ月くらいかかるそうだ。

    午後から少し熱が出てきた。37度9分。それと咳がよく出るので、夫にブレズ薬局という日本人御用達の薬局へ、咳止めを買いに行ってもらった。スクムビットには日本の食材が何でも売っているスーパーもあるので、缶詰や麺類も頼んだ。

   夜に大きな咳をしたら、血痰が出た。これは入院中に出るべきだったらしい。でもまあ一応出たからいいか。ネットで検索するとパラセタモールは、1錠でも大丈夫なようだ。明日から減らしてみよう。 

   もうひとつ入院中からずっと気になっていたことがあった。3月始めにスクート(LCC)に電話と問い合わせページからのメールでキャンセルを依頼したものの、その時の診断書では返金は認められないという返事が3月末に来ていた。

   昨日の退院時に診断書と病理結果書を頂いているので、今度はそれをスキャンして問い合わせページに送った。今度は大丈夫と思うが、どんな風に返金されるのだろう。
   


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術後5日目ー退院 [2019/04/08]

    朝の検温で熱は下がっていてホッとした。朝食も一人で、パン、バナナ、ジュースを用意して食べた。もう基本的なことはなんでもできそうだ。夫が9時過ぎに来てくれて、私はもう退院する気満々なのに、内科のM先生の回診後じゃないと退院できない。でも回診時間がいつなのか分からず、ちょっといらいらする。まあこれがタイなんだけど。

   せめて歩く練習をしよう。昨日より速度を上げて20分ほど歩いた。息は切れないし、ふらつきもなくなった。トライボールもふたつは確実に上がるようになった。毎食後に痛み止めを飲んでいるからか、傷口もそれほど痛くない。でも他の人が書いているような「痰を出しなさい」という指示は受けなかったので、無理して痰を出すこともしていない。咳は術後2日目くらいからよく出るので、咳止めの薬ものんでいる。

   昼前になったが、まだ来られる気配はない。仕方がないので、またおにぎりを買いに行ってもらった。もうずっと昼食と夕食は同じおにぎりを2個ずつ食べている。入院中、合計いくつのおにぎりを食べたんだろう!

   13時半、M先生からも退院許可をもらった。あとは退院手続きだけど15時ごろになるそうだ。最後までNHKを見て時間をつぶす。まあ日頃は見れないNHKなので、十分堪能したと言えるか。十数年ぶりの「のど自慢」も見て、なんだか懐かしかった。

   手続きはまず会計。タイの病院の領収書は、本当に細かい。普通の診察でも、医師の診療代、看護師の費用、検査技師の費用、検査料、薬代と全て記載される。保険でカバーされる額を除いて、残りはクレジットカードで支払った。(費用詳細については、後日まとめるつもり)

   次に看護師さんが薬を持ってきてくれた。ずっと飲み続けている痛み止め、パラセタモール(アセトアミノフェン)が2週間分。これはアメリカやヨーロッパで最も利用されている鎮痛剤だそうだ。日本ではカロナールとして売られている。

   そして次回の予約カード。前に聞いていたが、今週はタイのお正月ソンクラン休暇があるために、W先生は海外へ行かれる。そのため抜糸は来週になった。ソンクランの前に夫も帰国してしまうし、その休み中に体調が悪くなったらどうするんだと、ちょっぴり不安ではある。
   
   全て病室で済ませて、16時ごろ病院からタクシーで家に戻った。結局5泊6日の入院で済んだ。一息ついて夫と近くの市場に買い物に出た。まだまだ歩くのはゆっくりだけど、人の邪魔になる程でもないので少し安心した。

   タイはおかずやご飯も安く買うことができるので、こんなときは本当に助かる。夕食は買ってきたものですませ、学生からの留学相談のラインに対応する。仕事していると、本当に痛みを忘れていられるのがありがたい。




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術後4日目ー病理結果 [2019/04/07]

   朝6時にベッドの上でレントゲン、検温もいつも通り。7時に買いおきしている食パンとバナナ、ジュース。日頃と同じようなものしか食べたいと思わない。8時ごろに看護師さんが着替えを持って来てくれたが、今日は傷口のチェックの後シャワーを浴びられるそうなので、その時に着替えよう。

   10時、内科のM先生の回診。便秘が気になるので座薬を出してもらうことにした。動いていないことも原因かと、頑張ってフロアを4往復。15分くらいゆっくり歩いた。それでも昨日より少し早く歩けた。昼食は、やはりおにぎり2個。日本のコンビニのものと比べると、ご飯が固くて美味しいとは言いがたいのに、なぜか他のものを食べたくない。

   午後の検温(13時半)で37度9分。これまで37度ちょっとくらいで、タイではそれは平熱扱い。自分ではあまり熱いという自覚もないが、看護師さんには「熱があるね」と言われてしまった。その後座薬を入れてもらったが、がまんしたものの結局薬しか出なかった。

   16時ごろ、ようやく外科のW先生が来られた。ここでは先生の回診時間が日によって全然違う。検査結果はまだだけど、傷口を見てもらい、明日の退院許可がおりた。そして傷口のテープを耐水性のものに張り替えてもらっている間に、ちょうど病理結果が届いた。

   「やっぱり悪性だったけど、リンパ転移はないから、何もしなくていいからね」と言ってもらえて、涙が出てきた。癌だったけどリンパ節転移なしのステージ1A。癌かもしれないと言われた時も、一人で思い悩んだ日々も、一度も泣かなかったのに。先生の「これで大丈夫」の言葉に本当に心が明るくなった。

   その後、看護師さんがシャワーを浴びさせてくれた。私はイスに座っているだけで、丁寧に身体も髪も洗ってくれた。本当に至れり尽くせりだ。もうひとりでトイレには行けるし、歩くのもしっかりしてきたので、今夜は夫に帰ってもらうことにした。でも夜の検温でやはり熱が下がっていなくて、ちょっと不安になる。明日も熱があったら退院できないのだろうか。



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術後3日目 [2019/04/06]

   朝はいつも6時ごろに検温がある。個室なので、起きるとすぐテレビをつけて一日中NHKを見ている。といっても真剣に見てるのはその一部だが。でもテレビがなかったら暇すぎてどうしようもなかったろうなあ。見ているうちに、うつらうつらということもよくあった。

   7時ごろに朝食。もう注文はせずに、買ってきてもらったパンとヨーグルトを食べる。この時間ぐらいに食べておかないと、看護師さんが薬を持ってきてくれるし、8時を過ぎると、また看護師さんが身体を拭いて、新しい寝巻きに着替えさせてくれる。シーツも毎日変えてくれる。

   8時半ごろ、外科医のW先生が来られた。「もう1本のドレーンを抜くよ。昨日より痛くないからね」とニコニコしながら言われるが、昨日、他の方のブログを読んで、抜くときに息を吐くと痛くないとあったので、試してみると本当に痛くなかった。といっても先生のやり方は昨日と同じで、グッと押さえつけてズボッ。 W先生は本当に明るくておおらか。細かいことは気にしないという感じだ。これは、タイ人によくあるタイプ。

   身体に付いているものが全てなくなって、すごく身軽になった。先生は何も言わないが、なるべく歩いた方がいいはずなので、廊下フロアをゆっくり歩いた。そろりそろりと5分間。息は切れないが、足元は宙に浮いているような感じだ。

   夕食は夫が私のお気に入りの店のカオパット(焼き飯)を買って来てくれた。エビ入りを頼んだけど、全部を食べられなかった。やはり油っこさを感じると食べられない。それに入院してずっと便秘状態なのが気になる。

   夜に2人の学生からラインが入った。また留学の相談で、すぐに返事を書く。タイ人の先生に確認することもあり、1時間くらいラインでやりとりを続けた。仕事をしていると一切痛みも感じず、時間が過ぎるのも早い。病室に戻った日にiPadも持ってきてもらったので、痛みがあっても入力が楽だ。

   タイの病院は、決められた就寝時間もないようだ。今夜も夫は泊まってくれるので、二人「そろそろ寝ようか」と電気を消した。夜中に1度トイレに行ったが、夫を起こすこともないかと、一人で済ませた。もうかなりの事ができると自信がついた。



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術後2日目 [2019/04/05]

   夜中に何度か起きたけど、痛みはそれほどひどくなかった。他の人のブログを見ると、数日間は痛みがひどいと書いてある方が多かったので、想像しながら覚悟はしていた。でも私は痛みに鈍感なのか、もうベッドをあげて座っていても、ひどい痛みは感じない。

   6時にベッドの上でレントゲン。8時ごろ豚肉入りお粥を食べようとしたが、2、3口食べだけで、なんか気持ちが悪くなり食べられなかった。油っこさを感じると無理なようだ。その後、看護師さんが二人がかりで身体を拭いたり洗ったりしてくれた。着替えもさせてくれて、至れり尽くせり。本当に気持ちが良くてありがたかった。

   もちろん個室のお金は払うわけだが、もし日本で手術を受けていたら、希望しても個室なんて無理じゃないだろうか。ホテルのような病室で、当然テレビもあるので、日頃は見れないNHKをずっとつけっぱなし。ただ身体にはまだ左脇下にドレーン2本、尿管、右手の甲の点滴は入ったままでほとんど動けない。

   11時40分、内科のM先生の回診。トライボールが2個上がったというと、褒めてくださった。昼食はメニューを見ても食べたいと思わなかったので、夫に食パンとヨーグルトを買いに行ってもらい、アップルジュースも飲んだ。部屋の水は、朝掃除をする人がペットボトルを補充してくれる。だから夫もそれを飲んでいる。

   13時40分、外科のW先生が来られて「ドレーンを1本外すよ。ちょっと痛いけどがまんして」と、いきなり思いっきり押さえつけられて、ズボッという感じで抜かれた。でもその瞬間かなり力が入り、首すじから胸にかけて筋肉がつったようになり、激痛で動けなくなった。看護師さんに枕を取ってもらって、肩の下に入れると少しましになった。

   他の方のブログには、ドレーンを抜くのはあまり痛くないと書かれていたのに、私はこの1本目のドレーンを抜く時が一番痛みを感じた。でも尿管を抜く時は全く痛みも感じず、その後看護師さんに支えられて立ってみた。少しふらついたが、一歩二歩と歩くと足元がしっかりしてきた。そのままトイレにいく。これも部屋にあるので、それほど大変ではなかった。

   夕食は夫に外のコンビニで、おにぎりを買ってきてもらった。実はこれまでタイではおにぎりを買ったことも食べたこともなかった。でも他に食べれそうと思えるものがなく、実際おにぎりは1個半くらい食べることができた。とにかく食べないと薬が飲めない。

   日中だけでなく寝る前と夜中にも検温がある。タイでは平熱が高めなので、37.3度くらいでも、ノーマルと言ってもらえる。夜中のトイレも、必ずナースコールをと言われていたので、一度来ていただいた。寝ているうちにつったような痛みもだんだんましになった。



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手術翌日 [2019/04/04]

   いつ目を覚ましたのかはっきりしないが、気づくと外は明るくなっていた。何度か水が欲しいと、看護師に飲ませてもらった。部屋は空調がきいているので適温が保たれているが、なぜか冷や汗がでる。痛みはずっと続いているが、我慢できないこともない。朝の検温の時、看護師に「痛みは10のうちどれくらい?」と聞かれたが、どんな基準で答えてよいかわからず、「6か7くらい」と答えた。

   9時半過ぎに夫が来てくれた。看護師から何かを食べた方がいいと言われ、メニューからポタージュスープを選んだ。丸1日何も食べていないがあまり食欲もおきない。それでもスープは全部食べた。 その食事だが、病院に調理システムはなく、病院に入っている外部のレストランに注文する。病室の名札の下には食事制限があるかどうかも記載されており、私は制限なしなので、手術翌日でも何を食べてもかまわないと言われた。前もって注文すると、食事時間に部屋まで届けられる。でも他の時間でも、しばらくすると届けてくれる。ただ好きなものを注文して栄養バランスはどうなんだと疑問に思う。

   午後、学生の一人から留学についての質問のラインが入った。私が病院にいるなんて夢にも思わないだろうなあ。詳しい書類は来週にメールで送ると返事をしておいた。

1449BDD5-ECF7-4F77-B53D-CCB8754A5AD116時ごろ、内科のM先生の回診。状態は良いので病棟に戻っていいと言われた。そしてトライボールという呼吸練習機をもらった。思いっきり吸おうとしても途中で引っかかる感じだ。ボールは一つしか上がらなかった。「初めてにしては、上出来。朝昼晩とやってみてね」と励ましてくださった。

夫が試しにやってみると、最初は2個だったけど、2回目には3個のボールが上がった。やっぱり今は全然ダメなんだと実感。あくびをしようとすると、できない。鼻からも息がちゃんと入っていかない感じがする。まあとにかく練習するしかないなあ。

   17時半、病室へ移動。心電図と鼻からの酸素はなくなったけど、点滴や足のマッサージもつけたまま。まだ歩いていないので、ストレッチャーに乗せられての移動だった。

   夕食は鶏団子入りのお粥を注文した。いつもなら大好きなお粥なのに、鶏団子がなぜか気持ち悪くて食べれない。まあずっと寝ているだけだから、お腹も空かないからいいや。食後は化膿止めと痛み止めを服用。熱は今のところない。今夜は付き添いが必要と言われ、夫もソファで寝てくれることになった。
 



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