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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

赤毛のアン

アンの世界は続く②ケンジントン駅跡とミュージカル

 次に向かったのは、赤毛のアンの最初のシーンに出てくるブライト・リバー駅のモデルと言われているケンジントン駅。でも実際、プリンスエドワード島(PEI)にはもう列車は走っておらず、ケンジントン駅と言っても跡地ですが、駅舎もレールも残っています。

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 プリンスエドワード島鉄道は、1871年に始まったものの、たった1年でコスト高のためにPEI独自では行えず、カナダ政府鉄道に引き継がれ、1880年代半ばに完成しました。でも車の発達とともに衰退し、1989年12月31日に閉鎖されました。

線路はまだ一部残っています
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当時のケンジントン駅舎
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今はカフェになっています
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当時の雰囲気が残っています
こんなところでアンがマシューを待っていたのかなあ
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当時の列車も展示されています
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こんな観光列車が走っていました
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 ここが「赤毛のアン半日ツアー」の最後の訪問地だったので、この後、ツアーで一緒の家族が泊まるシャーロットタウンのホテルまで送ってもらいました。私が泊るのもそこから600mほど歩いたところにあるAirbnbの宿で、歩いて10分もかかりませんでした。

 この日の最後のイベントは、「アンとギルバートミュージカル」。コロナ前までは、Confederation Center of the Artsで「Ann of Green Gables(赤毛のアン)」ミュージカルも上演されていたそうですが、2020年に中断されたままになっています。でも公式ページに、2026年再開とありました。

フローレンスサイモンズパーフォーマンスホール
ここで「アンとギルバートミュージカル」が上演されています
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私のイメージよりアンがちょっとふっくらしていました
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 座席は$88  $78  $58の3種類で、$88の席をPEIセレクトツアーズにお願いしたら、本当に、とても見やすい席を取ってくれました。

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 それほど広いホールではないですが、木曜夜でも座席はかなり埋まっていて、私の後ろの席は日本人女性グループでした。他にも日本人の方がおられたので、やはりここは日本人に人気の場所なんだと感じました。

 ミュージカルは、ちょっとコメディタッチでテンポよく、とてもおもしろかったです。アンシリーズだと「アンの青春」の話のようですが、本を読んでいない私でもミュージカルはわかりやすかったです。

 PEIに来て3日間は、小さいころ思い描いていた夢の「アンの世界」に入り込んだようでした。今回の世界旅行の目的のひとつはこれで達成できました。


アンの世界は続く①生家と博物館

 ロブスターランチで始まったPEIセレクトツアーズの「赤毛のアン半日ツアー」は、中学生の女の子、小学生の男の子とそのご両親たちと私だけで、車もゆったりと座ることもできました。その小学生の男の子がとても人なつっこく、見ていて楽しくなりました。

 半日ツアーは11時半ごろにB&Bに迎えに来てもらい、ノースラスティコのレストランでロブスターランチを食べ、その後、モンゴメリゆかりの地を数か所回り、夕方にシャーロットタウンまで戻るというものでした。費用は210カナダドルで安くはないですが、ロブスターランチ、入場料、日本人ガイド、チップ代も含まれているとのことだったので、タクシー代のことを考えると、コスパはいいと思いす。

 昼食後に向かったのは、来た道を戻りキャベンディッシュ村から12㎞ほど離れたニューロンドン。そこにモンゴメリの生家が残っています。

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モンゴメリのウエディングドレスのレプリカ
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でもこのシューズは本物だそうです
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居間
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1874年11月30日 モンゴメリはこの部屋で生まれました
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ここは客室
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とてもかわいい子供部屋
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反対側から見た家
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 次に向かったのは、10㎞ほど離れたサウスウェストリバーにある「輝く湖水」と「グリーンゲイブルズ博物館」です。「輝く湖水」はアンが自分が作った物語の主人公になって、小舟の中に横たわるシーンとなった湖ですが、これはキャベンディッシュではなく、叔母さんの住む家の奥にある湖がモデルだそうです。

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 ちょっと前まで、太陽の光が反射して輝いていたのですが、写真を撮ったときは、もう「輝く湖水」ではなくなっていました(ノд・。) グスン

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 このグリーンゲイブルズ博物館は、モンゴメリの母の姉の家で、キャベンディッシュで厳格な祖父母と一緒に暮らしていたモンゴメリにとって、心安らぐ家だったそうです。私たちが訪れたときはお留守でしたが、その伯母さんのひ孫のパム・キャンベルさんが健在で、案内してくださることもあるそうです。でもスタッフに遠い親戚という男の子がいました。

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モンゴメリはこの暖炉の前で結婚式をあげました
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結婚式の時に使われたピアノ
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40才くらいのモンゴメリと夫
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モンゴメリが作ったクレイジーキルト
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 ここには売店があり、とても可愛らしいものがたくさんあったのですが、旅の始めで荷物は増やせないと思いながら、さらっと見ていたのですが・・・。
 かさばる!重い!とわかっていて、これを買ってしまいました・・・

表紙を開けると、ここのスタンプとパム・キャンベルさんのサイン
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 裏表紙の説明には、この本が1908年に出版されたKindred Spirits of PEI版「赤毛のアン」初版本の復刻版として、特別限定版として出版されたことが書いてあります。本屋でも帰るそうですが、モンゴメリの親戚であるパム・キャンベルさんのサインがある本は、ここでしか買えないそうです。ということで、赤毛のアンのペーパーバックは持っているのですが、記念に買ってしまいました。ただずっとスーツケースに入れて押さえつけていたので、表紙に少しへこみができてしまいましたヽ(TдT)ノ


グリーンゲイブルズのすぐ近くにあるキャベンディッシュブリーズインは最高でした

 赤毛のアンの島に行きたいと思ったのは、はるか昔のことですが、でも実際どうしても行きたいかと言われると、それよりも他に行きたいところがたくさんあったというのが本音です。でも今回世界一周を計画したとき、アメリカ大陸の中で行きたいところと考えると、急に頭に浮かんだのがこのプリンスエドワード島でした。

 でもこれまで調べたこともなく、グリーンゲイブルズ(アンの家)がその島のどこにあるかも知らず、本に出てくるアヴォンリーという村が架空の村で、実際にはキャベンディッシュという村にグリーンゲイブルズがあるとわかりました。

 プリンスエドワード島は四国の愛媛県と同じくらいの小さな島ですが、交通手段は車が中心で、一人旅に向いているところではありません。でもグリーンゲイブルズはゆっくり見たいのでキャベンディッシュ村に2泊することにしました。

 そこでネットやガイドブックをいろいろ探した結果、このB&Bを見つけました。

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 プリンスエドワード島の空港は、島の一番大きな町シャーロットタウンから7kmほどのところにあります。私が目指すキャベンディッシュ村は、空港から約35㎞の島の北側で、空港からの交通機関はタクシーかレンタカーのみ。一人でレンタカーはちょっと不安なので、まずタクシーでキャベンディッシュに向かうことにしました。

 飛行機の便も少ないので、それに合わせてタクシーは待っているとのこと。小さな空港を出てすぐタクシー乗り場も見つかりました。乗り込んだタクシーの運転手は、見たところおじいさん。耳が少し遠いようで、何度も聞き返されたけど、とりあえずキャベンディッシュのグリーンゲイブルズの近くというと、会社に電話をして、料金を確かめてくれて出発しました。

 途中も、がんばって説明もしてくれて、目指すB&Bまで順調に行けたので、カード支払いの時のチップも真ん中の18%を選ぶと、すごく喜んでくれ、チップ込みで103.5カナダドル(約11,100円)をカードで払いました。

この本館意外にも、独立したロッジがあります
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本館入ってすぐの受付
写真は朝食時なので、コーヒーとジュースがセットされています
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ダイニングはあまり広くないので、時間制でした
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毎日ホスト手作りのケーキとマフィンがあります
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一日目はポーチドエッグとソーセージ
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2日目は目玉焼きとハッシュドポテト
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赤毛のアンを感じさせます
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リビングでくつろぐこともできます
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2014年放送の朝ドラ「花子とアン」のポスターが貼ってありました
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 実はここのホストは、カナダ人の男性と日本人女性カップルなのです。美味しいマフィンやケーキは、毎日彼女が焼いてくれます。

可愛いプールもあります
でも最高気温が25度程度なので、私はムリです
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私の部屋は本館にあるのですが、専用の入口がありました
写真の白いフェンスがある1階です
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とても暖かい雰囲気の室内
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 日本人女性がオーナーとはいえ、2日間で日本人は私ともう一人の若い女性だけで、後はすべてカナダ本土から観光に来ているカナダ人でした。一組のカップルと話が弾んだのですが、彼らは毎年ここで休暇を過ごしに来ると言っていました。

 最終日は日系の旅行会社が主催する「赤毛のアン半日ツアー」に参加して、シャーロットタウンまで移動する予定だったので、そのピックアップ時間まで、20分ほどオーナー女性と話をしました。

 このB&Bは5月から10月ごろまでしか開いておらず、雪が降る冬は日本に帰る生活をしておられるそうです。最近の日本の夏を思うと、こんな気持ちのいいところで過ごせるのは、本当に素敵だろうなと思います。

 2泊で税込み356.5カナダドル(39,000円弱)なので、物価の高いカナダでは普通かもしれません。朝食はとても美味しかったし、部屋も本当にリラックスできて、大満足の宿でした。

Cavendish Breeze Inn


赤毛のアンの世界で夢見心地@プリンスエドワード島

 女の子なら誰でも「赤毛のアン」を読んで、その「アンのいる世界」に思いを馳せたことがあるはずです。私もはるか昔、母が買ってくれた「赤毛のアン」を何度も読んで、「パフスリーブのドレス」や「キイチゴのジュース」がどんなものなのか、想像していました。見たことも聞いたこともないもので、本当に文章から想像しながらワクワクしました。

 「赤毛のアン」の本当の題名は「Anne of Green Gables」。アンがマシューとマリラ兄妹に引き取られて暮らした家がGreen Gables。そこは作者モンゴメリーの親戚が所有していた家で、今はカナダの国定史跡となっています。今回、プリンスエドワード島のキャベンディッシュという小さな村に来たのは、ここが赤毛のアンの舞台だからです。

 狭い村の真ん中に、Green Gablesがあります。まずこのインフォーメーションビルがあり、ここでモンゴメリーについての詳しい展示がありました。

 そしてここでラッキーなことがひとつ。本来は大人9ドル、シニア7.5ドルの入場料なのですが、今年6月20日から9月2日までは無料なのです!B&Bのオーナーさんが教えてくださったのですが、カナダ政府は、カナダ人がアメリカへ行かず、カナダ内で旅行するようにと、多くのNational Parkを無料にしたそうです。

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モンゴメリーが実際に使っていたタイプライター
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世界中の翻訳も展示されていて、日本語もありました
1952年出版の村岡花子さん訳です
私も村岡さんの訳で読みました

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さあいよいよGreen Gablesへ

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家の前に、マシューがアンを迎えに行った馬車が!
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 マシューが本当は男の子が欲しいのに、間違いだったと言えず、それを知らないアンが、とてもうれしそうに話し続けるシーンが印象的でした。

今の飾り戸棚にあった時計
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キッチン
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1階にあるマシューの部屋
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2階のマリラの部屋
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このロッキングチェアーに座って
編み物をしているマリラが目に浮かびます

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マリラらしいシンプルな服や鏡台
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家事室 このミシンでマリラがアンの服を作ったんですね
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マリラが作ったシンプルなドレスが飾ってありました
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そしてアンの部屋です!
やはりマリラが作ったシンプルなドレスがおいてあります

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でもドアのところにマシューがこっそり注文してプレゼントしてくれた服が!
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そうこれが、アンが憧れた「パフスリーブのドレス」
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ギルバートの頭をたたいて割れた石板もありました
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 赤毛のアンを読んでいない方には、今回の内容も写真もピンと来ないかもしれませんが、世界中の女の子を虜にしてきた「Anne of Green Gables」の世界の中に入ることができる場所です。私もいつか絶対に行ってみようと思っていました。ひとつ、夢をかなえたという気持ちでいっぱいです。 


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