追跡番号があるので、HPから確認することができる。バンコクからニュージーランドへはあっという間だった。自分のコンドで荷物を預けたのが1月7日、翌日、スワンナプーム空港から中国の広州で積み替えられて、ニュージーランドのオークランドへ送られたようだ。
そして1月11日の早朝にはオークランドに着いている。FedExのHPに出ていた到着予定日は1月14日だった。
しかしそこからが長かった。1月18日に娘から電話があり、送ったものを詳しく教えて欲しいと言ってきた。検疫の部署から電話があったそうだ。本当にこの時はとても後悔したのだが、ユニクロのパーカー2枚だと箱に隙間ができたので、カップヌードルを2個、ふりかけ1袋、タイ料理のスープの素のようなものを1袋突っ込んだ。
そのふりかけとスープの素を英語でIngredients(材料)と書いてしまったのが、問題だったのだ。長女が以前にそう書いて送ったというのを聞いて、そのまま真似をした。カップヌードルは何も聞かれなかったのに、その2袋は何が入っているか詳しく説明しろと言われたそうだ。
タイ料理のスープの素というのは、「パロー」という豚肉と卵の煮物のスープの素。中華系タイ料理で、辛くなくて娘は絶対好きなはず。ふりかけは、一体何のふりかけを入れたのか覚えていなかった。そこで「ゴマ」なら問題ないと思い、そう答えてもらった。オーストラリアとニュージーランドは、肉、卵、乳製品はかなり厳しくて、昔、日本から送ってもらった荷物から「のりたま」が没収されたことがある。
娘が電話で説明すると、「食品局?に確認してOKなら、すぐ送るわね」と気楽に返事されたそうだ。だから私たちは、2月の娘の誕生日までに届くと思っていた。しかし、実際荷物がその場所を出たのは、2月28日!1ヶ月以上も、留め置かれたことになる。
費用は日本のクレジットカードを使ったのだが、1月26日にしっかり引き落とされた。でも実際には1205.6バーツ(4274円)で、言われた金額より安かった。
そして今日の午後、娘から届いたとラインが入った。今朝の8時台の飛行機に乗せられ、ちょうど12時ごろ娘の元に届いたようだ。娘は出かけていて、家に戻ると玄関に置いてあったそうだ(サインもいらないのか!?)
この2ヶ月間、私はほぼ毎日FedExのHPから追跡番号の確認をして、全然変わらない画面にため息をついた。でもようやく肩のにが降りた気分だ。半月以上遅れてしまったが、娘に誕生日プレゼントが届いてほっとしている。
これはFedExのせいではない。ニュージーランドの手続きがあまりに遅いせいだ。ただ娘に言わせると、以前、通販で買って海外から送られてくる品物も2ヶ月かかったそうだ。コロナに厳しくなりすぎて、全てのものに隔離期間(?)を置いているんじゃないかとさえ思う。
とにかく私にとって今年一番嬉しいニュースとなった。まあこんなことで大喜びできるだけ、苦労なく毎日を送っている証拠かなあ。

肺がんランキング

にほんブログ村